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第2回研修事業レポート(2007/12/08)


ビジネスプランコンテスト“プレゼン龍(ドラゴン)”

日 時 : 平成19年 12月8日(土) 13:00〜17:00
場 所 : 龍谷大学 深草キャンパス

去る12月8日に龍谷大学で実施された「プレゼン龍(ドラゴン)」に参加しました。
プレゼン龍とは、大学生が一人から数人でチームを組んで、ビジネスプランを競うコンテストであり、当日は予選を勝ち抜いてきた8チームがプレゼンテーションを行い、グランプリを競い合いました。


京信JOCからは松田代表幹事をはじめ5名の役員が特別審査員として、その他メンバーも審査員として多数参加しました。なお京信JOCからは、JOC賞として一般審査とは違い、JOCメンバーのみが投票した中で高得点のチームに贈られる賞を提供させて頂きました。
さすがに予選を勝ち抜いてきたチームだけにあって、経営理念やビジネスプランがしっかりされているチームもあり、完成度の高さを実感しました。すでにWebで商売をしている学生さんもいて、改めてネットの力を感じると同時に、ビジネスへの参入障壁が低くなっている事を実感しました。


結果は、一般参加者から当選されたグランプリと京信JOCメンバーから選出されたJOC賞そしてその他団体から選出され優秀賞を総取りしたチーム「轍」でありました。
チーム「轍」のビジネスプランは、「青春60切符」と言うもので、簡単に説明すると団塊Jr(プレゼンターと呼ぶ)がギフト券を購入して、退職してこれから第二の人生を楽しむ団塊世代の父母(レシーバーと呼ぶ)にプレゼントをするものです。ギフト券の内容は、旅行や趣味の体験ツアーなどであります。レシーバーはそのギフト券でサービスを受けるわけですが、その後のフォローもしっかりサポートしていきます。
私が面白く感じたのは、ターゲットは団塊の世代ですが、最初の切り口がその子息で有る所で、資金力の少ない子息はギフト券をプレゼントする事で親孝行ができ、そのギフト券を使った父母へはその後のサービスを提供して行き、最終的には退職金が入った富裕層を掴むところです。またこれはひょっとすると、最近話題になっている熟年離婚も防げるかもしれませんね。


今回「プレゼン龍」に参加して、アイデアとは決して難しいものではなく、沢山の事柄に興味を示し、埋もれている中から気付くか、と言う事を改めて実感しました。私も若者の感性に負けないように、自分自身の感性を磨いていかなければならないと思いました。



以上
研修委員 木谷 健一郎

京都信用金庫

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