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30周年に相応しいお酒と考え鏡割りでは・・・では、酒米を会員が田植えから収穫まで携われる企画をと齊藤酒造(株)の齊藤社長様から聞き、今期のテーマにも沿った事業が行えると考え『SAKEづくり30』と題し事業を決定した。 『SAKEづくり30』では京都府下だけで作られている酒造好適米の【祝】で最高の記念酒を嵯峨の歴史的特別保存地区にて酒作りの会の方々と一緒に酒米作りからスタートした。
酒米作りでは普段の生活では味わうことが出来ないイベント開催があり、今までにない家族参加型の事業とし家族間交流の繋がりも持て連帯感と達成感を目的とした事業を考案。

6月の田植えに始まり成長した苗をすずめやカラスから守るため、8月には炎天下の中会員家族15組による力作揃いの素晴らしいかかしが完成。 秋には成長した稲を鎌で収穫予定でしたが前日の雨から中止となり、良好な状態のタイミングを逃すわけには行かず、後日酒作りの会の方により収穫されました。

無事収穫を終えた酒米は精米されいよいよ最終段階へ・・

新年を迎え最初の事業で『SAKEづくり30』の最終章 酒蔵見学・記念酒試飲会を開催し普段では見ることの出来ない酒蔵見学と、絞りたての記念酒の試飲が出来るとあり、たくさんの会員と家族に参加いただけました。

経験豊富な杜氏(トウジ)さんによる品温の管理と腕により純米大吟醸酒の味に絶賛し、約半年かけて会員が携わり思いがこもったお酒は最高の記念酒となり達成感を分かちあいました。
今回、残念ながらご参加いただけなかった会員さんには記念事業にて、是非味わっていいただきたいと思います。記念事業会場でお待ちしております。

この事業で得た様々な経験と人との繋がりは、これから一つの目標に向かって会員が協力し合える、今後のJOC継続・発展し続けるのに必要だと確信しました。

SAKEづくり30が何年後も語られる事業として大成功したと自負しております。
最後になりましたが、当事業に多大なご協力とご理解をいただいた方々、委員会一同感謝しております。誠にありがとうございました。




【参加人数】
田植え:30名 かかし祭り:54名 稲刈り:62名(雨天中止)
酒蔵見学・記念酒試飲会:80名

特別事業委員長 長野 泰英