【事業報告】令和元年度第2回リーダーシップ研修事業
【事業名】
令和元年度第2回リーダーシップ研修事業
「歴史からの探究。偉人たちのリーダーシップスタイルとは?」
【日時】
令和元年10月16日(水)18:00~21:00
【場所】
グランヴィア京都ホテル5階「古今の間」
先日、第2回リーダーシップ研修事業がグランヴィア京都ホテルで開催されました。
まずは早川代表によるご挨拶
早川代表からは「第1回の事業では最新のティール組織を交えた研修。今回は逆に歴史からの探究ということで、前回と今回では両極端なテーマなので非常に楽しみにしています」とご挨拶頂きました。
続いて辻委員長による趣旨説明
辻委員長からは今回の研修は「2部制であること」、「今回学ぶ歴史の偉人は6人であること」、「最終ゴールはレーダー図の完成」ということが伝えられました。
また、今回の研修で学ぶ歴史の偉人6人のうち3人は、前回の研修時にメンチメーターを使った
「あなたが思うリーダーシップと聞いて思い浮かぶ有名人は?」の質問で多数の方が答えていた
「坂本龍馬」、「吉田松陰」、「織田信長」であるということでした。
司会は坂田委員(壬生)。アドリブの聞いた和やかかつ頼もしい司会でした。
そして第1部の講師は河合敦先生。河合先生は歴史作家、歴史研究家として多数の著書を出されており、人気番組「世界一受けたい授業」などメディアでも大変活躍されています。
分かりにくい歴史を楽しく伝えることをモットーとされています。
河合先生からは、「吉田松陰」、「坂本龍馬」、「岩崎弥太郎」の3名の偉人についてそれぞれ
のリーダーシップエピソードを交えながらお話頂きました。
その後休憩をはさみ第2部へ。
第2部ではまず、リーダーシップ研修委員会のメンバーから残りの3人の偉人のエピソードについて
それぞれ説明がありました。
山本委員(嵯峨支店長)からは「渋沢栄一」のお話
大久保委員(本店)からは「山岡鉄舟」
林委員(大津)からは「織田信長」
これで歴史の偉人6人すべてのお話が終わりました。
そしてここからは学んだ6人の偉人と、冒頭の趣旨説明であったレーダー図がどう繋がるのかを
ワークショップ担当の三上委員(東九)より説明がありました。
三上委員より「6人の偉人とレーダー図を繋げるカギとなる本があります!」
と紹介されたのが「EQリーダーシップ」という世界的ベストセラーの書籍。
本によると、優れたリーダーは人の心を動かすとあり、さらに人の心を動かすにはEQ「心の知能指数」が必要だとされています。
EQとは、「自分の感情をコントロールし、周りの人にやる気を出させるなどのよい影響を与えることのできる能力」をいいます。
「EQを高めることで感情レベルに働きかけ、優れたリーダーシップを発揮する事ができる」と言われています。そして、この本の中では、リーダーシップのスタイルについて、6つのスタイルがあるとされています。
そして、その6つのスタイルをそれぞれの偉人たちに当てはめてみると…
ここで大事なことはどのスタイルが優れているかというわけではなく、6つのスタイルを状況によって使い分けることができることが大切ということでした。
そして実際のワークショップでは自分がどのスタイルが得意、不得意なのかを点数化して
現実と理想を点数化してもらいました。
皆さん、それぞれでスタイルの違いがあり、ワークショップでの意見交換も盛り上がりました。
ちなみにこちらが参加者全員のレーダー図の平均
ワークショップではそれぞれが作成したレーダー図をスマホを使ってデータ化するワークもありました。このデータは次回以降の研修事業でも参考にしたり、実際にデータを使用してグループ分けなどもする予定になっています。
最後にアンケートをスマホで入力してもらい、司会の坂田委員による閉会宣言で全ての研修が終了となりました。
今回の研修では、歴史に学ぶだけではなく、EQリーダーシップという考え方をミックスした研修ということで、委員会メンバー自身も準備は大変でしたが、皆さん自身のリーダーシップスタイルの探究に少しでもお役に立つことができていれば幸いです。
ご参加頂いた皆様、撮影をいつもして頂く広報委員会の皆様、幹事団の皆様、本当にありがとうございました。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。