テーマ:「自分が変われば、相手も変わる」は本当か?
日時:7月12日(火曜) 18:30〜21:00
場所:リーガロイヤルホテル
参加者:山崎 順平(本店部会)、藤原 壮督(同部会長)、蒔田 良夫、今村 晴行、辻田 孝、向濱 隆之、阪田洋之(吉祥院支店) 計7名
(概要)
相手に自分の意見や意思を理解してもらおうとする前に、自分から先に変わって行くとだんだん相手も変わり、自分の意見や意思が理解され、良い方向に進んでいくというのがありますが、本当に変わっていくのかという事を、身の回りの方に試し、実際どのように変わったかについて、参加者同士で意見交換を行うというもの。ちなみに、お試し期間は、本例会前の1ヶ月半です。
(意見交換)
・ 喫煙を辞めた場合の周りの反応。
→周りの方は、タバコをあまり吸わなくなる。
・ 会社に早く行って、掃除をする。
→社員の方も掃除をするようになった。
・ 早起きを始めた場合の奥さん(子育てに忙しい)の反応。
→あまり、怒らなくなった。
・ 今まで叱ってばかりいた部下を、叱らないようにした。
→叱られなくなったということに、本人が全く気づかないので、全く変わらなかった。
(気付き)相手が、自分の変化をわからないと、もちろん変化はありません。
・ 今まで、殆ど話さなかった部下と話すようにした。
→意思の疎通がうまくいって、仕事がスムーズに流れるようになった。
(勉強)
「人を育てるには、任せること」について、テキストを使って、「見込み違い症候群」、「支持あいまい症候群」、「放ったらかし症候群」、「無責任症候群」のそれぞれの、任せ方についての問題点について、勉強致しました。
(まとめ)
本例会を通じて、「自分の変化を相手に伝える事の大事さ」について、痛感致しました。今まで、できの悪い部下を見ても責めることしか考えず、一向に進歩のない部下を見て、「お前なんか、やめてしまえばいい」と思っていました。しかし、その考えは、この例会を通じて、間違えだと判りました。相手を変えたければ、まず自分が変わらなければいけないという事を、身をもって痛感致しました。それは、対人に対しても、対会社に対しても言える事です。最後に、私の好きな言葉に、「自分と未来は変えられるが、過去と他人は変えられない」という言葉があります。この言葉について、再認識する事ができた例会でした。
(吉祥院部会 向濱 隆之)
研修に参加して、皆さんの意見を聞かせて頂いた中で、自分の考え方・行動を変えることによって相手が変わった場合、変わらなかった場合の両方の意見があり、伝える事の難しさを改めて感じました。
ただ相手が変わったと云う場合においては、両者のお互いに対する意識の高さがあってはじめて自分の意思が伝わったのではないかと思います。
今回の研修は興味深いテーマがあり実際の成功例・失敗例は自分が仕事をしていく上でも大変参考になりました。
(吉祥院支店・阪田洋之)
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