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実務研修委員会 第2回事業「実務研修塾 その弐」
11.09.22

日時:平成23年9月15日(木)18:30〜21:00
講師:株式会社ナスカ CEO/代表取締役社長 井上昌宏先生
場所:京信ホール3F
担当:実務研修委員会
動員数:JOCメンバー 90名、金庫職員様28名 計118名
記録・撮影:情報委員会

さて、実務研修塾 第2弾は今、世界を席巻しているSNS「Facebook」に焦点をあて「ソーシャルネットワークがもたらすビジネスの可能性」というテーマで株式会社ナスカ 代表取締役社長 井上昌宏氏にご講演をいただきました。



まず開会にあたり、司会の吉川尚孝委員の講師紹介、池上 正 代表幹事の挨拶、河原崎委員長の趣旨説明が行われ、コミュニケーションツールであるFacebookを知り、創意工夫を重ねビジネスに活用するヒントを掴んで欲しいとお話しいただきました。

ご登壇いただき、
まず始めにFacebookの現状についてお話しいただきました。



Facebookは今や世界の7億5,000万人の方が利用するソーシャルネットワークの代表格=メインストリート的存在になっていること。日本はまだまだFacebook途上であるが約500万人の方が利用していること。また、ネットの滞在時間においても検索サイト大手のYahoo!やGoogleを抜いて、急激な広まりを見せていることなどをご説明いただき、

では、今なぜFacebookなのか?という誰もが興味をもっている疑問についてお答えいただきました。

大きな要因としては、この情報が溢れかえっている現代において、人は何を信じ行動するのかということ。これまではマスメディアが情報を独占・コントロールし、私たちはその情報の消費者であったが、ソーシャルネットワークが普及し、私たちは情報の消費者から生産者になった。こんなデータを紹介していただきました。商品を購入するにあたり何にもっとも影響されたかというアンケートです。1位は友人の推薦です。しかも、9割を占めているのです。2位に商品レビュー、3位にブランドサイトと続きます。このアンケートからもわかるように実際に商品を使用した消費者が発信する情報がもっとも信頼性が高く有意義な情報なのです。しかも、Facebookは完全実名主義ですので、他のSNSに比べ、自身の発言に責任をもたなければならないということが、より信頼性を高める要因になったということです。



2つめは、「いいね!」ボタンの出現です。
誰もが簡単にワンクリックするだけで、企業の「ファン」になれる。自分のニュースフィードにいいね!ボタンを押したファンページの情報がどんどん流れていきます。これはSEOの基本である「相互リンク」と同じ役割を担います。Facebookページが活性化すればするほど検索に有利なサイトに成長すると教えていただきました。

これらの理由から、今後Facebookが普及すればするほどFacebook(ファン)ページのもつ可能性は大きくなり、リアルビジネスにしっかりと結びついたファンとのコミュニケーションが実現するだろうとお話いただきました。

既に様々な企業がFacebookページを作成しており、その中から特徴的なページ、ファン獲得に向け趣向を凝らしているページを紹介いただきました。
・ スルガ銀行
・ 無印良品
・ ユニクロ
・ ローソン
・ フォレスト出版
・ 兄貴丸尾
・ 節電大作戦
・ クラウダ
・ 東京一番ハンバーグ
・ レノボジャパン



井上氏曰く「まずは同業の研究をすること」が大切で、これからFacebookを始めても全く遅くないと強くおっしゃっていただきました。

以上のように、
Facebookがもたらすビジネスの可能性について様々事例を交えてご講演いただき、まだアカウントを持っていない初心者の方にもわかりやすく、直ぐにでも始めたくなるようなお話しをしていただきました。

実務研修委員会 第1回事業「実務研修塾 その壱」
writer:辻本 大和 11.06.20

事業名:「実務研修塾 その壱 ビジネスコミュニケーション研修」

日時:平成23年6月18日(土) 13:00~17:00

講師:金井 啓(かない けい)先生

場所:キャンパスプラザ京都

 

担当:実務研修委員会

          河原崎善成 委員長 加藤典義 副委員長 須田真通 副委員長
          
    安藤秀基 委員 窪田光宏 委員 篠原嘉孝 委員 高橋平 委員
    
    谷口貴彦 委員 中西良仁 委員 松田有司 委員 遊免治仁 委員
    
    吉川尚孝 委員 川井宏司(京信)


動員数:137名(JOC会員 46名・会員企業社員 54人・金庫職員 37名)


記録:メンバーサポート委員会  写真:情報委員会

 


「実務研修塾」と銘打った実務研修委員会事業。
第1回は平成23年6月18日、キャンパスプラザ京都において講師に金井 啓氏をお招きして開催されました。

 

「ビジネスコミュニケーション研修」というテーマのもと、
JOC会員の他に会員企業の社員さま、京都信用金庫職員さまにもご参加いただきました。

 

 

「コミュニケーション」というテーマを反映して座席は全員くじ引きにて決定するというユニークな形式です。
会場内が独特の緊張した空気感に包まれるなか、
安藤秀基 委員(河原町部会)の司会により定刻通り開会。


池上代表幹事の挨拶。


 

河原崎委員長の挨拶。


そして、金井 啓 先生を参加者全員の大拍手でお迎えして研修が始まります。

 

 

 

【「分かっている・知っている」から「できる」にする】を目的として
パーソナルワークとグループワークを交えて学ぶ4時間です。

 

 

 

 


ビジネスコミュニケーションにおいて最も重要なことは
「相手の立場に立つこと」

それをベースとして、
「ビジネスマナー」「観る姿勢」「聴く姿勢」「話す姿勢」と四つの課題について
学びます。


なかでもグループワーク「ブラインドウォーク」は
相手の立場に立つことの難しさ、
頭の中で理解していることを行動に繋げることの難しさを実践を通じて体感します。

 

 

 

そして、何事も基本・意義・意味を理解したうえで「気持ちを込めて行動する」ことの大切さに気づかせて頂きました。

 

研修が始まる際に金井先生は「4時間という短い時間」と仰いましたが、
ホントウにあっと言う間に時間が過ぎて充実かつ愉しい研修会となりました。


時間を惜しみながら研修を終え、
伊谷副代表幹事の挨拶で「実務研修塾 その壱」を終了いたしました。

 

また、最後になりましたが、当研修会において
京都信用金庫後援の「京都流議定書2011」の案内もさせていただきました。
http://kyotostyle.jp


第16期の経営力向上委員会事業でお世話になった講師の方々も講演されます。
こちらも機会がございましたら是非ご参加下さい。
 

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