仕事で移動の際に、よく利用する抜け道があります。
その道路に面する御飯屋さんが改装工事をしていたのですが、昨日掛けられた新しい看板は別の会社のモノでした。
十数年前、JOCの先輩に連れられて初めてその店に訪れました。
非常に人気で地元では有名でした。 先輩に社長を紹介して貰って、経営哲学を聴いたのを昨日の様に覚えています。
『勝負は勝てる時に勝てるだけ勝たなくてはならない。負け始めると何をしても取り返せない。負け始めたら負けを受け入れるしかない。』
元ボクサーの社長らしい経営哲学でしたが、僕には素直に聞き入れることが出来ませんでした。当時、ウチの会社は経営難で、建て直す事に必死で日々仕事をしていましたから。
翌日、委員会のMLに「本当にそうなんでしょうか?」と尋ねたところ、委員長からこんなコメントを頂きました。
『世の中、仕事できる人・できない人。
勉強できる人・できない人。
スポーツできる人・できない人・・・。
いろんな人が居るけど、実は人間の能力に差はない。
あるのは、その物事に対する時のテンションの高さの差だけ。
何かを成し遂げ様と思うなら、自分のテンションを高く保つことだけに集中しなさい。』
この言葉を聞き、胸のつかえが一気に取れたのを覚えています。
目に見えた形で資産計上することは出来ませんが、JOCで出会った仲間は僕の人生の貴重な資産に違いありません。
出会いの機会を下さった京都信用金庫さまや今まで関わった全ての方に感謝すると共に、これからも宜しくお願い致します。
てな話を今日の広報活性化会議の冒頭で話しました
ご参加頂きました皆様、ご苦労様でした
まごめ