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2022.11.23
☆今回は株式会社信栄テクノス統括部でリーダーをされている木村尚史様にスポットライトを当てさせていただきました。
「プロフィール」
木村 尚史 きむら なおふみ
1994年11月4日生まれ
AB型
京都府宇治市出身
趣味:ゴルフ(最近始めました)
「企業情報」
社名:株式会社 信栄テクノス
企業ホームページ:http://www.shynos.co.jp/
所在地:京都府宇治市槇島町十一126番地ノ11
〈ナナハグループ〉
株式会社ジャパンナヴィゲイト(派遣)
株式会社ナナハネクサス(業務請負)
株式会社白馬製作所(精密金属プレス加工)
株式会社市民サポートセンター明石(福祉・保育)
株式会社七葉(電池パック工房)
今回はインタビューを受けていただきありがとうございます。
今回は木村さんについて色々と教えていただきたいのでよろしくお願いいたします。
Q.まず始めに木村さんの生い立ちについて教えてください。
はい、大した学歴もないのでお恥ずかしいのですが(笑)、小学校は宇治の小学校に通い、中学は木幡に通っていました。
高校は東山高校に通いサッカーに没頭していましたね!
このサッカーについては少し自慢でして小学校3年生から高校3年生までやっていました。
高校では京都大会で3大会中2大会優勝!
準優勝1回とチームは素晴らしい成績を収めました。僕自身はかなり下手くそでしたけどね(笑)その分周りのみんなが上手かったので便乗して良い経験をさせてもらいました。
Aチームにいましたが、途中出場かベンチがほとんどでしたけどね(笑)悔しい経験もしましたが、それが仕事にも活かされているのかなと思います。
それくらいサッカーには熱中していました!
Q.良い経験をされていたんですね!
熱中していたからこそ良い学びになったんですね。
次の質問ですが、休日はどのように過ごされていますか?
そうですね~、子どもと遊んだり、あと買い物に行ったりして一日が終わりますね(笑)
あと恐縮ですが、今家を建てていて、その打ち合わせですかね最近は。
最近ゴルフを始めたのでたまにゴルフをするくらいです。
ストレスを溜めないように大好きなお酒を飲んだりYouTubeを見たりしてストレスを解消しています。
Q.お子さんがおられるとの事でしたが、奥様との馴れ初めを教えてください(笑)
はい(笑)先ほどの生い立ちの続きになるのですが、サッカーばかりしていたので先のことを何も考えていませんでした(笑)
とりあえず社会人になるまでの考える猶予期間として大阪産業大学に進学しました。
当時はイベント会社の派遣のアルバイトをして仕事を学んでいました。
頭より体を使う方が得意だったのでそんな体を使う仕事ばかりしていましたね(笑)
その時から頭の片隅には家業を継ぐことも考えていたので甘えている部分もありました。
ただ、海外に行きたい思いがあったので大学3回生までで単位を取り、4回生の時にニュージーランドに留学しました。
その留学先の語学学校で出会ったのが今の奥さんです(笑)
結局言葉も覚える前に婚活をしにニュージーランドにいった形になってしまいましたね(笑)
帰国して結婚をして生活していくお金もなく、父親に頭を下げてこの信栄テクノスに入社しました。
それが入社のきっかけにもなりました。
Q.(笑)素晴らしい馴れ初めですね。
次はお仕事について質問させていただきますね。
事業を行う上で一番難しく感じていることは何ですか?
今一番難しく感じているのが、自分の思いを社員さんに伝えることに苦労しています。
優しく言いすぎて伝わらなかったり、きつく言い過ぎて距離があいたり。。。。。
まさに今その壁にあたっています。
それについては話す相手も十人十色で色々な性格の方もおられますし、時と場合にもよるので、日々勉強だと思い学んでいっています。
Q.人間関係は日々勉強ですよね。
では逆に仕事で一番楽しい瞬間は何ですか?
それは「さすが信栄さんやな!」って言ってもらえた時ですね!
厳しい納期に間に合わせたりした時にその言葉をいただいたり、良い品質の商品を納めた時に言っていただくとこの仕事をしていて良かったと誇りを持てます!!
Q.それはかなり仕事のやりがいにつながりますね!
社員さんと共有することで社内全体の士気があがりそうですね!
Q.続きまして業界の今までとこれからはどう思いますか?
現在主に携わっているのが道路表示板の組立てです。
高速道路や一般道路にある電光掲示板みたいなあれです。
インフラに関わる物なので今後無くなることはないと思っていますが、今懸念しているのが価格競争に巻き込まれないかが不安材料です。
その為にも納期や品質、対応等の自社の価値を上げていくことが課題となっていきますねこれからは。
「信栄テクノスさんじゃないとダメ」、「信栄テクノスさんに頼みたい」と言われるような会社にしてかないといけないです。
Q.【価値】は生き残っていくためには大事ですね。
ナナハグループさんは同族経営ではないとお聞きしましたが、同族経営ではない場合お互いにメリットがないと成り立たない難しい関係ですが、うまく回っている秘訣は何でしょうか?
お互いのメリットとしては細かい部分で色々ありますが、一つはもし社員さんがこの会社、業種が合わなくて辞めることになってもグループ内の違う会社に入社することで活躍の場を複数用意できているところです。
もう一つはリスクを分散する意味もありますね。
一つの業種が何かの影響で一時的に衰退しても、他の業種で補う形をとることでグループ内の会社を守ることができます。
あとは異業種の情報が入ってくることですね。これも大きなメリットとなります。
Q.今後木村さんがこのナナハグループを引継ぎ、引っ張て行く予定だと思いますが、それについてはどう感じていますか?
またそれにあたり気を付けておられることはありますか?
そうですね、跡継ぎの事を考えると正直後ずさりしてしまいます(笑)
気を付けている事と言うか今後やっていかないといけないのが、色々な現場に入って経験しておくことです。
それをしておかないとグループの上に立つ時に話が通じなくなります。
今でも全然わかっていませんし、それが一番怖いと思っています。もう経験を積んでいくしかないですね。
でもまぁなんとかなると思っています(笑)
あと社内で「今年資格を取る」と約束したので今更ですがやっと動き出しました。(笑)
ITサポートって言う資格ですがこの資格はどの業種にも活用できるITの基礎知識を学んだ証となるものです。
勉強している中でITだけではなく、会社とは、等の勉強もあるので複合的な勉強になります。あまり詳しくはわかりませんが(笑)
Q.さすがこんなに大きなグループの跡継ぎともなるとプレッシャーも大きく色々考えないといけないんですね。
話が飛躍しますが、人生で心がけている事はありますか?
信栄テクノスは元々お風呂で使う桶を作る会社でした。
それから電池の箱を作るようになったんです。
当時は樹脂製品が安定していなくて木製の箱が重宝されていたと聞いています。
そこから電気関係の仕事に変わっていったみたいです。
今年で創業66年ですが、2代目の自分の祖父の代で会社が潰れかけていたと聞きました。
当時子どもだった自分は知りませんでしたが、父親が継いだ時には従業員さんを解雇するところからのスタートだったみたいです。
会社を立て直してくれた父親には感謝しています。
そんな中、正直恵まれた環境で育ててもらったのでその環境は普通じゃないと戒めとして持っています。
あと心がけていることは、自分の価値観を人に押し付けないことです!
Q.素晴らしい!木村さんが継がれるときには100周年を迎えますね。
そのパーティーには是非呼んでくださいね!
最後に5年後の自分に言っておきたい事とJOCに入って学びたい事、伝えたい事をお願いします!
5年後の自分に言っておきたいのは、まず地に足をついていますか?と聞きたいです(笑)
あと「ちゃんと先のこと考えとけよ」と言っておきたいですね(笑)
JOCに入って学びたい事ですが、人とのつながりを多くもっていきたいです。
あとはコミュニケーション能力を鍛えていきたいです!!
皆さん、JOCでお世話になりますのでこれからもよろしくお願いいたします!!!
●お忙しい中木村尚史様ありがとうございました!
少し照れ屋でまじめで純粋な木村さんなら素晴らしい跡継ぎになられると思います。
これからも様々な場でのご活躍に期待しております!!!
記事編集:スポットライト委員会 山下裕之
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。