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2022.02.23

コロナ禍で売上アップできた秘密

このコロナの中 事業の中心であるタクシー事業は私のイメージではとても苦しい状態であろうと思っていたのですが、コロナを逆にチャンスに変え事業を成長させている株式会社キャビックの常務取締役の兼元 敬洋さんにお話しをお聞かせいただきました。

 

私との出会いは約3年ほど前でした。共通のJOC会員さんの紹介で何度かお食事をさせていただきました。それからコロナもあり、2年ほどお会いしていなかったのですが、今回久しぶりにお会いさせていただき、兼元さんがまとっているオーラが3年前と全く違う雰囲気を醸し出されていました。

 

そのオーラはどこから来たのか今回取材させていただき、とても納得しました。

 

今回はこの数年で兼元さんが経験された事を中心に記事にさせていただけたらと思います。

 

事業内容

株式会社 キャビックさんは京都の方でしたらご存知のタクシーのキャビックが一番有名でないでしょうか?一度はご利用されたことがあるのではないでしょうか?

実はタクシーで有名なキャビックさんなのですがその他にも福祉事業 ケア・移動事業

旅行事業 送迎委託サービス 保育事業と様々な事業をされています。

 

事業の理念である キャビックの強みである「移動」・「介護」・「環境」を有機的に提供し、地域社会で必要とされる企業を目指します。とあるようにタクシー事業と福祉介護事業の両方を本格的に展開する、全国でも珍しい会社です。その事業コンセプトは「移動」×「ケア」。移動分野の中核をなすタクシー事業と、ケア分野の中核をなす福祉介護事業の2つを主軸に、両分野で培ったノウハウを融合し、「移動」×「ケア」分野でさまざまな独自サービスを展開されております。

 

詳しくはHPをご覧ください

https://www.cabik.co.jp/

この数年で兼元さんになにがあったのか?

先程もふれさせていただいたのですが、数年お会いしていない間にわかりやすくいうと、「めっちゃ素敵な男になっている」「なんかキラキラしてる」と思ったのが今回お会いさせていただいた第一印象でした。

 

なぜそうなったか 取材をしているととてもわかりました。

 

なぜそう思えたかといいますと、圧倒的な実績に基づく「自信」が兼元さんを素敵な男に仕上げていました。

 

1 長期的に考えていたビジネス

キャビクに入社したのは10年前でその当時から、会社の中心であるタクシー事業や介護事業がある一定の売上・利益から伸び悩むとイメージされていた兼元さんは一つの事業をほぼ一人から始められました。

 

その事業が送迎委託サービスでした。

 

どのような事業かといいますと、幼稚園や学校など含めマイクロバスなどで送迎されているのですが、それを各事業所から委託しキャビックさんが運転手さん 運行計画などをアウトソーシングされるという事業です。もともと需要がある業態で兼元さん自信が営業活動などを行い少しずつ売上を伸ばされていっていたようです。

 

既存のタクシー事業は利益率が低く タクシーの台数も決まりがあり勝手にどんどん増やせない事や設備(車)も高いというのもあり、今後伸びていくには難しい部分が多いと思われており、その他介護事業も施設を増やすにはかなり大きなリスクも伴うと思われており、送迎委託サービスに力を入れておられたようです。

2 コロナでピンチ

事業の基本軸であるタクシー事業がコロナにより観光客の減少・飲食店の休業などコロナの煽りを直撃でうけ売上は減少して行きます。

コロナの前から比べると約5割ほど売上は減少したようです。

3 コロナでチャンス

コロナによって売上が減少しているメインの事業を補填するため買い物の代行・BBQタクシーや空港 球場直行便などの新しいサービスも展開されていきます。

 

ある一定の売上はあるものの 今までの事業売上を補填するまでは難しいなか 一つの事業が売上を上げていきます。それが兼元さんがずっと取り組まれていた送迎委託サービスです。

売上が伸びていく要因

1・コロナによって自社でドライバーを雇っていた事業者が、コロナに感染された場合含め代わりのドライバーの手配などのリスクがあることに気づき送迎をアウトソーシングしだした。

 

2・ソーシャルディスタンスの観点から、バスに載せれる人数がわかりやすく半分になりその分バスを多く運行させる必要があった。

 

とおおよそこの2つの要因から売上・利益ともに伸びていかれました。

 

しかし私はお話を聞いているともちろんこのコロナで伸びているのですが、この10年間積み上げて来られたものが カタチになったのだとおもいました。

先を見据えてされていたこと

1・従業員さんを大切に強固なチームを長い年月をかけて作っていた事

 

従業員さんととても強いチームを作られていると思いました。

普段からコミュニケーションを取られ未来へのすすむ道も相当話されてきたようです。

月に数回はお食事しながら、未来への目標含め意見の交換を積極的にされています。

とても信頼される仲間とお仕事されているのがひしひしと伝わってきました。

 

この信頼関係のもと このコロナで数週間で一気にバスの台数を増やすというミッションに、おのおのポジションの従業員さんがそれぞれ的確にお仕事をされ、クライアントの信用を勝ち取り更に事業の拡大をイメージされたようです。

 

2・採用を中心においたHPによるPR活動

 

事業の中心はやはり働いていただいている人とおっしゃる兼元さんですので、HPによるPR方法も的確で、3年ほど前にHPを大リニューアルされたようなんですが、そのコンセプトがキャビックっていう会社をよりわかってもらい、幅広く素敵な人材を集めるために制作されたようです。

 

そのコンセプトに合わせ、内容も本当にまとまっており、従業員さんの顔が見え、こんな会社で働きたいと思うとても素敵なHPになっています。

先程のコロナでのチャンスで大量に人材を確保することもこのような下準備がきちっとできているためうまくいったのだと思いました。

 

このように短期 中期 長期 長長期で事業イメージを持たれている兼元さんに将来の目標をお聞きしました。

将来の目標

兼元さん

「詳しくは言えないですが、あることをして事業をどんどん拡大させようと思っています。

今は京都中心ですが、長期的に全国でキャビックの事業を展開したいと思っています。

そのために社内の人材含めチームワークとスキルのアップして行きたいです」

 

ここには詳しくは載せれないのですが、きっと兼元さん全国にサービスを展開させるんやろうなーと私が聞いていてもワクワクするようなスキームをお持ちで、数年後にはきっと忙しくて会えないくらいな人になるんやろなーーーと思いました。

 

余談ですが短期的に数億円規模の商談が迫っていて、早くその商談が終わったらなーーとおっしゃっていました!笑 数億の商談は単純にすごいですよね

 

 

そんなこんなで1時間といいながら2時間もお時間いただきいろいろお話しを聞かせていただき、ありがとうございました。

 

最後にJOCには18期に入会されていて一度退会されて22期に戻ってこられたのですが、いろいろな経営者とお話しして更に自分を成長させていとおしゃっていました。

 

後記

 

初めてお会いさせていただいて数年でこんなに素敵な人いや男になっている兼元さんにとても刺激を受けさせていただきました。

単純にかっこいいなーーと

 

今後JOC活動も積極的にされるみたいですので、お会いされた方はぜひ話かけてみてください!

 

プロフィール

お名前 兼元 敬洋

 

部会  本店部会

 

会社 株式会社 キャビック

 

HP https://www.cabik.co.jp/

 

記事作成 スポットライト委員会 河原町部会 林 明

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。