Blog
ブログ
2022.10.26
スポットライト委員会 桂田です。
今回の会員紹介はこの方。
本店部会 清水宏輔さん
株式会社Casie 取締役
22期後期入会ほやほやの清水さん。
絵画作品のサブスクサービスを運営されています。
現在約1,200名のアーティストから約13,000点の絵画を預かり、
希望の作品を個人宅やオフィス、ホテルなどに定額制で飾られています。
月額制ですので購入するより気軽にアートを楽しめるサービスです。
気に入れば作品を購入する事も可能です。
偶然ながら私の会社でもこのサービスを導入してCasieさんから絵を借りてオフィスで何点も飾っているんです。
一部こちら↓
これは女性アーティストの吉田絵美さんの作品です。とても気に入っています。
絵があるだけで空間が明るくなります。
アートの沢山並ぶオフィスにお邪魔してお話してきました。
↑約13000点の絵画を保管されています
↑アートだらけのおしゃれな応接室・・・
プロフィール
1987年1月18日生まれ 35歳
岐阜県中津川市出身
大学から京都へ 同志社大学卒業
幼少期から中学まで空手(黒帯)
中学・高校とバスケに打ち込む
【大学卒業後~】
経営コンサルティング会社に就職
Casie現代表取締役藤本さんと出会う
魅力的な経営者の方々に影響され、起業を目指して退職
【26歳頃~】
当時顧客だった経営者から
カンボジアでのリサイクル業が発展している事を聞き
カンボジアでの起業を決意
店舗型のリユース事業を立ち上げ、3店舗以上拡大
家庭の都合でカンボジアを離れるタイミングで事業の売却・撤退
【30歳頃~】
現代表取締役 藤本氏とCasieを共同創業し取締役に就任
二人でなにかを起業しようとしていたんです。
当時、こんな事したいんだけどって藤本氏から持ち掛けられた際は
まずめちゃくちゃ難易度高そう、って思いました(笑)
だからこそ出来たらすごいなって。
誰にでも出来そうな事より、成功のイメージがはっきり見えない方がわくわくしたんです。
で、一緒にやろうって決めました。
そのやると決めたことを今も続けているという状態です。
【起業当時】
芸大卒でも関係者でもない二人が始めてしまって・・
で、誰が絵持ってるん?てレベルでした(笑)
当時、知り合った画家に尾道まで絵を取りに来るように言われて
100号(絵のサイズ:大きなドア2枚分くらい)って車に入りますか?って聞かれ
100号が何かも分からなかった僕たちは行けます!って行ったものの
大きすぎて全くトランクに入らなくて手ぶらで帰った事もあります。
そんな感じで創業時は知り合いの知り合いを辿りながら地道に絵を集めていました。
それを続けていくうちに人材面や資金面など様々な面で応援して下さる方も増え、珍しいのでメディアにも取り上げていただく機会も増えました。
そんなたくさんの方の支えのお陰で、
現在アーティスト約1,200名以上、
作品数は13,000点以上まで拡大しました。
●ライバルはいますか?
意識している会社やサービスはないです。
自分達のミッションとして
アーティストと共に新しい市場を切り開く、と掲げているものがあります。
自分達とアーティストの関係性までコピーできないと思っています。
ビジネスモデルとしておいしいからやっている訳ではなく
新しい職業「画家」というのが成立して多くの画家が生計を立てていける社会や
絵を飾る事がもっと一般的になって、日本で多く普及することが目標なんです。
そこは芯の部分として絶対にぶれることはなく、そこが本質の部分なので真似される事もないと思っています。
●今後やっていきたい事は?
絵を飾ると、小さいストーリーでも家庭で生まれることがあって。
毎月絵を選ぶ際、子供と一緒に家族で決めると子供の感性を再発見できたり
子供の好きなものを言語化する力に感動したり。
登校拒否の子供が毎日絵に行ってきます、ただいま、を続けたことで1年通い続けることができたり。
そういう話を聞くと絵を飾る事での豊かさ、というものがありそれがまた巡り回ってアーティストの為になる。
この循環がまだ一部なのでもっと増やしていきたいと思ってます。
なのでライバルの話でも、ちゃんとその想いの部分まで真似できる会社があれば、アートを飾ることで生まれる良い循環が増えもっと全体が良くと思っているから、同じことをやりたいと思ってもらえるのであれば是非真似してほしいし一緒に業界全体を盛り上げていきたいです。
嫌味ではなくその方が全体が良くなるので割と本気で思ってます。
●今後の展開は?
今、住宅メーカーさんと協業していてオーナーさんにCasieの絵を入れてもらうプランや
マンション購入でCasieがついてくるプランなどがあります。
今後も色んな企業さんと協業していきたいです。
そして現在、個人宅への納入が7割ほどなので今後はアートディレクションなどのオフィスデザインの方にも展開を広げていきたいです。
●今後の課題は?
日本のアートの市場規模が海外と比べて圧倒的に少ないんです。
これをもっと増やしていく為に低価格帯のアート作品の流通が必要なんです。
現状、日本ではアート作品は投資や一部コレクターのもの、というイメージが強く一般の人には関係のないものになっているんですね。
アートをみんなのものにする=市場規模を増やしていく=その結果そこで活躍する人のフィールドを増やす=才能ある人たちの生きていく道になる
僕たちができることは低価格帯の作品を沢山もっているということもあるのでそれを流通させることでアート市場全体を引き上げていくことができます。
そんな事を通して業界の課題解決にも貢献していきたいです。
まずはこういうサービスがあって絵画は一部の人だけのものではなく、みんなが飾ってもいいものと知って欲しいし
気軽にアートに触れて欲しい、という事からやっていきたいですね。
普通に生活していると、買って「飾る」というレベルで出会う絵は一生に数枚しかなくても
Casieを使うと数倍の絵に触れることができます。
作品との出会いも増えアーティストの事も沢山知る事ができるんです。
今回取材に行った際、「めくってポン」を楽しみにされていたそうで・・・
持っていなくてごめんなさい。
めくってポン風にプライベートを色々質問してきました
★人と関わる時にどんな事に気を付けていますか?
なるべく格好つけないようにしています。
自然体で。どうせどこかでしんどくなるので(笑)
★休日の過ごし方は?
ランニング 少しの筋トレを毎日 お酒を飲みに行きます
ストレス解消になってます!
辛い食べ物も大好き
ココイチは10辛も余裕
歴史が好きで大河ドラマにはまってます
COTENラジオ(歴史系のポッドキャスト)もはまってます
7歳・5歳の姉妹のお父さんです
★今後JOCでどんな事をしてみたいですか?
まずは本部の委員会に入って、一緒に色んな経験をしてみたいです
なにか一緒にやらないとみんなとも仲良くなれないかなって。
せっかく入会したんで、参加しているだけよりどうせならやる側になって楽しみたいです。
では最後に・・・
★今一番の悩み事は?
無いんですよね・・
結局自分次第というか・・・
うーーーん、どうしよっかな~~
しいて言うなら
髪の毛がすぐ伸びる事ですかね。
すぐ散髪しないといけなくて。。
それをいつしようかっていうのが月1のストレスになってます。
めちゃくちゃキャパ広いですね!
悩みを悩みと思えないってことですね。
小さなことで悩んでたらダメですね~見習おうっと。
今後JOCでどんな活躍をされるか楽しみです。
自宅やオフィス、空間にアートを取り入れたい方
辛いもの勝負したい方
自由を求める方(笑)
は是非清水さんに声かけてみて下さい!
ありがとうございました!
企業情報
株式会社Casie
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。