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2022.12.07

タイルのようにコツコツと積み上げられた信用と実績、そして改革へ

こんにちはあるいはこんばんは

今回取材させていただいたのは、

ちかなかタイル株式会社の地下中 大督(チカナカ ダイスケ)さんです。

質問カードによる『めくってポン』にて質問にお答えいただきました。

JOC会員概要:

会員名: 地下中 大督(チカナカ ダイスケ)さん

社名: ちかなかタイル株式会社

誕生日: 1990年3月24日生まれ

血液型: B型

ニックネーム: ちかちゃん

趣味: ゴルフ・テニス(同好会に所属しています)

兄弟:

 

社名: ちかなかタイル株式会社

URL: https://www.chikanaka.co.jp/

社訓:

  1. 安全第一 労災事故をゼロに
  2. 積極性 物事を前向きに捉える
  3. 改善と改革 現状維持は衰退である

令和5年で90周年を迎えられる「ちかなかタイル株式会社」さん

タイル施工・タイル販売を営んでおられます。

現在はお父さまが代表をされていて、ちかちゃんは4代目になります。

その中でちかちゃんは専務取締役をされています。

 

  1. 地下中さんの座右の銘は?
    社訓にもあるのですが『現状維持は衰退である』です。
    大学卒業後に株式会社ニトリに約3年間就職していたのですが、
    店舗の運営を任されていた時
    社長に『現状維持は衰退である』とよく聞かされていました。
    その時の言葉が今でも頭の中に焼き付いています。
    当時、アメリカの店舗の立ち上げなどにも連れて行ってもらったことがあります。
    3年間非常にたくさんの経験をさせていただきました。
  2. 将来こんなことを体験したい・成し遂げたい!
    仕事以外ですか?・・・少し考えた後・・・
    電話が多い時で1日100件くらい来るので
    携帯電話を切ってゆっくり旅行に行きたいです。
    ありがたいことではあるのですが、
    土日祝関係なくひっきりなしに電話がかかってきます。
    沖縄はよく行くので、できればハワイに行ったことがないので行ってみたいです。
  3. 社訓【3.改善と改革】これから見据えていることは?
    人材の確保です。(3Kのイメージがあり人が少ない)
    建設業はどうしても3K(きつい・汚い・危険)のイメージがあって
    職人さんを目指してくれる人がいないんです。
    一人前の職人になるまでには10年はかかると言われているので
    それを標準化させたいと思っています。
    そうすれば新卒で入ってきた社員さんでも
    できるようになるんじゃないかと考えています。
    そういった仕組みづくりをしていきたいです。
  4. 親子で経営するにあたり、困難なことはありますか?
    たまに喧嘩したりしますね。
    父は今60代で、私とはどうしても見ている先の世界が違ってきます。
    例えば父は5年先のことを考えていたりしますが、
    僕や若い経営者の人たちは数十年以上仕事を継続していくうえで
    もっと先のことを考えないといけないと思います。
    そうすると見据える先のことを考えると
    どうしても意見の食い違いが出てきてしまいます。
  5. 100周年に向けて取り組んでいることは?
    日々の業務に追われ、100周年のことはなかなか考えられないのですが、
    仕事の確保と職方の確保が大事だと思って日々アンテナを伸ばして頑張っています。
    仕事は主に既存のお客様(特にゼネコン関係)からの依頼が多く、
    何十年と長いお付き合いをさせていただいています。
    最近はリフォーム工事でのご依頼が多いです。
    弊社では10年に一度の定期検診もお勧めしています。
    JOCでは、本店部会の山本さん(有限会社画箋堂)や
    三方さん(司法書士法人みかた)の事務所に施工させていただきました。

 6.90周年の節目 先代から受け継がれた想い。
ありきたりですが、「信頼を築くのは時間がかかるけど、失うのは一瞬」
といったようなことをよく言われていました。
社員さんがお客さんに対して適当な対応をとっていたらすぐに注意します。
地下中という名前は珍しく日本に7名しかいないんです。
しかも全員親族なので、絶対に悪いことができません。
昔石川県から出てきたらしいのですが、代々男子は一人しか生まれないらしいです。
会社のロゴになっている山宗は初代の名前、地下中宗一が由来です。
5年ほど前までは二条通りに先代から受け継いだ会社があったのですが、
その土地は絶対に売るなよとおじいさんから言われていました。
昔の京都の人は自分の土地を大切にするんだなと思っていました。
二条にある創業地は、現在ゲストハウスにしています。
ゲストハウスのエントランスの壁面には、
タイルによるモザイクアートがゲストをお迎えしています。

 

 

7.学生時代の趣味や活動は?
中学高校とずっと運動部に入っていたので、
一つのことをしんどくてもやり続けることができます。
スパルタ式の厳しい硬式テニス部に所属していました。
洛南部会の中田さんと一緒にテニスをしていました。
30人いた部員が卒業するころには10人になっていました。
それでも続けられたのは周りの友達に恵まれたからだと思います。

8.今後どのような会社・人と繋がりたいですか?
タイル屋なのでお風呂のタイル1枚から会社の外壁まで、
タイルでお困りの事ならなんでもご相談ください。
あと会社の近くにタイルを置くようの倉庫が欲しいです。
もしお会社に空きスペースがあればお貸しいただけると助かります。
よろしくお願いいたします。

9.いま最もやりたいことは?
さっきとかぶってしまうのですが、
今すぐ携帯電話の電源を切って旅行に行きたいです。
3月末竣工のところが多く、12月からが一年で最も忙しい時期になります。
タイルを施工するのは最後の方の工程になるので、
引き渡しまでの限られた時間で工事をする必要があります。

10.親子で経営するにあたって大切にしていること。
今まで何度も喧嘩もしてきましたが、
先代の中で大切にしてきたこともあると思うので
すべて無下に違うと決めつけるのではなく
人生の先輩でもあるので一度のんでみようかなと思っています。
一回飲み込んでみて違うと思ったら違うと言うようにしています。
それが今の私の役割だと考えています。

 

 

 

本日はお忙しい中、インタビューにお時間をいただきありがとうございました。

 

記事編集 スポットライト委員会 Dチーム 谷本(筆者)、光岡、三上、林

 

 

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。