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2022.03.09
今回は、河原町部会・期待の若手「西日本ベンチャー100」にも選ばれた脇田龍太郎さんをインタビューしてきました。
京都駅近く、なんだか日本というよりはアメリカの雑居感のあるビまるでシリコンバレーのガレージのような場所に「FIM」の文字。
(青空の似合う真っ白な建物が海外を思い起こさせる雰囲気)
FIMとは、脇田さんがCEOを務めるFuture’I’Markさんの会社名
(のち略式で)「未来の革新をマークする」が会社名の由来。
既にホームページを見ていただくと、お若いのにたくさんの事業をされています。
(参照:https://future-i-mark.co.jp/)
正直ど素人の私にはチンプンカンプンなのでは?とドキドキしながら取材をさせていただきましたが、丁寧に仕事内容を教えてくださいました。
FIMのメイン事業はマーケティング&リサーチ。
全国の企業情報をもとに新規顧客の開拓や、事業の拡大をサポートされているBtoBマーケティング支援事業「Sales Mark(セールスマーク)」 やダイバーシティ*が求められる現代で「JobNS(ジョブネス)」という新しい価値を提供する求人サイトの運営をメインにされています。
また最近では、サロンで扱う美容品と顧客を繋ぐBtoCのサービスにも力を入れておられます。
(*ダイバーシティ:多様性)この他にもたくさんの独自サービスを展開。
『仕事が趣味』『アンテナを張るのが得意なんです』と堂々とした姿勢と、
真っ白なタートルネックがよく似合う端正なお顔立ちは、まさに憧れの若手実業家。
既にビジネスインタビューもたくさんお受けになっているので、
JOCではあまり知られない脇田さんの素顔に少し触れさせていただこうかと。
順風満帆にここまで来られたんだろうなと・・・とインタビューする側が負い目を感じるほどキラキラした脇田さんですが、中学生の時は不登校で、ゲームに明け暮れ、高校は無事卒業できたものの、ビジュアルバンドにのめり込んでいたそうです。
しかし、その時のゲーム好きと、元々ご実家が宮大工をされていたこともあり、機械いじりは得意で、それが現在の仕事にも活きたのだとか。
しかし、高校卒業後も現在に至るまでの道のりは長く、当時若者の間で流行っていたmixiやGREEなど東京の人気ベンチャーの面接を受けるも散々な結果。最終的に大手通信会社のグループ会社に所属し、地元京都で社会人生活をスタート。
大物になる方というのは、どんな逆風も味方に変えるのか、タイミングが良いものなのか、そこでの活躍が今の脇田さんにつながったという。
時はちょうどiPhone4発売。まだまだ販売店自体に知識がなかった時、脇田さんの機械知識への得意が功を奏し、口コミで一気に脇田さんの名前が広がり。ほぼ会社に行く暇がないほどアポイントで出突っ張りだったそう。そしてトップセールスの座に。
その当時の仲間に誘われ、立ち上げたのがFIM。じゃんけんでCEOが決まったそうで、若い経営陣たちの発想には驚かされます。そして会社設立のストーリーが詰まった名刺「初心忘るべからず」と言っているようで何とも粋な演出です。
現在は、ジェンダーフリーな会社を目指し、独自のサービス「JobNS(ジョブネス)」と同じように、10〜70代までの型にとらわれない採用をし、学生インターンシップにも力を入れ、若い学生の力もビジネスに巻き込んでいるそうです。
ご自身が就活の時にプログラミングの知識がなく、苦労されたこともあり、エンジニアを目指す
学生に現場で経験を積んでもらう機会を与えたいとおっしゃっていました。
ご高齢の方は、大手企業を退職のち再雇用されているそうで、まさに映画「マイ・インターン」を思い起こさせます。
90名ほどの会社になったにも関わらず、社員がCEOに直接悩み相談をするような近しい関係性を築かれている愛されるCEOです。
そんな脇田さんが地元の京都やJOCに対して思うことを聞かせていただきました。
実は脇田さんの顧客はほぼ東京の会社だとか。『東京では投資とリターンの考え方ができていますが、京都はまだまだだと感じる。デジタルマーケティングに対する考えがあまりないので、もっと自分達自身で知識をつけるための勉強会スクールを開きたい。これは自分のような若手の仕事であると思う。しかし、さすがに社会貢献をするにはまだまだ自分の会社も小さく、そんな余裕はないので、ぜひ事業の一環として京都の経営者やJOC向けにやっていきたい、生意気かもしれませんが。』と心意気は大きく、謙虚な姿勢は変わらず。
以前にJOCのブラックジャックの企画で講師をされた経験もあり、その講演が好評につきリクエストが耐えないとのことなので、実現するのも遠い先のことではなさそうですね。
(参照:http://local.jr-ownerclub.jp/information/6100/)
事業承継についてもどうお考えかお伺いしました。『自分の子供に自分の会社を継がせる気はありません。いずれは上場するか、売却して余生は悠々自適に暮らしたい』
そんな脇田さんが尊敬する経営者は孫正義やイーロンマスク。
トップ経営者によくある質問で、脇田さんにも日頃のルーティンやリラックス方法を聞いたところ
『色々趣味はありますが、基本的には仕事です』と。笑
もう参りました!としか言いようがないですね。
素顔も仕事一直線の熱い青年実業家でした。そんな脇田さんや脇田さんが作る未来が楽しみで仕方ありません。そしてJOCに新しい風を巻き起こしてくれることは間違いないと確信しました。
プロフィール
氏名:脇田 龍太郎
部会:河原町19期入会
生年月日:1990年1月18日
会社名:Future ‘I’ Mark株式会社
事業所:
◆〒601-8005
京都府京都市南区西岩本町10-1
オーシャンプリントビル 1F
◆〒150-0042
大阪府大阪市中央区2本町4-2-12
東芝大阪ビル8F
◆〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町3-7
ヒューリック渋谷公園通りビル5F
記事作成 スポットライト委員会 河原町部会 吉川知里
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。