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2021.07.28
JOC洛南部会 京西の森西 警司さんに今回スポットライトをあてさせて頂きます。
わかりやすく言いますと、九条ネギ農家をされています。
まず1番目にお伝えしないといけない事は、森西さんはもともと農家でも農業に携わる仕事をしていたのではなく、ゼロから農業を始められたという事です。
取材開始5分でそのワードを聞くことになるのですが、全くイメージしていなかった事で事前に用意していた質問の半分は必要なくなりました。
質問1
なぜ農業にチャレンジされたのですか?
森西さん
現状の自分に満足しない日々を過ごしていた中、農業にビジネスチャンスを見いだし、
ゼロから農業にチャレンジしたいと思いました。
質問2
なぜ九条ネギなのですか?
森西さん
京都に住んでいるから、京都の伝統的な野菜を育てたかったのと、あと九条ネギは農作物の特性上、ビジネスになるとイメージしていました。
質問3
どうやったら農業界に進出できるのですか?
森西さん
2年間ネギ農家で修行し、そこから独立しました。現在この場所で始め3年目になります。
2年の修行でこれだけ広大な農地を運営するってすごいとしか言いようがなく、取材させて頂くと、地域の農家の方々からとても信頼を得、どんどん農地を広げておられるそうです。
ネギ農業をするには他の野菜より初期投資が少なく農業を始められるそうですが、一番の問題は農地をどうするかというところだそうです。
森西さんの人柄、熱意が周りの農家の方々に認められ、農業をされているように感じました。
質問4
ネギを育てる中でこだわりはありますか?
森西さん
はい、まずネギを3ヶ月ほど水の量を調整し痛めつけ、畑に植えて一気に成長させます。
写真は痛めつけられているので、ちょっと枯れ気味で黄色い色になっています。
その後、畑に植え替えると一気に青々としてきます。
質問5
そういった事はどこで勉強されるんですか??
森西さん
そですね、YouTubeとかですかね。笑
驚きました。ネギの育て方YouTubeで教えてくれるんですね。笑
全部が全部YouTubeではないとは思いますが、どんな場所からも貪欲に勉強される姿勢にとても感動いたしました。
質問6
他の九条ネギとの違いはありますか?
森西さん
美味しい九条ネギはとろみがあって、甘みが豊かです。ネギにはいろいろな品種がありますが、
美味しい品種ほど育てるのが難しいです。
なぜかといいますと、美味しいから虫がつくことが多いですし、やわらかいのですぐ倒れてしまいます。
大規模な農場ではないので、味にこだわり育てています。
お話しを聞くと、やはり手間をかけ大切に育てると美味しいネギになるそうです。
お休みも決まった休みがない状態で、日々、ネギと向き合っている姿に感動いたしました。
質問7
今後、どのような展開をお考えですか?
森西さん
私個人とお客様との繋がりをもっと持てたらと思っています。
HPに載せているのですが、九条ネギの栽培代行サービスを始めました。
区画を契約して頂き、定期的にお届けしたり、タイミングが合えば実際に収穫も体験して頂けます。
私自身子どもがおり、農業体験をさせるのにとても興味があります。それも京都の伝統野菜の九条ネギだなんて、子どもの教育にとても良い取り組みだと思いました。
それも、もともと農業をされていなかった森西さんだからこそ思いつき、行動に移す事が出来たビジネスモデルなのだと思いました。
最後に、出荷場を見せて頂き、一本一本手作業で出荷されているのも「素敵だなーー」と感じ今回の取材を終わらせて頂きました。
取材後記
ゼロから農業を始めたベンチャースピリッツにまず感動し、3年でここまでビジネスとして成長させておられる事にとても感化されてしまいました。
そして、農業を一つのビジネスと捉えながら、成長させて行く姿に、今回お会いさせて頂けて本当に良かったです。
イメージですが、数年後には情熱大陸に出ていてもおかしくないように感じました。
JOC特典
「ブログ見たよ!」で、
5キロ~、半額でご提供させて頂きます。との事です。
私も頂いたのですが「甘くて美味しい!」その一言です。
JOC内で飲食店をさてている方々、ぜひご正味ください。
詳しくは森西さん携帯まで
080-5326-5072
会社名 京西
代表者名 森西 警司
電話番号 0774-46-8369
FAX 0774-46-8369
メールアドレス
morinishi@kyosai-ujitawara.com
住所 〒610-0241
京都府綴喜郡宇治田原町南上中道3-2
設立年月日 平成29年9月3日
記事編集:スポットライト委員会 河原町部会 林明
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。