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2022.06.22

「自然と共生し、水尾の伝統を次世代に継承する実業家 村上智彦」

「自然と共生し、水尾の伝統を次世代に継承する実業家 村上智彦」

京都駅から21分「保津峡駅」からバスで7分

 

京都の中心から30分ほどで「こんなに自然豊かな場所があるんだなぁ〜」と心が癒され、とても良い時を過ごせました。

 

ぜひ、ご一読いただければと思います。

今回のスポット会員さんは

株式会社 京都水尾農産

嵯峨野部会 村上智彦さん

素敵な笑顔でお出迎えいただきました!

 

すっ〜ごく香り高く、上質で爽やかな「柚子茶」でおもてなし。

 

美味しい柚子茶をいただきながら、村上さんにインタビューをさせていただきました。

 

■事業内容は?

柚子風呂に入れる飲食店「直八」を運営しています。

地産地消の新鮮食材を可能な限り使用し、こだわり抜いた鶏の「水炊き」

「すき焼き」をご提供しています。

 

京都駅から21分、JR「保津峡駅」から「送迎付き」(最小人数4名様〜最大20名程度)で美味しいお料理とお酒、柚子風呂をお楽しみいただけます。景色とお鍋の美味しいシーズンは10月中旬〜12月がオススメです。

※要予約 075−882−7456(直八 村上)

直八のご案内はコチラ

 

■メイン事業は「柚子の生産、加工、卸」

京都水尾農産は、京都市の北西部にそびえる愛宕山の西に位置し、
京都盆地特有の寒暖差と寒冷な地域で柚子を中心に様々な野菜を栽培し、
自分達で育んだ柚子・野菜を使った商品を作って販売しております。

10月中旬から柚子が実ります!

柚子以外の農産物はコチラ

■自社製品 「柚子胡椒 緑」(85g、45g)

京都水尾の完熟柚子(黄色)を使い、柚子の香り高い柚子胡椒に仕上げています。副材料には自分達で栽培した緑色の「ハバネロ」が入っております。
また、塩は京丹後の「琴引塩」を使い、原材料は全て京都産のこだわりです。

 

その他の製品はコチラ

また、様々な企業様に原料として水尾の農産物を取り扱って頂き、
色々な商品として広く販売しております。

 

「宝酒造さん 京都ゆず・クラフトチューハイ」ご存知の方もいらっしゃると思います!これに村上さんのところの「柚子が使用」されています。

その他「無印良品さん」「日本果汁さん」「飲食店さん」などなど

無印良品さんの取材記事はコチラ

※現在、柚子の生産が追いつかないほどの「需要」で、これから先のことを見据えて新たな取り組みを強化しています。

■重要課題 「水尾地域の発展」

21年前に水尾小学校が閉校になり、現在は少子高齢化の影響を受け「柚子生産者の人口も減少」し、放置された柚子畑もあります。出来る範囲から「農地の再生と生産者の育成」を行っています。

■柚子畑の再生

3年前の台風で倒木した柚子の木(写真中央)その横に新しい苗木を植樹

■減農薬の取り組み

↑上の画像の地面に敷き詰められています。ふかふかして気持ち良い◎

緑肥(りょくひ)「ナギナタガヤ」土の保湿、雑草の抑制で草刈りの軽減にも繋がる

■柚子栽培の天敵

アゲハチョウの幼虫。美味しい柚子の葉を食べてしまうそうです(-_-;)

■6月は柚子の赤ちゃん

1センチ程度の小さな小さな柚子。とっ〜ても可愛い。これだけたくさん実をつけても立派な柚子に成長できるのは限られていて、育たない実は自然に落下してしまうそうです。

■実がなる前は美しい白い花

取材当日に実がなる前の珍しい「柚子の花」と遭遇!この花が落ちると実ができるそうです!

 

■これからも続ける活動

農産物の生産・加工・販売の推進を行い、地域の特産品を広める事で、
多種多様な人たちとの交流が生まれ、水尾地域が抱えている数々の
問題への解決のきっかけになるように、多くの人たちと繋がり、魅力ある元気な地域作りを目指して日々活動してまいります。

 

 

■最後にJOC会員の皆様へ一言

JR保津峡駅まで送迎いたしますので、ご友人、ご家族と「水尾」にお越しいただき自然豊かな環境で美味しい食事とお酒を楽しんでいただければ幸いです!

また、弊社の取り組みにご興味、ご関心があればお気軽にご連絡ください!

法人概要

組織名称 ; 株式会社 京都水尾農産

所在地 ; 京都市右京区嵯峨水尾岡ノ窪町19番地

設立 ; 平成26年10月

事業内容 ; 農業(柚子、山椒、野菜各種、ハーブ各種)、飲食業(直八)
加工品製造・販売業(柚子畑シリーズなど)

 

記事作成:スポットライト委員会

光岡

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。