Blog
ブログ
2021.06.09
橋本 慶一郎さん
~プロフィール~
1978年京都生まれ。
京都精華大学デザイン学部卒業後、乃村工藝社に入社。
空間を創造し活性化する事を使命とするプロフェッショナル集団の中で10年間
喜びと感動を生み出してきた。
その後、独立しMomonoki design office を立ち上げる。
同時期に、明治17年創業の伝統ある湯葉の製造会社『ゆば庄』に入社。
2021年3月株式会社ゆば庄 代表取締役社長に就任。
翌月4月にEVERYSOYをオープンする。
伝統✖革新
『ゆば庄』
美味しい湯葉作りを代々テーマに6代目となるゆば庄の橋本社長は「湯葉屋さんは儲かりませんわ」を皮切りに、自信満々の笑顔で『ゆば庄』のこだわりを話してくれました。
湯葉は京都の名産でもあり、観光客のお土産やハレの日に食べるのが主流で、あまり食卓に出てくる食べ物ではない。特別な日に食べる物だからこそこだわりがある。
ゆば庄の生湯葉は、料亭やホテルに人気で昔から長い間お取引をいただいていると言う。
豆乳から湯葉を汲み上げるわけだが、ゆば庄では初めの2〜3割くらいのみを生湯葉として提供し、
残りの7〜8割を乾燥湯葉として使用する。
この初期段階で汲み上げる生湯葉は「薄くて高タンパク質。しっかりしていて食感が良い。」
よって生湯葉を使った料理に最適なのだ。料理人に人気があるわけである。
この職人の技術とこだわりが、6代続けてきた伝統である。
味や食感、見た目や料理のしやすさ、求められる物を作ろうと思うと、どうしてもコストがかかる。
「湯葉屋さんは儲かりませんわ」が繋がった。
ただその笑顔に込められた自信やプライドが滲み出ていた。
『EVERYSOY』
特別な日に食べる湯葉に打って変わって、毎日地元の方にきて欲しいお店を展開したいと豆乳に特化したカフェをオープン。その名はエブリソイ。
材料・栄養バランス・技術・デザイン・マーケット、あらゆるものに徹底的にこだわった豆乳ドリンク専門店である。
誰もが飲んだ事がない未知の世界の豆乳を開発した。
初めての人、苦手な人も美味しく飲めるお店の看板ドリンク「ソイチーノ」。
濃厚でクリーミーな新しい豆乳と口当たりが良く旨味の強い豆乳の2種類の濃度の無調整豆乳に、オリゴ糖を少し加えただけの豆乳ドリンクである。
大豆粉を60%以上使用し豆乳を練り込んだ「ソイビスコッティー」も看板メニューの1つだ。
ビスコッティーとはイタリア語で「2度焼きした」と言う意味で、カリッとした歯応えが特徴で、栄養価の高いドライフルーツやナッツをふんだんに使用している。
ソイチーノやコーヒー他ホットミルク等につけて一緒に食べるとすごく合うらしい。
PFCバランスにも徹底的にこだわり「ソイチーノ1杯」+「ソイビスコッティー1本」で糖質を抑え1食分のタンパク質と脂質を満点にした。
忙しい現代社会の中で健康面でも支える、会社や学校の途中に気軽によってホッとしてもらい精神面も支える、EVERYSOYはそんな願いを込めたお店でもある。
Stop , Soy `n Go(ちょっと立ち止まってSoyして行ってよ)をコンセプトに世界に店舗展開を視野に展開しているお店だった。
(お店を立ち上げる際にイメージスケッチを書かれた写真です)
最後に・・・
企業には伝統と革新が求められている。
長い間伝えられてきた伝統の意味を深く知り、それが現代に持つ意味を新たに見出すことで、
これからの時代にあった変化を想像する事ができるのだと思います。
橋本社長にはイノベーションとは何か?を学んだ1時間でした。
近しい未来に世界で「ソイチーノ」が流行っていると面白い。
ワクワクドキドキする。
このストーリーには筋道があって次の一手を企んでいるはずだ。
『橋本 慶一郎』は本みたいな人だった。
JOC特典
ご購入の際 JOCHP見たよでビスコッティー1本プレゼント 6月9日~7月31日まで
プロフィール
会員名 : 橋本 慶一郎
生年月日 : 1978年10月4日
出身地 : 京都市
出身校 : 京都精華大学 デザイン学部
趣味 : BBQ・ゴルフ
休日の過ごし方 : 犬のお散歩
会社情報
会社名 : 株式会社 ゆば庄
代表者名 : 橋本 慶一郎
企業HP : https://www.yubasho.co.jp
所在地 : ・本店 洛寿庵 京都市南区東九条北烏丸町八番地
・京都駅店 京都市下京区東塩小路高倉町8-3
・日本橋三越本店 東京都中央区日本橋室町1丁目4-1 B1F
・EVERYSOY 京都市下京区函谷鉾町101 LAQUE四条烏丸1F https://www.everysoy.com
設立 : 昭和42年
創業 : 明治18年
業種 : 湯葉の製造・卸・小売
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。