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2022.07.18
東九部会の山田昌樹と申します。
22期から入会しました。
私の会社では、パワー半導体に使用される金属部品の製造しており、私は品質管理を担当しています。
私の趣味はドライブで、日本の様々な名所名道を観光しています。今回の記事では、京都府は日本海に面した伊根の舟屋を観光した際にお邪魔した、ここでしか食べられないと感じたとある名物について紹介します。
※注意:自己紹介の写真(@高千穂)と今回紹介する記事の内容とは一切関係はございません
おすすめポイント
皆様に質問ですが、食材としてなまこを食べた際の食感はどう表現しますか?恐らく、大半の方は酢の物を連想し、コリコリとした食感と答えられるでしょう。今回紹介するなまこ丼の食感は、フワフワです。
京都市街から3時間車を走らせると、海の京都と呼ばれる伊根町にたどり着きます。
伊根町の特徴は何といっても海のすぐそばに建てられている舟屋です。
舟屋は1Fが漁船のドックとなっているため、舟屋から直接海に船を出すことができます。
この舟屋は、他の地域の海岸では見ることができません。
冬の日本海の荒波を想像するとお分かりいただけるかと思いますが、仮に伊根町以外で舟屋を建てても荒波で壊れてしまうでしょう。
伊根町は出口が島(青島)で塞がれた入江の奥に位置するため、一年を通して波が穏やかです。このように、他では中々見られない環境が、舟屋を建てることを可能にした、と言えます。
さて、穏やかな海に面する伊根町ですが、なまこ漁が行われており、獲れたなまこは長時間かけて干され、高級漢方として世に出回ります。
この干しなまこを水に戻し、たけのこと一緒にオイスターソースで炒められたのが、今回紹介する『食事処・呑み処 なぎさ』さんのなまこ丼です。
干しなまこを水に戻す必要があるため、1週間前の予約が必要です(他のお客さんがなまこ丼を注文していた際は、飛び入りでも食べられる場合があります)。出汁を含んだなまこは非常にやわらかく、ごはんと非常に合います。
また、『食事処・呑み処 なぎさ』さんでは、くじらの刺身・ベーコンが食べられます。
伊根町の海には時々くじらが迷い込んでくるのですが、放置しているとその巨体により港や漁場などが被害を受けるため、害獣駆除の名目として狩られるとのことです。
伊根町には京都市街から日帰りで訪れることができるので、珍味を味わえる週末の小旅行として最適です。
伊根町に遊びに来られた際には、是非、なまこ丼とくじらをお召し上がりください。
こんな方におすすめ
・どこか旅行に行きたいが、宿泊する程の時間がない方
・都会のレストラン・料亭の料理とは違った、食の刺激が欲しい方
・「京都観光=神社仏閣めぐり」の固定概念をひっくり返したい方
・きれいな海を見に行きたい方
・なまこが好きな方
・くじらも好きな方
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。