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2023.02.06
みなさん、こんにちは。
嵯峨野部会の山下昌毅と申します。
修美社(印刷会社 二条駅近)、京都昌幸堂(本・工芸 堀川新文化ビルヂング内1階)の代表をしております。
主に、商業印刷物、美術印刷の企画デザインから製造。近年はアートや工芸の本づくりをメインに特殊印刷や特殊製本の企画製造を生産販売をしています。イベント企画や、アーティストや職人の展示の企画、プロデュース等も行っております。
修美社
https://syubisya.co.jp Instagram @syubisya
京都昌幸堂
https://shokodokyoto.com Instagram @shokodokyoto
京都の大好きな某ラーメン屋さんにて。
つい先日、岐阜県に行った時の話です。
地元の方にグルメリサーチ。高級食材の店も好きだけど地元民に愛される店を探すことが旅の醍醐味だと思っている。
現代ではネットにより安易に探すことができるので、20年以上前の旅とは刺激が薄くなっているのかもしれない。
「深夜に行くラーメン屋はどこが良いでしょうか?」
数人に聞くと、「岐阜タンメン」 が美味しいよって言う、もちろん人それぞれの好みの話なのですが、、、。
ん〜タンメン。タンメンって?よく知らないぞ。岐阜だから岐阜タンメン、日本発祥なのだろうか?
しかも、年中無休で深夜3時まで営業している、辛いのが好きな人は「カプサイメン(岐阜タンメン直営)」をオススメしてくれた。こちらも営業スタイルは同じ深夜3時まで。
他にも人気店が数店あるようでした。
ネットでビジュアルを確認、ここで麺やスープの情報を入れすぎずに慌ただしい日中が過ぎ会食後の楽しみとしてタンメンを想像して温めておく。
悩んた結果、深夜に流れで行けたのが、
「岐阜と言えば岐阜タンメン!」がキャッチコピーの、「岐阜タンメン 岐阜本店」。
そもそも、私は麺が好きなのですが京都では馴染みのないタンメン。そもそもタンメンとは?
あの芸人さんの「お前に食わせるタンメンはねぇ!」のポーズぐらいを知る程度です。
「岐阜タンメン岐阜本店」 は、市内からはタクシーで30分ほどかかりました。
めちゃくちゃ寒い1月の週末だったのですが、深夜24時でも店内や入り口に大勢並んでいました。
おそらく観光客ではないだろう一人客もならぶ列。岐阜のソウルフードとして愛されているんだろう、席数も多いがどんどんお客がやってくる。中心部からは遠いのに。
かなり待つことに、30分待ちでようやくカウンターに3人で入店。メニューは基本〜5辛、さらに激辛、替え玉もあるのか、、、
「とりあえず瓶ビール、タンメン3辛で餃子と半焼飯のセットで!」
店員さんも気持ちいい返事にサービスをしてくいる。
初の岐阜タンメンへの気持ちがさらに前のめりになる。
「これは間違いなさそうだ」とひとり妄想が広がる。
「あっ、にんにくトッピングで!」
まずはビール、そしてカウンターにはサービスの酢もやしをアテにはじまりました。すると小皿にたっぷりのにんにくがサーブされてきて、これがめちゃくちゃ辛くて。。。
「おおお〜」と3人で唸る。
かなり刺激のあるにんにくで、これが針に盛られているのではなく、小皿でサーブされたのは一見の私には店の配慮を感じた。
初めての店だが情報を頭に入れずに注文をして料理を待つ時間、いつも大きな期待をする。目の前での、調理ライブがさらに高揚感を増す。これか?違う、いや次か?曲も終盤になり最高潮の時に、、、
「はい〜お待たせ〜。」
アッツアツのスープに野菜がたっぷりのっている、豚バラ、白菜、キャベツを炒めたもの、もやしもどさっと入っていて麺が見えない。いったいどんな麺なのか。。。
細麺だ、平打ちか。これが岐阜タンメンなんだと、唾をゴクリッ。
スープのベースは何だ?にんにくが効いた少し濃厚なスープ、さらにトッピングの追いにんにくで少しづつスープに溶かして楽しむスタイル。
平打ち細麺がよくスープに絡む、箸が止まらない美味さを今でも覚えている。
このスープの熱いうちにと、「替え玉ひとつ!」と注文をしていた。
岐阜タンメンさんは、名古屋は発祥のようです。
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タンメン(湯麺)とは、主に関東地方で食されている日本発祥の中華料理風麺料理である。 発祥、元祖は関東圏のタンメンである[1]。
関東や横浜タンメンに似た岐阜タンメンというものがあるが、こちらは辛みダレを加えることと、酢モヤシを付け加えることが特徴となっている。
川崎競馬場 – タンメンを名物とする飲食店が多く入居している。
横浜神奈川区反町の『八龍』も又歴史ある人気店である。
蒙古タンメン中本 – 味噌味に仕立てたタンメンに特製の麻婆豆腐を乗せた「蒙古タンメン」を看板メニューとする店。麻婆豆腐のない「味噌タンメン」、本来の塩味な「塩タンメン」もある。
Wikipedia から引用
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帰り道の高速、養老サービスエリアで奇跡の出会い。「カプサイメン」のカップめん、名古屋が本社の寿がきやさんが製造発売。ふわふわの卵が特徴で唐辛子が効いているようだ。
※中2の息子はめちゃくちゃ旨かったと絶賛。
さらに、「岐阜タンメン」箱の2食入り、家族へのお土産。
※冷蔵庫にあった豚バラ、白菜、キャベツ、玉ねぎを炒めて麺の上にどっさり盛っていただきました。その後の雑炊も絶品でした。通販でも買えることもわかりました。
コンビニのカップめんでタンメンを見るのですが、関西に専門店ってあるのでしょうか?
関西ではチャンポンが似たラーメンのひとつだそうですが、実は京都でも本格的なタンメン(湯麺)が珉珉(みんみん)四条店にあるようです。さらに、2019年には京都にもタンメン専門店もできていることも知りました。
まだ始まったばかりですが、私のタンメン愛を語る第一歩を踏み出すことができました。
岐阜タンメン京都店ができたらいいなと思いながら書き上げました。
最後に、旅は何事も楽しみながら、まだ見ぬ刺激を求めてこれからも楽しみたいと思います。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。