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2022.04.13
会員の皆様こんにちは!
JOCスポットライト委員会の大人気企画「スポットライト会員紹介」のコーナーです!
今回は京都市伏見区にあります伏見広場を運営されている
株式会社メゾネットの長尾洸太朗さんに取材をさせていただきます!
【プロフィール】
長尾 洸太朗 ながお こうたろう
1990年4月29日(今年32歳)
所属部会 壬生
出身地 京都市
出身校 同志社大学
趣味 旅行(国内外問わず。特に良かったのはケニア)
休日の過ごし方 散歩(いいリフレッシュになっています)
過去に経験したスポーツ サッカー(主なポジションはMF)
座右の銘 時間は有限
前職はデンマークの海運会社に在籍。現地で最先端の経営を学び、約3年前に日本に戻られたそうです。
文面では伝えきれないのが悔しいぐらい人当たりの良い好青年です。整ってます。
長尾さんが主に携わっておられる事業がこちら。
・賃貸住宅ネットワーク管理・保険業務
・温浴事業
・スポーツ事業
・介護事業
・レストラン事業
・マルシェ事業
そして多方面に渡り長らく事業を展開されているグループ会社の一角の担い手でもあります。
※株式会社チョウビ工業様HPより抜粋
いや、この大規模。
過去には人気のドキュメンタリー番組「カンブリア宮殿」の取材も受けられたそうです。
私達が取材をさせていただいていいのだろうかとすら思いましたが、気さくに接していただき終始楽しい取材となりました。
前置きが長くなりましたが、今回は株式会社メゾネット様での事業についてお話をうかがってきました。
最近スポットライト委員会で流行りのめくったカードに記載の質問に答えていただく
「めくってポン」にて進行していきます。
Q.企画力の根源は何だとお考えですか?
元々は弊社代表がスーパー銭湯を開業した際に「LOHAS」をテーマとして掲げました。
(LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability の頭文字をとった略語で、健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイル)
それをベースに私が大事にしている「人に会い、旅に出て、本を読む」
・人に会う=色々な方と関わるなかで良いなと思った事を吸収する。
・旅に出る=自分の足で行動する。できるだけ外に出て新しい環境に触れる。
・本を読む=探求する。理解を深める。
を軸とした考えをもって今の時代に合わせた戦略を立てるようにしています。
Q.ご親族で経営をされるうえで洸太朗さんが心掛けている事は?
同族経営って欧米ではとても研究されていて色々勉強しました。
例えばスウェーデンにはゴニヤ家というメディア関係の事業展開をしているすごい大きな一族があったり、日本なら星野リゾートの星野さんが勉強されているそうです。
私が心掛けているのは事業には一族、経営、株主の3つのサークルがあると考えていて
自分がどこに当てはまるのかという事は意識しています。
もちろん深堀りすれば他にも考え方はあると思いますが、一番気を付けているのは
「争わない」「バランスを保つ」という事です。
それと同時に一番大切なのは「継続していく」ではないかなと考えています。
Q.今、特に繋がりたい業種はありますか?
これは全部ですね(即答)
欲張りですいません(笑)
弊社はもともと城陽市で鉱山業を生業としていたのですが、新名神高速道路が弊社保有の土地に開通するという事もあり、その土地を利用して三菱のアウトレットパークが開業する事になりました。
大がかりなプロジェクトとなるので多角的に勉強させていただきたいなという想いと可能性を広げたいという気持ちがあります。
Q.コロナの影響が大きかった事業とその対策について
株式会社メゾネットで運営しているサービス業は大きな影響を受けました。
コロナ前と比べると売り上げが約50%ほど落ち込んだ時期もあります。
ただ、私が日本に帰ったのは2019年なんですが、海外で学んだ事を活かし経営方針を大きく変えました。
例えば評価制度がそうです。社員全員と個別面談を行い今後についてのお話をさせていただきました。
当然大きく変えるのであればそれだけの苦労もありましたが、コロナの前から推進できていた事もあり、営業利益としてはコロナ渦においても伸びています。
Q.業界の今の状況はずばり良い?悪い?
私個人的には「良い」と思います。今のコロナ渦だからこそできる事もあると思いますし、コロナが収まった後だからこそできる事も出てくると考えています。
逆に「悪い」と言ってしまうと理由は沢山でてくると思うんです。
捉え方で行動や結果は変えられると思います。
Q.サウナブーム「整う」について
今東京では大きなブームになりつつあるみたいですし、これから本格的に関西方面にもそのブームが来てくれるととても面白いなと考えています。
東京の知り合いも会社のノベルティでサウナグッズが提供されたりもしているようですし、ゆくゆくはサウナを主体にした新たなサービス提供もいいかもしれないですね。
Q.今後特に力を入れていきたい事業は?
今、当グループは大きな変化の時期にあると思います。
祖父の時代から始めて生業であった鉱山業がアウトレットパークに変わり跡地利用としての可能性の模索や、弊グループ会社代表が変わる事もそうです。
特に鉱山業の跡地利用ついてはこれまでグループの発展を支えてくれたメイン事業の一つでしたし、大切に進めていきたいなと考えています。
Q.JOC活動においての抱負は?
これは一つですね。コロナで対面事業に全然参加できていないので、これから色々な方とお会いしたいです。京都の在住期間がまだ短いので地元の繋がりを広げたいと思います。
Q.多くの事業を展開されている中で良かった事、悪かった事は?
グループの事業が多岐に渡る分、多くの事が学べる環境である事は良かったなと思います。
逆に自分で本気の努力をしないと何も学べないという事は悪かったというか大変ではあります。
Q.ご自身のチャームポイントは?
ええ!僕のですか!?
参ったなあ(苦笑)
自分で答えるとか苦手なので社員にきいてもらえますか?
という事で社員の門田さんに急遽お話を伺いました。
特別Q.突然すいません。門田さん目線で長尾さんのチャームポイントや良いところを教えてください。
そうですね。「厳しさの中にある優しさ、それと細やかな気配り」ですかね。
仕事に対してのストイックさや熱意、厳しさは凄いものがありますし、そういうところを尊敬しています。
ただ、厳しいだけではなくその中で社員の誕生日や娘さんの入学式を覚えてくれていたりするところには優しさや気遣いを感じます。
簡単に言うと飴と鞭ですね(笑)
(お二人で楽しそうに会話されている姿をみて良好な関係を築いていらっしゃるなと感じました。突然のお願いにご快諾いただきありがとうございました。)
では質問の続きに戻らせていただきます。
Q.5年後の自分に一言お願いします
そうですね。「甘えるなよ」ですかね。
これだけ広く事業をしていると、もちろんそんな気はないですけど極端な話、私がサボってもわからないと思うんです。
そういう環境に甘える事なく前進する姿勢を持ち続けようと思います。
Q.伏見広場の施設の中で一番のお気に入りは?
一番というと「力の湯」の露天風呂ですね。
小さいころから入っていますし、沢山の思い出もあります。
大人になった今でもここにくると子供の頃を思い出す特別な場所ですね。
当日取材させていただいたメンバーも子供の頃から来ていたそうで会話が弾みました。
さて、ここからは施設紹介という事で見学しながら少し遊ばせていただきました。
伏見広場敷地内にある複合施設【FUSHIMITTO】
パーソナルジムや各種レッスン、ヨガなどに使える広いスタジオを兼ね備えたスポーツジム。デイサービスの施設も併設されています。
ボルダリング設備は親子で楽しく個人利用や本格的なコーチングも受けられます。
結構高さがあります、、、。
綺麗に整備されたフットサルコートはミニコート含め5面!
フットサル同好会「アズーロ」の皆さんも利用されています。
【伏見 力の湯】運動したあとはそのままお風呂で汗を流せます。
サウナや岩盤浴等充実の設備。
新たにオープンされた併設のランドリールーム。
幅広いサイズに対応。シューズ専用ランドリーも。
【じねんと食堂】館内併設のイートスペースは個室も用意されていました。
先程ご登場の門田さんは元バイヤー。その経験を活かした充実のグッズコーナー。
長尾さん曰く「目利きは確かなので一括して任せています」
【じねんと市場】では農家さんと直接契約をし、毎朝仕入れた採れたての食材が並びます。
おいしそうな食材がたくさん。
「これはこうして食べると美味しいやんな」と会話がはずみます。
今後オープン予定のロードバイクステーション【伏見チャリダーハブ】
高速道路でいうSAのような場所にしたいとの事でした。
ご覧の通り【伏見広場】には各種充実の設備が並びます。
載せきれていないですが理容室やマッサージ店、カフェも併設されていました。
各施設の詳細は専用HPをご覧ください。
拝見しましたが利用情報や動画など充実のコンテンツになっています。
各施設に駐車場も完備。
ふしみ広場+(プラス) (fushimihiroba.com)
一通り施設を見学させていただきましたが、利用客の事を本当によく考えた施設運営をされているなと思いました。
実際、どの施設を見てもたくさんの利用客の方がおられました。
長尾さんがおしゃっていた「時代、ニーズに合わせた進化」が随所に見て取れる素晴らしい複合「健康」アミューズメントパークだなと感じました。
長尾さん、施設運営の皆様、ありがとうございました。
記事編集
スポットライト委員会
細川・高橋・戸田・木村
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。