Report
事業報告
2022.03.29
【事業報告】第3回スモール事業
【事業名】第3回スモール事業「3時間目 社会~大人のためのドローン講座・講演会編~」
【日時】令和3年11月30日(火)18時30分 ~ 20時00分
【開催方法】Zoomによるオンライン開催(QUESTION 4F room 1+2・3から配信)
【参加者】JOC会員:合計 38名
皆様、こんにちは。
スモール委員会 奥 大輝(洛北部会)です。
11月30日に開催しましたスモール事業「3時間目 社会~大人のためのドローン講座・講演会編~」についてご報告いたします。
第2回スモール事業「2時間目 技術実習~大人のためのドローン講座・体験会編~」(当初11月27日開催予定)は現地天候の急変から、予定した内容での体験会の遂行が困難と判断し、急遽、延期の判断をさせていただきました。
また、延期再開催を調整した2月5日においても、新型コロナウィルス感染症の急拡大により、残念ながら再度開催延期の判断をさせていただきました。
両日程にご予定いただいた皆さまには本当に申し訳ありませんでした。
同事業については年度をまたぎますが、よりパワーアップした形で皆様にお届けできるように準備を進めておりますので、開催の際にはぜひご参加ください。
さて第3回事業では、最新技術であるドローンを題材に、ロボティクス・DXにまで水平展開した講演会(Zoomオンライン配信)を開催いたしました。
第22期 代表幹事 須田 真通 による代表挨拶
スモール委員会 委員長 山田 晃弘(本店部会)による趣旨説明
株式会社WorldLink & Company 須田信也 社長による講演
ドローンは近年、部品の発達・軽量化や制御技術の進化、また低価格化により世界で急速な拡散を遂げようとしています。
記憶に新しい東京2020オリンピックでの開会式においても、2000台弱のドローンをプログラム制御して大会エンブレム・地球を夜空にアートとして表現されました。
「ドローンは(DXの)手段の一つに過ぎない」と仰る須田社長からドローンの販売やドローンでのデータ測定・活用を事業にされており、ドローンの進化の歴史や、人口減少時代におけるヒトとロボティクスの付き合い方など、業種に依らず大いに刺激を受けていただけた講演でございました。
後半は委員会メンバーを含めた3名で講演についての座談会と質疑応答を行いました。
座談会は司会の私と、須田社長の高校時代のサッカー部の先輩であるスモール委員会・吉田創一(北大路部会)にて行いました。
我々の想定以上に多くの質問を頂き誠にありがとうございました!
スモール委員会 副委員長 山本修三より謝辞を述べました。
最後はスモール委員会の頭文字「S」を手に表し記念撮影。皆様お疲れ様でございました。
ありがとうございました!
今期スモール委員会では「社長の学校~よく学び、よく遊ぼう~」をテーマに、従来の「学び」や「交流」の言葉に囚われず、今般の感染症対策に適った、少人数・小規模(学校の1クラスのようなサイズ)の事業を、情勢を計りながらなるべく対面でご提供して参りたいと思いますので今後ともスモール委員会をどうぞよろしくお願いいたします。
スモール委員会 委員長の山田晃弘(本店部会)です。
第3回スモール事業にご参加いただいた皆さま、おつかれさまでございました。
奥委員が書いてくれたように、今回はzoomのチャット機能を利用してリアルタイムに感想や質問を受け付け、参加者と講師の双方向性のある設えとすることを意識して事業を開催させていただきました。
いただいた質問や感想は私共の想定をはるかに超える数で、時間の関係から、すべてのご質問にお答えいただけなくて申し訳ありませんでした。
皆さまのご協力のおかげで大変な盛り上がりとなりましたこと、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
講演では、ドローンによる3D計測、さらにディスプレイ上での再現がより高品質に一般化し、それを所与の条件として育った子供たちは、今後物の捉え方や考え方の展開性も我々と大きく異なる新人類になるのではないか。
また、そうして育った彼らがまた新しい技術の平野を切り拓くのではないか。といった未来も、講師は大胆に予測されていました。
帰宅すると、我が家で息子たちは「マインクラフト」というテレビゲームに興じていました。(ごく簡単に説明すると、3Dブロックで構成された仮想空間の中で、ものづくりや冒険を楽しめるゲームです。(※1))
3D空間の中でキャラクターの視点からスイスイと進められるゲーム画面と、それに何の疑問も抱かず夢中に遊ぶ息子たちを見て、改めてなるほど!と強く膝を打つ思いでした。
同時に、すでに私は旧人類とカテゴリーされる、昔見た「大人」と呼ばれる存在にいつの間にかなってしまっていたのだな~と、少し悲しくもありました。
その後も、委員会に所属してもらっている前田恵一さん(河原町部会)と、このことについて話す機会があったのですが、前田委員のご子息もマインクラフトで家を作って遊んでいるそうで、工務店を営む彼からすると、信じられないような家の建て方をするらしいです。笑(そんな順序では実際の家は建てられない!)
でももしかしたら、未来の工務店では仮想空間の中に家を建てているかもしれませんし、それが売買される日だって近いかもしれません。(※2)(※3)
一つだけ言えるかもしれないのは、いつまでも好奇心を子供のようにいられれば、世の変化にもしなやかな、新人類の背中を押してあげられる、昔憧れた「大人」にもなれるかもしれないということかな、と私は思います。
さあ、スモール委員会の次回事業は、どんな企画で会員の皆さまの心と脳を揺さぶれるでしょうか。
委員会メンバー一同で頭を柔らかくして臨みます。
引用・参考URL
※1) https://www.asahi.com/and_edu/articles/0010/
※3)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOKC124Q50S1A810C2000000/
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。