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事業報告

2022.09.13

【事業報告】第3回スモール事業「3時間目 現代社会~らしさの追求・セルフブランディングを学ぼう~」

【事業報告】第3回スモール事業「3時間目 現代社会~らしさの追求・セルフブランディングを学ぼう~」

【日時】令和4年7月27日(水)18時30分~20時00分

【事業内容】社長個人のセルフブランディングの重要性を学ぶ完全オンライン講演

【参加者】JOC会員  82名

こんにちは!スモール委員会の篠田(壬生部会)です。

令和4年7月27日(水)18時半から、講師のOoO株式会社の岡田様をお招きし、第3回スモール事業「3時間目 現代社会~らしさの追求・セルフブランディングを学ぼう~」が完全オンラインで開催されました。

スモール委員会では、オンライン事業とリアル対面事業の両建てで事業開催を進めており、今回は、オンライン事業の開催となります。

【コロナウイルスの感染拡大が広がる中での安全な開催】

世間ではコロナウイルスの第7波の感染が広がり、開催された7月27日には、週次報告で96万9000人の感染者が日本で記録され、世界一位となったという報道がされる中、オンラインによる開催であったため、過去最大級のコロナウイルスの感染拡大でも事業を安全に運営することができました。

スモール委員会では前年の事業で、コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響や、雨天の影響で事業の延期を余儀なくされた経験がございましたので、その悔しい経験を活かすことができたオンライン事業となりました。(コロナが拡大しても事業を止めない!)

今回コロナの急拡大に伴う対応で、配信をした京都信用金庫のQUESTIONにおいても運営は4名だけ(須田代表含む)での配信対応となりました。にもかかわらず、今回のオンライン講座の参加者は申込ベースで90名を超える参加となり、JOCのオンライン事業でも最大規模の開催となりました。本来スモール委員会では、少人数の事業を開催する委員会なのですが、この参加者数の多さからも本事業における期待度の高さを感じることができます。

【講演内容】

さて、18時半になり、司会の加藤委員から、オンライン配信にあたっての注意事項のご案内があり、冒頭、須田代表幹事からご挨拶をいただきました。

今回のセルフブランディングの事業では、実は参加者向けに用意いただいた事前課題があったのですが、あまりに課題内容が重く、参加者の方々に事前課題をお願いするのはハードルが上がりすぎる、という判断のもと、須田代表幹事、山田委員長、そして私、篠田の3人が代表して事前課題を実施して事業に参加し、セルフブランディングの魅力を伝えることになりました。(ぜひご興味がある会員の方々はぜひ事前課題をやってみてくださいね。)

須田代表幹事から事前課題の内容の面白さ、新たな発見があったことなどお話をしていただきました。

その後、山田委員長から今回のオンライン事業の趣旨説明がありました。

今回の事業は、「社長個人のセルフブランディングを高めることが、特に人数が少ない中小企業にとって重要なことなのではないか。」という観点から本テーマが選定されている趣旨をお話しいただきました。

そして、いよいよOoO(オー)株式会社の岡田様のご講演がスタート!

岡田様は撮影業界でメイクアップアーティストとして企業と顧客のギャップを埋めることに尽力され、近年はクリエイターの働き方やマインドから気付きを得て、「その人らしい」働き方・生き方を広めるためにチーム構築研修の提供や、コンテンツ提供を通して、コミュニケーション支援を行いつつ、パラレルワーク推進企業として活動されています。

講演の前半は岡田様からセルフブランディングについてご講演をいただきました。

前半のご講演では、単なる一方的な講義ではなく、事前課題を実施した須田代表幹事らと岡田様とのやり取りを通じて、セルフブランディングの分析をしていただき、より実感がもちやすい内容をお話していただきました。

また講義の途中でもチャット欄の書き込みを通じて参加者のご意見やご質問も反映していただきながら講演を進めていただきました。

講演の後半は参加者からの質疑応答の時間を長めにとりました。

参加者の方々がそれぞれ抱えているセルフブランディングに関する悩みや課題に岡田様に親身に答えていただきました。

どの質問内容も、あらゆる業種の経営者の参考になるものばかりでしたので、質問されていない方々にとっても参考になったのでは、と思います。

私が個人的に一番印象的だったことは、自分が大事にしたいことをみつけていくプロセスの中で、他者からの意見も積極的に取り入れていくというワークです。

ブランディングをする上で、「何を大切にするか」がとても大事になりますが、その選定を自分の中だけで(独りよがりに)完結させるのではなく、積極的に他人の意見もヒアリングすることで、自分という存在が他人からどのように見られているのか、理解を深め、さらに「自分が大切にしていること」「これから大切にしていきたいこと」を軸に、見せ方を工夫していくという点が非常に勉強になりました。

【まとめ】

今回は、非常に多くの方々にご参加いただき、すべての方々のご意見を吸い上げることが不十分であったかもしれませんが、チャットを通じてたくさんの質問や、共感を覚えるご感想を送っていただきました。

ご参加いただいた会員の皆様、本当にありがとうございました。

おかげで一方的に講演を聞いているのではなく、オンラインの強みである「知の共有」を促進⇒アウトプットすることによる学びの深まりも実感していただけたのではないかと思っております。

また、ご講演いただいたOoO株式会社の岡田様には、こちらの希望に合わせて講演内容をカスタマイズしていただき、まことにありがとうございました。

そして、今回の事業は、岡田様のご好意もあり、参加者の皆様だけでなく、JOC会員の皆様に、今回の講演で使用したレジュメと録画した動画を限定公開で共有を予定しております。

今回の内容はセルフブランディング入門の内容となっておりますので、これからセルフブランディング構築をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

最後になりましたが、現地で配信をしてくださった会員、遠隔で事業運営のサポートをしてくださった会員の方々に厚く御礼申し上げます。ありがとうございました!

事業報告作成:篠田直大(壬生)

【雑感追記】

スモール委員会・委員長の山田晃弘です。

事業にご参加いただいたみなさま、おつかれさまでした。

ご参加誠にありがとうございました。

「スモール」という開催する事業の規模を表して、何をやるかの裁量は大きな自由を与えられた当委員会で、オンラインの枷を自ら負い、どういった内容の学びを目指そうか、ゼロから委員会で侃々諤々の議論を重ねて至った今回の事業でしたが、まずは「ブランディング」の考え方の一端には触れていただけたのではないでしょうか。

此頃都ニハヤル物 ブランディング マーケティング プロモーション

マーケター プロモーター コンサルタント

そんな落書があったか知りませんが、正しく言葉の意通りに用いられることがほとんどでしょうが、「できる人」の演出にこれらを言葉遊びのように使う非実業の輩がいることも、昨今のこれらの流行りを表していると思います。

あたりまえかもしれませんが、実は「セルフ」ブランディングでも「コーポレート」ブランディングでも、やること(≒本質)に大きな違いはないそうです。

ブランディング手法は、それをサービスとして提供する会社や、提供を受ける側が結果として何を得たいかによっても変わってきますが、いずれも他者(や市場)の認識調査をはじめとした現状認識の分析と、自らの強みやこれまでの歴史(何をどう選択してきたか)を振り返るところから始まります。(我々はこれを「らしさの追求」と表現しました)

今回、講師の岡田さまには、参加者同士の共通項も、共通した目的も存在しない難しい状況の中、実際のブランディング手法を通して貴重なお話をいただきました。本当にありがとうございました。

個人的には、色々な気づきと、継続的に考えていかなくてはいけない「ブランディング」の奥行きのようなものも感じました。

さて今回の事業を踏まえて次回どんな事業にするか、また委員会でしっかり揉んでいこうと思います。

次回スモール事業もぜひ楽しみにご参加ください。

よろしくお願いいたします。

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。