JOCは、京都・滋賀・北大阪に営業エリアを持つ京都信用金庫の呼びかけにより昭和54年に設立された若手経営者の異業種交流団体です。
   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 
 


 

       





第14期 代表幹事 山口盛夫

昨今の時代の流れは非常に速く、またそれに伴い、あらゆる分野において発展・進歩も目覚しく、この時代の潮流に上手く乗り続けることはかなり困難だと言えるでしょう。また、自分では動いているつもりでも、時代のスピードはそれを上回っており、まだまだ行動が遅いと認識する必要性も感じられます。

明日が分からない状況の中で、それでも懸命にもがき考え行動を起こす。人間の原点ともいえるまさにこの「考え、動く」という点に、1カ月、1年先の光が見えるように思えてなりません。

海外からあらゆる物が流入する現代。視野を広く持ち、柔軟な思考をし、業種を飛び越えていくことが必要であろうと思います。日々の仕事に追われながら、「このままで駄目だ」と不安を抱き、大半の経営者の方が、これからの時代をどう生き抜いて行くかを模索しているはずです。「利」になり「身」になること……JOCという団体の特性を最大限に活かし、第14期は、JOCの活性化と具体的実現に力を注ぎたいと考えます。

1つの業界に留まると、視野は非常に狭くなります。ある業界にとっては陳腐なアイデア・ノウハウであったとしても、異なる業種ではそれが革新的なアイデア・技術である、という現象は実際に多く見受けられます。

狭い世界から飛び出し、異業種との交流により、新しい戦略や新商品を産み出しビジネス展開を拡大して行く。お互いの技術・アイデアなどを融合し、JOCから明日のビジネスを発信する、また、JOCの枠を越え、大学・行政・外部団体との交流も視野に入れ、共に「考え」、「働く」……「考働」

この「考働」によって「明日を創造」する。これが、第14期最大のテーマです。


「ほんまもん」とは広い意味で、様々な物事の「核や根本」。「本当は一体何なのか?」「実際、何をしたいのか?」、ビジネスに限らず、情報や価値観などあらゆる事象において、その根幹をなしているのは何か、を探ることを実践したいと思います。

京都・大阪・滋賀一帯は、そのような「ほんまもん」が多数存在し、あるいは残されている貴重な土地。「ほんまもん」を見つめ、考えることを通して、新しい価値観や方向性を見出し、ビジネスへとつなげて行く……京都信用金庫のネットワークや、JOCメンバーの情報力を結集し、「ほんまもん」を深く発掘したいと考えております。
 

「美感遊創」……美的センス、感性、情緒豊かな遊び、独創的文化。読んで字の如く、ですが、まずはこの言葉・語感自体を遊んでもらえたらと思います。

物事を美しく感じる感性。そのような人間の内なるものからモノは創られて(創って)行きます。そしてそれが文化を形成する。急速な時代の流れや、日々の業務で慌しい毎日を過ごす中でも、美しいと感じる心を持つ余裕は非常に重要なことと思われます。

日本にある数々の文化は、その大半が関西圏で生まれたと行っても過言ではないでしょう。つまりこれは、それだけこの歴史深い町に暮らす人間が、「美感遊創」の心を持っていたことを意味します。この「美感遊創」の言葉を感じ、情緒豊かに「遊ぶ」。そしてそこから、様々なことを生み出していく……ビジネスから遊びは生まれません。しかし、このような「遊び」からビジネスチャンスは生まれて行くのです。


「誰かと組めば出来るかもしれない、という発想。とにかく夢を膨らます」
真の意味でのJOCを創造する、共に協力し新たなビジネスチャンスを創造する……これまでJOCの活動では、実際にビジネスを意識した活動はなされて来ませんでした。明日の見えない不透明なこの時代において、今だからこそ、真剣に「ビジネス創造」について考えたいと思います。

まずは、JOCのあり方。メンバー同士の結びつきをより強固にし、互いの信頼関係を築き上げる。何百人というメンバーという規模を考えると非常に難しいことではありますが、それでも1歩1歩着実に、人と人との接点を産み出し、JOCの「人間力」を結集出来るよう励みたいと考えます。そして、その何百という視点やアイデアや技術から、新たなビジネスチャンスを創造し、また、大学や行政等と活発に交流をし、「出来ないことはない」をモットーに、JOCの力を発信したいと思います。
 

「人材とネットワーク。KNOW WHOによる明日へ挑戦」
創造するための挑戦、創造したものを実践へと結びつける挑戦……JOCメンバーの真の結束と新たなビジネスチャンスの創造。ある意味これは、JOCを改革することだとも言えます。過去に例のないことへの挑戦。勿論、そこには多くの壁が存在するでしょう。しかし、JOCメンバーの力、そして、京都信用金庫のネットワークをもってすれば、意外に簡単なことかもしれません。

第14期には、京都信用金庫の支店長4名が本部委員として参加して頂けることになりました。JOCと京都信用金庫がより近く、また、昨年より、金庫の産学連携構想も着実に進展を見せておられますので、JOCメンバーも参画し、色々とタッグをくんでいければ、益々我々のビジネスチャンスも拡大すると期待しています。それと併せ、地方行政へのアプローチなど、新たなチャンスを掴むべく、JOC内部に留まらず、様々なことへの挑戦を重ねて行くつもりでおります。
 

「JOCの力を再認識。そして、発信、発展へ」
創造、挑戦、そして実践へ……明日のビジネスを実践すべく、新ビジネスや新商品、あるいは技術や開発など、JOCメンバーが創造した物事を広く世界へ紹介し、情報発信を行います。JOCホームページ、各種メディアへのプレス発表、イベントの開催などを通じて、可能な限り積極的にアピールし、京都・関西だけに留まらず、全国そして世界へとJOCを発展させたい、そう考えております。

JOCの人材、金庫のネットワーク、あるいは、外部団体、大学、行政などと繋がることにより、益々実践への夢は膨らむばかりです。JOCは、その実践が可能な団体であると、強く認識しています。JOCのあり方を再度見つめなおし、そこから広がる無限の可能性で、明日へビジネスを創造したいと思っております。




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