Report 2024.02.09
■令和5年度 第2回組織力向上事業「マクドナルドから学ぶ中小事業で実践できるチームビルディング」
■事業名
令和5年度 第2回組織力向上事業「マクドナルドから学ぶ中小企業で実践できるチームビルディング」
■開催日
令和6年1月24日(水)18:00~ 20:30
■開催場所
京都信用金庫 本店 3F 京信ホール
■参加者
JOC会員:106名
京都信用金庫職員:1名
組織力向上委員会 洛北部会所属の北川です。
先日、令和5年度 第2回組織力向上事業「マクドナルドから学ぶ中小企業で実践できるチームビルディング」を開催致しました。
ご参加いただきました会員の皆様におかれましては、足元の悪い中、誠にありがとうございました。
マクドナルドでは1店舗当たり約80名の従業員が働いています。(私も昔そのうちの一人でした☆)この人数は中小企業の従業員数と大きく変わらないかと思います。つまりマクドナルドの店長は中小企業とほぼ同じような年商や従業員を抱えていることになります。
しかし、マクドナルド従業員はなんとそのうち95%がアルバイトで店舗運営されています。「マクドナルドの店長はどのように店舗運営をされているのか」そこに中小企業で実践できるチームビルディングのヒントがあるのではないか、と今回の研修テーマに選ばせていただきました。
講師にお招きした北村健一氏は、マクドナルドにて、店長→エリアマネージャー→ディストリクトマネージャー→ハンバーガー大学でトレーニングマネージャーもご経験され、現在は合同会社らしさ工房の代表をされております。
講演では、マクドナルド店長時代の実践現場での失敗談も交えたエピソードとチームビルディング理論を教えていただきました。講演の随所でグループワークを実施し、参加者同士のディスカッションを通じて、気づきや学びを深めていただきました。
今回の研修では、マクドナルドのバーガー等を食べてもらいながら、マクドナルドの雰囲気満点の研修を受けていただきました。
そして、この学びを「ぜひ実店舗に見に行ってほしい」という想いからJOCオリジナルマックカードを作成し、当日配布しました。
それがこちらです!
私事になりますが、私も高校3年間マクドナルドでアルバイトをしておりました。
当時、「上の方の意見ってどうなのかな?部下の意見なんて聞いてくれるのかな?」と思っていながらも、少しずつ経験していくうちに、
「実際は従わなければならない、やらなきゃ言われる、怒られる。」と当時思ってしまいました。
講師に来ていただいた北村先生は店長時代、なかなかうまくいかず悩む中で、ひとりひとりのクルーと向き合うことを決意され、店舗クルーをチームとしてまとめあげられました。講演をお聞きして「クルー(アルバイト)の意見までわかってくださっているんだ」と、とても感じましたし、今後のチームビルディングに活かしていきたいと思いました。
経営者・上司のたった一言で、社員やアルバイトの気持ちやモチベーションはとても変わります。
「上の立場になると部下のことなんて全然考えられていない」
または「自分が良ければいい」という考えの人が世間では大半だと思います。
でも、会社はそれでは成り立っていかないですよね。
利益や売上を上げていくためには、人としっかりと向き合うことが大切だということを教えていただきました。
委員会で何回も何回も企画準備の議論をしながら、研修企画として、最後まとまった時に
「形として出来上がっていくのがとてもやりがいのあることだ」と実感しました。
※マクドナルド商品を搬入する委員メンバー
私達の委員会では、皆様のご事業の組織力向上のヒントとなるような研修を企画しております。
改めて、今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!
組織力向上委員会 一同