Blog 2024.09.20
■JOC事務局って?
こんにちは。
総務委員会 委員長、大津部会の林 良輔です。
今回は京信JOCの運営に欠かせないJOC事務局の皆さんにお話を伺ってまいりました。
JOCとは、コミュニティ・バンク京信の呼びかけにより、「次世代を担う経営者としての素養と見識を探求するとともに、クラブ会員相互の啓発向上と親睦をはかること」を目的として活動しております。
会員による自主運営を行っているJOCですが、その運営を陰ながらサポートしていただいているのが、コミュニティ・バンク京信の職員さんにより運営されている「JOC事務局」です。
実際にどんな活動をされているのか、実際にお話を伺って参りました。今回取材に応じていただいたのがこちらのお三方です。
岸本 恵太さん
ネクストコミュニティ共創部 部長
営業部5カ店・本部5部署を経て、現在ネクストコミュニティ共創部をまとめていらっしゃいます。
各種事務局運営や、イベント(後述されるインド・イタリアといった海外関連など)を企画運営されていらっしゃいます。
河内 崇弘さん
ネクストコミュニティ共創部 課長
2002年河原町支店入社以降、祇園支店、本店、審査部、城陽支店、大東支店、吹田支店を経て、現在ご活躍されております。また、連携委員会の委員メンバーとして共にJOC活動に参加いただいております。
各種事務局、イベント企画運営に尽力されていらっしゃいます。
穴田 玲菜さん
ネクストコミュニティ共創部
2020年7月ゆたかなコミュニケーション室(広報部)入社、2022年ネクストコミュニティ共創部に着任され、現在ご活躍されていらっしゃいます。日々の業務としては、JOC事務局は勿論のことながら、ソーシャル企業認証制度や京信ソーシャル・グッド預金(定期預金)などのソーシャル関連・学生インターンシップ生の受け入れ等の業務を行われています。
それでは実際にお話を伺ってみましょう。
ネクストコミュニティ共創部について
記者:ネクストコミュニティ共創部についてお聞かせください。こちらの設立はいつ頃になりますか。
穴田:2020年の7月になります。
河内:元々は「企業成長推進部」が前身の部署となりまして、会合関係などJOCのみならず、税理士会も事務局を運営させていただいており、コミュニティ・バンク京信に関する会合や経営者の会を一手に引き受けております。
記者:ありがとうございます。また、ネクストコミュニティ共創部と共に、価値創造本部という部署のお名前もお聞きしますが…
穴田:価値創造本部の中に、ネクストコミュニティ共創部がある。グループの中に所属する部という組織になっております。
河内:我々のグループでいうと、普段会員の皆さんがご利用されているQUESTIONもこちらに入ります。
*QUESTIONは一人では解決できない「?(問い)」に対して様々な分野の人が集まり、みんなが寄ってたかって答えを探しにいく、コミュニティ・バンク京信が運営する共創施設です。詳しくはこちら
河内:他にも「Umekoji MArKEt」(ウメコウジマーケット)やデジタルラボというデジタル化の推進をしている部署や、ゆたかなコミュニケーション室・通称「ゆたコミ」といった広報部などもグループの中にございます。
記者:我々会員に向けて、TUNAG(会員専用のソーシャルサービス)を介して、多種多様な企画をご案内いただいておりますが、この企画内容は取引先の企業さんからの提案で開催されているのですか?または、コミュニティ・バンク京信さんが発案されてるのですか?
河内:決まったルールは実は無くてですね、元々このネクストコミュニティ共創部がなぜ出来たのかというと…我々金融機関は金融支援だけでは頭打ちになってしまっており、これだけ今時代が変化している中で何が出来るかを考えると…こう新しいことをやっていかなければならない。
記者:我々と同じですね。
河内:コミュニティ・バンク京信で言うならば、地域で営業しておりますので、地域が衰退してしまいますと我々も共倒れとなってしまいます。信用金庫法に則り、我々は全国地域への営業拡大は出来ませんので、この限られた営業エリアの中でどうやって地域を活性化させていくのかが、我々の持続可能な信用金庫にあるべき姿なのだと思います。
記者:なるほど。
河内:そこで、他の金融機関と違うことを行い、差別化を図り、この地域に根付いていけないとなると「コミュニティ・地域を良くしていかないといけない」これが根本になります。その上で、金融支援以外に何が出来るのか、あらゆることをやっていこう!これが発端です。その一部にJOCを始め、税理士会など様々な会合などの事務局を行っています。
記者:まさにJOCが金融支援以外の取り組みですよね。企業同士を結びつけ、研鑽し、自己を高める。
河内:その中でも変わった取り組みが日本インド経済交流センター、通称NICE(NIPPON-INDO CULTURAL AND ECONOMIC CENTER)がQUESTIONに入っておりまして、ひょんなきっかけから交流が生まれました。これから経済発展が著しいインドに企業の皆様をご紹介して、そこにビジネスチャンスが生まれるんじゃないか、などあらゆる可能性を秘めております。目先の利益…には難しいですが、5年・10年・20年と時代が進むにつれ、我々がその実用化の際に、ご融資であったりとかそういった点で還元していただければと思い活動させていただいております。
記者:素晴らしいですね。JOCでもビジネスマッチングに繋がることもありますしね。会員さん同士で色々と交流され、お仕事に繋げていらっしゃいますし。
河内:ビジネスマッチングに関しては15年ほど前から、企業同士を結び付けることにはかなりのノウハウを積んできましたが、企業だけでなくインドのような海外であったり、行政であったり、大学であったりと、様々なところとマッチングするように今挑戦しております。
記者:大学というと、先日開催された「京都大学で行った京大変人講座とのコラボ事業」もコミュニティ・バンク京信さんからのマッチングから生まれたものとお聞きしています。色々なことに挑戦されているんですね。
JOC事務局としての活動
記者:続いてJOC事務局でのお仕事についてお聞かせください。新入会員の皆さんの最初の窓口、のイメージがありますが、入会に関してお聞かせください。
河内:まず募集の段階から、全店舗に発信させていただいておりまして、各店舗の営業担当者が「この方だったらJOCに向いているんじゃないかな」という方をお声がけさせていただいて、その後事務局宛に入会申込書をいただくという流れになります。
穴田:入会もそうですが、一番大きなお仕事としてはお金の管理になります。入会費、年会費の引き落としも勿論ですし、各事業の参加費の引き落としなど。毎回全ての口座を確認させていただいております。
記者:そうですよね。
穴田:皆さんが行われている事業に関するお支払いなども勿論行わせていただいております。
*本部事業では、各事業の際に「請求書支払依頼書」や「立替費精算依頼書」を幹事長に提出し、その後事務局に提出し、支払い対応を行っていただいております。
記者:膨大な数をご対応いただいてますよね。ありがとうございます。また事業の当日にもお越しいただいてますよね。
穴田:そうですね。当金庫職員が参加させていただいている事業も増えてきているので、その参加者の管理ですとかは行わせていただいておりますが…事業当日は全て会員の皆様が設えをしていただいておりますので、こちらとしてはお手伝いというのもおこがましい…ぐらいの感覚です(笑)
記者:いえいえ、そんなことないです(笑)
穴田:郵送対応ですとか、物品の管理などその他の事務であったりとかは勿論ですが、本部事業以外のところでいうと、部会事業・動きなどもJOC事務局で管理しております。
記者:えっ、19部会全部管理されているんですか?!
穴田:JOC会員の皆様からのお問合せよりも、各支店の営業マンからの問い合わせが多く…
記者(小窪):穴田さん 対 全営業マンみたいな感じになっているんですよね(笑)
穴田:はい(笑)とても多くのお問合せをいただいております。
記者:まさに無くてはならない存在ですね!
*幹事会にも毎回ご参加いただき、最新情報の共有などもしていただいております。
JOCの魅力
記者:それでは続いてJOCの魅力や印象的だったところを、コミュニティ・バンク京信の職員である事務局の皆様よりお聞かせ願いたいと思います。それでは、穴田さんお願いします。
穴田:はい、本当に1番びっくりした出来事があります。私がネクストコミュニティ共創部に着任したのが入社三年目のタイミングの2022年でした。その際、初めて京信ホールにて事業開催されている会員さんの姿を見たときにとても驚いたのを覚えています。
記者:と、いいますと?
穴田:設営準備から見学させていただいた際、当金庫のお客様・まさに経営者の皆さんが汗だくになって京信ホールの備え付けの椅子や机を協力して運んで設営されている姿が非常に衝撃的でした!以前よりJOCは会員さんが主体になり運営されている団体であると言葉では認識していましたが、実際に目の当たりにしてとても驚いたのを覚えています。
記者:そうなんですか!僕らにとっては当たり前のことになってますね(笑)
穴田:他の団体など色々あると思うのですが、あのお姿がJOCならではの姿だなと実感しました。その後、色々と関わらせていただき、JOCに所属することで実際に生まれる利益だけじゃないそれ以外の付加価値をそれぞれ会員さんが大事にされ、損得勘定なく一生懸命活動されてます。「大人の部活動」みたいな印象を受けております。
記者:ありがとうございます。続けて河内さん、お願いします。
河内:そうですね。私は今期JOCには連携委員会の委員として参加させていただいております。その中で日々感じるのが「仲間意識がすごく強い」ことですね。冷静に考えて、異業種の経営者の集まりなので考え方も価値観もバラバラじゃないですか。これが一瞬にして意思疎通を行い行動に起こすことが出来る組織にされている…その組織力がすごいと思います。
記者:特に今期連携委員会の団結力はすごいですよね!
河内:どの経営者の会でも、ここまでの結束のある団体は無いと思います。そしてその上で、誰一人手を抜くことなく、事業成功という目標に向かって一生懸命なんです。先ほどの話じゃないですけど、一社長が椅子を運んだりして、設営をしている姿は冷静に考えるとすごいことだな、と思います。
記者:なるほど。
河内:まだ入会されていらっしゃらない若手経営者の方へ自信を持ってお声がけ出来る会ですし、入会していただき参加していただくことでJOCの魂・文化というものが実感していただけると思います。私が、もし経営者だったら入りたい会だな!と思いますし、この出来た仲間という結び付きは一生の財産になること間違いないと思います。その中で我々コミュニティ・バンク京信の職員も混じって楽しめていけたらと思います。
記者:河内さん、ありがとうございます。では、最後に岸本さんお願いします。岸本さんも第20期に現幹事団にもいらっしゃる篠原担当幹事と共に総務委員会の委員としてご活躍されていたとか?
*今期担当幹事を務めていらっしゃる篠原さんが当時例会総務担当幹事を担当されていました。
岸本:はい、委員メンバーとして新入会員オリエンテーションと通常総会・臨時総会などの運営をしておりました。その際、一緒に活動させていただいたときのお話をさせていただきます。
記者:お願いします。
岸本:事業を企画する段階では入念に打ち合わせをし、事業を成功させ、その後にお疲れ様会をする前にも時間を取って「何が良かった・悪かった」を各自一人ずつ発表し共有して…その姿を見て真剣に活動されているんだなと感じました。正直、委員として参加するまではJOCの方々がそこまで真剣にされているとは知りませんでした(笑)
記者:そうですよね。飲み会目的で集まってる会って少なからずありますし、そういう印象でもおかしくないですよね(笑)
岸本:絶対に前より良くしようという気持ち、ベクトルを揃えて活動されていました。関わっていくとドンドンその魅力にハマっていく、そんな魅力のある会ですよね。会員の皆さんが卒業されるときに名残惜しそうに退会されているのはこういった魅力を感じていらっしゃったからだな、とそのとき思いました。JOCの懐の深さを感じ、深い繋がりが生まれる会なんだなと実感しました。
記者:なるほど。
岸本:まだまだ我々職員の中でこのJOCの良さが浸透していない、もっともっと発信しなければいけないと思います。私自身は第20期で経験させていただいたので語れますが、JOCのことを知らないとお客様に熱く語れないと思います。まだまだ伝わり方が弱いですね。
記者:最近は職員の方もご参加いただける事業も増えてきていますし、広がるといいですよね。
パーソナルな部分について
記者:続いて、皆さんのお休みの日や趣味についてのお話をお聞かせいただければと思います。では、穴田さんからお願いします。
穴田:facebookでも発信しているのでご存じの方も多いと思いますが…倖田來未さんが好きです。小学生のときに流行して、いつのまにか気付いたら好きになっていました。その後、高校一年生のときにアルバイトの初任給でファンクラブの「倖田組」に入会しました!今でもライブがあると足を運んでいます(笑)
記者:めちゃめちゃ好きですね(笑)
穴田:あと、2022年に入籍しまして、その後サッカー観戦にハマりました。元々は夫の趣味なんですが、その影響で私も見るようになり…元々何人でプレーしているかも知りませんでしたが、勉強して色々覚えました(笑)
記者:いい関係性ですね。
穴田:その後は京都パープルサンガの試合を観戦しに行ったり、新婚旅行の折には夫の夢であった「チェルシーFC」の試合観戦のためイギリスの試合を観に行きました。
記者:すごいですね!!ご主人の夢を共に叶えたわけですね。
穴田:はい(笑)
記者:ありがとうございます。では続いて河内さんお願いします。
河内:休日の過ごし方ですが、最近健康に気遣ってちょっと走るようになりまして、ひたすら走っております。
記者:どのコースで走られてますか?
河内:家の近所のランニングコースを一日10kmぐらい走っています。
記者:しっかり走られてるんですね。
河内:朝5時半ぐらいに起きて…出社するより早い時間に起きて走っています。やり始めると、走らないと気持ち悪くなっちゃって…今でも続けています。あと、ちょっと連携委員会の委員長、古和田さんの身体に影響されて…ちょっと鍛えたいな!と思って、カッコいいじゃないですか。
記者:(笑)
河内:まだ初級レベルなんですけど、チョコザップにも通い始めて、ちょっとマッチョになりたいなと思いまして、今頑張っています。高校時代ラグビーもやっていたので、身体を鍛えるのも好きなので…美味しいお酒を楽しむためにも!と思い、頑張っています。
記者:ありがとうございます。続けて岸本さんお願いします。
岸本:高校三年生の娘と中学三年生の息子がいまして、娘が吹奏楽をやっていて、息子がサッカーをやっているんです。その二人の大会や試合のときには必ず仕事を休みまして、応援観戦に足を運んでいます。
記者:ほうほう。
岸本:息子が小学校のときにスポーツ少年団に入っていました。毎週毎週応援に行って、大声で応援するんですよ(笑)公式戦とかだと、審判の方が近付いてきてビビビビッと注意を受けたり(笑)
記者:熱心に応援されているんですね(笑)
岸本:それが結構ストレス発散になっていて、息子の応援が趣味みたいになっています。今ちょうど、息子も中学校三年生で引退したので、少し寂しいなと思いながら新たな趣味を模索していたりもします。
記者:いいお父さんですね。
岸本:子供の話ばかりですね。私自身は去年琵琶湖マラソンに挑戦しまして…走っているとき琵琶湖を眺めていると凄く綺麗で、感動しました。また来年もエントリーして挑戦してみようと思っています。また、土日にゴルフの練習していたりもします。
記者:なるほど、岸本さんありがとうございます。
最後に
記者:それでは皆様会員の方々や、これから入会を考えていらっしゃる方にメッセージをお願いします。
穴田:JOCの活動は本当に幅広く、実際に行ってみないと分からない魅力が数多くあります。まず、ご興味を持っていただけたら我々にお声がけいただきましたら、ご案内させていただきます。とても熱い想いを持って取り組んでいらっしゃる方ばかりですので、新しいことにチャレンジしたいという方にはぜひご入会いただきたいです!
記者:そのとおりですね。
穴田:新入会員また既存の会員の皆様へですが、ご都合悪く中々参加出来ない方もいらっしゃると思いますが、まず一度事業にご参加いただけると良さを実感していただけます。また、会員の皆様との交流も更に行っていきたいので、お気軽に私どもにお声がけいただければと思います。
記者:ありがとうございます。
河内:JOCは同じ世代の経営者が交流出来る会です。学びも勿論ですが、共感出来るところがたくさんあります。経営者とは孤独なものだと思いますが、同じ悩みを打ち明けられる仲間と出会える暖かい組織です。かなり身になる、プラスになることが多い組織であると思います。
記者:仰るとおり素晴らしい組織ですね。
河内:これから入会される方は色々な不安などお持ちかと思いますが、オリエンテーションなどで諸先輩方が手厚くその辺りは寄り添っていただいている姿をいつも目にします。ご安心いただいて入会していただければきっと掛け替えのない仲間が出来ると思います。視野も広がりますし、繋がりも増える。経営者としての資質が高まることは間違いありませんので、一生の財産をこのJOCで見つけていただければと思います。
記者:熱いお言葉ありがとうございます。最後に、岸本さんお願いします。
岸本:年齢を重ねるにあたり、大人になると新しい友達を作ることが難しくなるじゃないですか。ただ、JOCに来ればそれが出来る。今までの友人を超える新たな親友が出来る。これからの未来を走り続ける親友が出来るように思います。お互い同じ立場で悩みを打ち明けたり、社内では話せないこともあの人なら話せる、頼れる仲間が出来る、そんな場所です。
記者:一生の仲間が出来る場所ですよね。
岸本:そうです。あの人が困っていたら助けるし、自分が困っていたら助けを求める。お互いが思いやりを持った仲間が出来る会なので、悩んでいらっしゃればまず一度入会してみて、参加してみて下さい。噛めば噛むほど味が出る会だと思いますので、是非ご参加ください。
記者:ありがとうございました!
長時間にわたり取材対応いただき、誠にありがとうございました。
今回の取材を通じて、我々JOC会員と同じ熱い想いを持って、我々の活動を支えてくださっているのが伝わりました。
この記事を見て少しでもJOC活動にご興味を持たれたのであれば、是非参加してみてください。
きっと、新しい世界が開けるはずです。
ご一読いただきありがとうございました。
総務委員会取材チーム
インタビュアー・記事作成 林 良輔(大津部会)
撮影・サポート 荒木 正登(東九部会)
小窪 祐洋(コミュニティ・バンク京信)
スペシャルサンクス 岸場 啓太(近江部会)