Blog 2025.03.24
■寛き仲間と心を通わす
思い起こせば2年前、第23期が始まる令和5年度通常総会にて、期待と不安が入り混じり、また大きな高揚感とともに京信ホールの壇上に上がったこと、今となっては懐かしくも思います。
46年という年月のみならずその時々における先達の思いが積み上る京信JOC、その会への責任と果たすべき義務を深く感じたことも。
多くの新入会員の仲間を迎え、大いに楽しみ、真剣に学び、枠を超えて交わり、JOCらしい2年間を過ごすことができたのではないかと感じております。
本部事業一つ一つにおいても記憶に残る時間ばかり。
部会長達とたくさん笑った琵琶湖、新鮮さと熱気に包まれたモルック大会、美術館のエントランスで作ったホズバッグ、発足45周年の節目、心に刺さる佐山展生さんや池上先輩の教え、新しい仲間に喜んだ歓迎会、船上からの花火の美しさと感じた振動、雨の中熱狂したライブ、未来に目を輝かせた特別事業ファイナル、次代への臨時総会、学びと会場が連鎖した京都水族館、そしてJOC魂が震えた卒業本部例会、他にも挙げきれないほどの忘れられない事業がたくさん。それぞれに多くの思いが込められています。
試行錯誤しながら作り上げてくれた運営委員会の思い、参加した会員の思い、関わる人たくさんの思いが生まれました。
過去先輩が大切に積み上げてくれたJOCへの思い、私たちが過ごしたこの2年間で、さらに高くまっすぐに積み上げることができたのではないでしょうか。
代表幹事の見える景色とは?この2年間様々な方から尋ねられました。
しかし、特別な景色が見えたことはなく、みなさまと同じように事業を楽しみ、仲間と過ごす喜びを感じ、たくさん笑いながら過ごしてきました。
ただ、違うことといえば、会員みなさまの楽しそうな様子や笑顔、人前で堂々と話している姿、相手を思いやる行動、何かを達成したとき、JOC活動の中でのほんの些細な喜びや変化、成長、それらがまるで自分事のように感じるということでしょうか。
その場にいなくても、TUNAGでの活動報告を見たり、また様々な活動の話を聞くことで心が満たされるというような。
JOCを担うということは決して軽いものではないですが、きっとその重みを忘れるほど幸せな気持ちでいられる特別な役職といえるのではと思います。
このような気持ちで2年間を過ごせたこと、それはたくさんの方がこの会の本質を理解し、第23期のテーマに沿って活動し続けてくれたからこそ。
「寛き仲間と心を通わす」
金融機関の会でありながら自主運営するという恵まれた環境、若手経営者の多様な個性が集まる会、互いの価値観を尊重しながら心を通わす、それらを通じて私たち若手経営者が様々なことに気づき人として経営者として成長していく。
私が行ってきたことといえば、テーマに基づきこれらの方向を示してきたに過ぎません。
多くの事業と運営は、それぞれ委員長を始めとするたくさんの委員会メンバーのアイデアと労力によって成り立ってきました。
改めて私自身を含む個の力というものは微々たるものと感じます。
ただ、若手の経営者が集まり、感性を交えながら同じ方向へ進むことで、思いもよらないものが生まれ、心から喜ぶ経験が生まれていくということ。
さらに様々な過程において、かけがえのない仲間が網の目のように広がっていくということ。
それらを体感し続けた2年間でありました。
4月からは第24期、新しいテーマのJOCが始まります。
次の2年間も唯一無二の若手経営者の会として輝き、そして今まで積み重ねたJOCへの思いをさらに高く積み上げてくれることでしょう。
たくさんの方のご協力により無事に第23期の終わりを迎えます。
私自身にとってJOC最後の2年間、みなさまと過ごした時間は、一生の宝物となりました。
会員のみなさま、共に運営したみなさま、コミュニティ・バンク京信のみなさま、繋いでくれた卒業生のみなさま、JOCに関わる全てのみなさまに心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!!
第23期代表幹事 三方 覚