Blog 2024.08.14
■委員長対談【研修交流委員会×組織力向上委員会】
皆さんこんにちは。
オフィシャルサイト運営を担当しております総務委員会 委員長 林 良輔です。
このサイト・ブログは京信JOCの会員の皆様は勿論のこと、卒業された皆様、コミュニティ・バンク京信の職員の皆様、これから入会をお考えの会員の方など様々な方へ向けて発信を目的としております。
別ブログでもご紹介させていただいておりますが、京信JOCはコミュニティ・バンク京信の声掛けにより京都・滋賀・大阪の中小企業の若手経営者が集まり、会員による自主運営にて形成されている組織です。
その中でも今回は、京信JOCの大きな柱である「学びと交流」の「学び」に関して様々な研修を企画されているお二人に対談をしていただきました。
委員長紹介
研修交流委員会 奥 大輝 委員長
企業名:秀和株式会社
役職:専務取締役
業種:服飾雑貨製造小売業
主な職務:店舗開発/運営、営業、EC、採用、労務、在庫管理などの全般を見ています。
組織力向上委員会 篠田 直大 委員長
企業名:税理士法人be
役職:代表社員税理士
業種:税理士業
主な職務:税理士として顧問先の経営課題解決のお手伝いをしています。主に税務会計に関する内容が多いですが、経営改善、相続対策、事業承継など経営全般の相談に乗っています。
対談スタート
記者:お二人とも本日はよろしくお願いいたします。今回ファシリテーターを務めさせていただきます洛南部会 総務委員会委員の樋口 勝久です。よろしくお願いします。
お二人:よろしくお願いします。
記者:まず対談を始めるにあたり…私自身、JOCでの委員長は特別な存在と思っております。委員長不在では会が成り立たないとも思っております。そんな委員長がどのようにして、魅力的な事業を生み出すためされている工夫や試行錯誤、そしてそれぞれの想いを聞ければと思っております。ぜひ、よろしくお願いします。
委員長に選ばれた、そのときについて
記者:まず、お二人が委員長に選ばれたときのお話をお聞かせください。まずは奥委員長からお願いします。
奥:はい。一番初めにお声がけいただいたのは前期(第22期)の後半の秋頃です。ちょうど札幌へ出張中に、三方さん(現代表幹事)からお電話をいただきました。
記者:お電話でのお誘いだったんですね。
奥:ちょうど6日間ぐらいの出張で、キリのいいところで一息つこうと足つぼマッサージ店を利用していました。受付をすませた直後お電話を受けたことを覚えています。
記者:ほう。
奥:で、ちょうど呼ばれるところで…そのときは早く電話を切らないと、と思い二つ返事でやります!とお返事したのを覚えています(笑)
記者:そうなんですか(笑)でも、奥さんも委員長になる前には様々な委員会に所属され経験されていたときに、歴代の委員長がされていた苦労などを間近で見られていたわけじゃないですか。それを踏まえた上で、やりますとお返事されたんですか?
奥:当時幹事団にも所属されていた洛北部会の先輩が長年僕のことを推していただいていたのを耳にしておりまして…先輩の期待に応えたい、という気持ちで受けさせていただいた部分が大きいです。
記者:なるほど、
奥:あと、はじめは第22期に所属していたスモール委員会を続けてやって欲しい…みたいなお話をいただいたのですが、スモールの名前が当時の山田委員長の商標登録じゃないですけど、イメージが強くて(笑)
記者:たしかに(笑)
奥:それで今の研修交流委員会という名前が誕生しました!
記者:ありがとうございます。それでは続きまして、篠田さんはいかがですか?
篠田:奥委員長と似たような感じになりますが…僕も東京に出張しているときにお電話をいただきました。
記者:(笑)
篠田:ちょうど、税法勉強会に参加し、その懇親会の最中にお電話をいただきました。はじめお電話いただいたときは、まさか自分が委員長に選ばれると思っていなかったので、委員メンバーに誘われているのかと勘違いして、二つ返事でお受けしました。
記者:また二つ返事(笑)
篠田:でも、よくよくお話を聞くと委員長ということでとても驚きました。そのとき私自身は前期委員会には所属させていただいてはいましたが、ほとんど他の事業や部会などにも参加しておらず、いまいちJOCがどんな感じで運営されているのか理解していなかったんですよね。で、一旦少し考えさせてくださいということでお電話を切らせていただきました。
記者:ふむふむ。
篠田:ちょうどその懇親会の場に、JOCの卒業会員でもあり同業の高村先輩がいらっしゃって、相談させていただきました。高村さんとは結構似たような境遇で、別の会でも委員長としてご一緒させていただいており、JOCの委員長として重複してお受けすると回らないですよね…と相談させていただいたら「回るんちゃう?」と言われました(笑)
記者:(笑)
篠田:高村さんから少し勇気をいただいたのと、ちょうどコロナ禍があけるタイミングだったのもお引き受けした大きな理由です。
記者:なるほど。ちょうどその時期でしたね。
篠田:はい、コロナが明けたタイミングで、皆さんが変わろうして、そこで面白い事が出来たら良いなという考えがありました。この変化のタイミングで、JOCの会員の皆さんにプラスになるようなことが出来たらという想いから委員長をお引き受けました。
記者:とてもいい話をお二人ともありがとうございます。
委員会運営について
記者:続いてですが、お二人とも委員長として複数名の方と共に委員会運営をされていると思います。その委員会運営について大切にされていることについてお聞かせください。
奥:僕が大切にしていることは委員会メンバーと無事に2年間やり遂げる事です。
記者:2年間やり遂げる、大変なことですよね。チームワークなどがカギとなると思いますが何か特別なことはされていますか?
奥:特別なことではないですが、基本的に委員会での会議の開催後、後会・食事会を開催します。毎回遅い時間にも関わらずだいたい半分以上のメンバーに参加いただいています。多い時には全員参加してくれたりと懇親も多いほうなのかな、と思います。委員メンバーには本当に恵まれたなと思い、いつも感謝しています。
記者:会議の後の懇親会が楽しみの一つですよね。
奥:また、委員メンバーである口丹部会の鈴木 雅哉さんが委員会内でのゴルフなどの呼びかけを定期的にしてくれていたりします。来週は近々釣りにも行きます。
記者:色々企画されてるんですね。
奥:あと、研修交流事業は4回終えていて、9月で5回目となりますので、事業回数を重ねる度に達成感を一緒に得られているのでは?と思っています。
記者:ありがとうございます。篠田さんはいかがですか?
篠田:当委員会はそういうのがあんまり…無いんですよね(笑)
奥:そうなんですか!
篠田:勿論、委員会の後の懇親会は開催するんですが、実はまだ委員会メンバーが全員揃って…っていうのが無いんですよね。全員での集合写真も撮れてなくて(笑)
記者:皆さんお忙しいんですね(汗)
篠田:色々皆忙しくて都合つかないんですよね。ただ、当委員会は組織力向上委員会なので、組織力ではどこにも負けない委員会にしよう!と最初から言っていて、実際の事業運営になると、委員メンバーがそれぞれ何も言わなくても各自で能動的に動いてくれます。本番のチームワークはとても高いです。
記者:皆さん、JOCの会員さんって、経営者は勿論のこと、経営者候補の皆さんが所属されているわけじゃないですか。いい意味でも悪い意味でも我が強い会員の皆さんをまとめ上げるというのは並大抵の努力じゃ出来ないだろうなとは常日頃思っております。
篠田:そういう意味でいうと、当委員会は色々なメンバーが所属していて…キャラクターが濃いメンバーが揃っています。僕はどちらかというと少し引いてチームの後方支援をするタイプなので、「皆、俺についてこい!」みたいなカリスマ的なリーダーシップは取れないんです。委員会の中で事業ごとに選定したリーダーがリーダーシップを発揮してくれていて、最後に私がまとめる、みたいな形で運営しています。
記者:なるほど、これに対して奥さんは如何ですか?
奥:僕の事業の決め方は、当初はどのような意見があるか全員から意見を聞き、その後は基本的に僕が「こんなのやったら面白そうじゃない?」という提案を行い、委員メンバーの顔を見て、顔色が面白そうじゃないなって企画は却下したり、これは反応良さそうだなと思ったら事業を組み立てていったりとか…
記者:顔色を見て、ですか。
奥:少しそれますが、以前開催されたコミュニティ・バンク京信さんの企画された「榊田塾」でご講演された「手間ひまをかける経営」の著者、高田先生のお話の中で、ビジネススクールのお話がありました。「ビジネススクール」では何するか知っていますか?と。
記者:ほうほう。
奥:「意思決定を何回も訓練をするのですよ」と学びました。これが今を思うと委員長も同じことなのだな、と実感しました。何が会員の皆さんにとって正解なのか分からない中で、コンセンサスを取って意思決定していく。それを今とても勉強させてもらっているのだなと思います。
篠田:そこに繋がる話かもしれませんが、私の委員会では第1回目の事業「経営の原点を学ぶ」は委員長の私自ら企画し、運営しましたが、2回目・3回目の事業は各委員メンバーが主導で講師選定から会場選定、ほぼ全てをリーダーを中心に任せていました。私が事業内容や方向性などを、参加されるJOC会員の皆様に満足いただけるかという顧客目線で適宜軌道修正かけるような形で意思決定しています。事業の成功を各事業のリーダーに体感いただき、失敗の責任を委員長が負う、みたいな形で進めています。
記者:ありがとうございます。経営者にとって一番必要なのは意思決定、そのとおりですね。
篠田:その上で、次のリーダー、新たなリーダーを生み出したいっていう想いもあります。たかだか2年の間ですが、その中で新たなリーダー、委員長を生み出せればいいなと思い、委員会運営をしています。
記者:そんなお二人のお話を聞いて、お二人の委員長をいつも見ていらっしゃる辻担当幹事、いかがでしょうか。
辻:二人の委員長の担当幹事をさせていただいております、長岡部会の辻です。…今までの話聞いてると、ちょっと実はタイプ違うかなって思ってたんですけど…本質的には二人ともあんまり変わらないのかな?って今思いました。二人とも「委員メンバー皆の力を引き出してあげたい」 気持ちは大前提にあって、奥委員長の場合は、結構強烈にこれやりたいっていうがあって、それをちゃんとパッションを持って考えや想いを伝えているな、と。
記者:確かに、情熱的にお話されていますもんね。
辻:パッションを持って想いを伝えている一方で、自分のやりたいことを貫き通すだけでなく、他の委員メンバーの意見もしっかりと吸い上げていると思います。例えば、委員長が悩んでいるときに、「これ微妙ですかね?」という具合に意見をちゃんと聞いています。研修交流委員会は周りの委員メンバーが奥委員長よりも年齢が上のメンバーも多いので、「そんなことない、やってみよう!」と応援してくれている部分が大きいのかなと思います。率先型のリーダーシップスタイルと対話型のリーダーシップスタイルをバランス良く使い分けていると思います。本人は自覚あるかどうかは知りませんが(笑)
記者:すごく良い関係が築けているんですね。
辻:一方で、篠田委員長の方は、委員メンバーにアカデミックな方が多く所属されており、委員長もそのタイプなので、きちんと準備して形作られています。特徴的なのは篠田委員長もおっしゃっていたように、事業ごとにリーダーとサブリーダーを配置して、チーム担当制で事業を企画段階から作り上げていくことです。篠田委員長自身は、事業のコンセプトと方向性をメンバーに共有し、ご自身は全体バックアップを中心に動くという、仕組みとして回していくやり方を実施されています。1回目の事業で手本として自分でやってみせて、メンバーに教えていたんだと思います。
記者:なるほど。
辻:先ほど奥委員長と比べると、支援型のリーダーシップスタイルに見えやすいのですが、篠田委員長も内なるパッションを持っており、自分のやりたいことは貫き通すスタイルもお持ちです。分かりやすかったのは、令和6年度 第1回組織力向上事業 「世界一変わった会社から学ぶ採用戦略」の開催場所を大阪にした時でした。幹事会でも「大阪開催で集客は大丈夫か?」と言った意見が多かったのですが、ここは篠田委員長の強い想いのもと、大阪開催で実施し、参加者の満足度も非常に高い研修事業となりました。…僕は参加できていませんが(笑)リーダーシップスタイルはお互い違いますが、本質的な部分、つまり委員メンバーから力を引き出してあげるようなやり方をお互いされているんだなと改めて実感しました。
記者:辻担当幹事、ありがとうございました。
事業運営について
記者:続きまして、事業運営についてお聞かせください。お二人ともとても魅力的な事業をされ、様々な試みをされていると思います。事業運営で大切にされていることについてお聞かせください。
篠田:参加者の皆さんに寂しい思いをさせない、特に入会間もない方への声掛けを大切にしています。
記者:なるほど、大切ですね。かくいう私も、入会して間もないころ、知り合いの居ない中で交流の事業に参加することに敬遠していましたが、興味ある研修事業には足を運んでいました。そんな中でお声掛けいただけるのはとても新入会員さんにとっても嬉しいことですよね。
奥:ですよね。僕も事業前に交流を図っていただくため、コーヒーを提供するなどの設えを実施しましたが皆さんからご好評いただいております。
記者:そんな奥さんは大切にされていることはありますか?
奥:何事もなくスムーズに事業を終える事。あとは参加者の皆様に何か持って帰れる物(言葉)があれば良いなと思っております。
記者:自社への持ち帰り、それを体現してこその研修ですからね。そんな二人にお聞きしたいのが、お二人それぞれの事業で印象的だった事業などはございますか?
篠田:「京大変人講座」ですね。京都大学という特殊なフィールドで授業を受けるということ自体がとても新鮮で、コーヒーを飲みながら交流を深めるというスタイルも斬新でとても記憶に残っています。
奥:僕は「PHP研究所での事業」です。メモ帳を振り返ると篠田さんの事業の中で一番メモしていました。利益とは何ぞや。好況時の考え方、不況時の考え方。任せて任さず。など、他にも持って帰りたい言葉が沢山ありました。ありがとうございました。
記者:では逆に、自身の事業で記憶に深い、印象的だった事業はありますか?
篠田:採用戦略をテーマとした大阪開催事業である「世界一変わった会社から学ぶ採用戦略」ですね。初の大阪開催ということで、集客への懸念がありました。
記者:基本的には京都の会員さんがほとんどですもんね。
篠田:色々なご意見もいただきました。ただ、大阪部会の高天さんをリーダーにして、自分はなるべく前に出ないようにしながらも、いい事業を作るために言うべきことを言うスタイルをとったことも自分の中で新しい試みでした。
記者:先ほど仰っていたお話ですね。
篠田:はい、また採用戦略というテーマの難しさもあり、参加者の置かれた状況が多種多様なので、様々な会員の状況をイメージしながら、事業内容を練り続けました。また委員メンバーの高天さんが本当に忙しい中準備に奔走してくれて有り難かったです。その結果、当日のアンケートも満足度100%で驚きとともに満足感があったのでとても印象に残っています。
記者:ありがとうございます。続いて奥さんはいかがですか。
奥:それぞれの事業が思い出深いです。
記者:ですよね(汗)失礼しました。
奥:いえいえ、思い出深い中でも三回目の事業「京大変人講座」はその一つです。僕は京大には今まで一度も入った事がなくて、敷居が高いイメージでした。コミュニティ・バンク京信さんのつながりから接点を持たせてもらい、京大とJOCで何ができるだろう?と何度も打ち合わせなど長い期間かけて足を運んでいました。元々委員会メンバーからも大学と一緒に事業をやってみたいという声があったので何とか形にならないかと
記者:大学との事業、とても話題になりましたよね。
奥:数えてみたら長い期間かけて10回くらいは打ち合わせや開催されているセミナーにも参加したりとイメージを膨らましていきました。事業開催場所も京大キャンパス内で開催して、京大に入ってみたいという声もあったので、色々時間かけて事業開催できて本当に良かったです。越前屋俵太さんもさすがというナビゲーターで事業を上手くまとめて下さりました。
記者:その次はつい先日開催された「人生は自作自演のドラマ:「面白そう」の探求」ですね。
奥:この事業は1年前にオファーをかけていて、佐山さんのご都合もあり一度ダメだったのですが、昨年末もう一度お願いして、ようやく7月に事業開催ができました。
記者:一度ダメだったのに再度お願いされたんですか!?
奥:ぜひ佐山さんのお言葉を皆さんに聞いていただきたいなという思いではありましたが、実は事業当日まで本当に来ていただけるか内心ではドキドキしていました。
記者:そうだったんですか!
奥:この事業では今までにない取り組みとして、第19期ぶりとなるJOC会員企業の社員さんまで呼ぶ試みをして多数参加して下さったり、事業前に早く到着した方向けにドリンクの提供をしたのですが、このおかげもあり遅刻者がとても少なかったのも良かったなと思いました。出席人数も多い事業ではありましたが、運営では委員会メンバーがとても活躍して頂きました。
記者:奥さん、各事業に対しての想いをありがとうございます。お二人とも魅力溢れる事業企画されていますよね。そうそう、こんな事業待っていた!みたいな。
奥:3月に京大変人講座でも森毅さんの言葉の「正しさは伝わらない、楽しさは伝わる」や先日7月の事業、佐山さんが仰っていた「面白いかどうか」
記者:素晴らしいお言葉ですよね。
奥:この二つは言い方は違いますけど、自分がどう思うか、楽しいと思うかの基準で活動しているのかもしれませんね。
9月はJOC『研修事業』月間です!
記者:お二人とも、来月9月に事業を計画されていますよね。そちらのお話もお聞かせください。まずは9月3日(火)に開催予定されている組織力向上委員会、篠田さんからお願いします。
篠田:はい。9月3日(火)に京信ホールにて令和6年度第2回組織力向上事業「人も会社も育てる人事評価」を開催します。講師に神戸大学の江夏 幾多郎先生をお招きしております。日本の人事評価研究の第一人者でおありですが、権威的な雰囲気が全くなく、私と同世代の若い先生で、とても話やすい方です。見た目も長髪でゆるい感じです。(笑)事前打ち合わせでも、「中小企業の現場の訳のわからない悩み、大歓迎です。カオスな議論をしたい。」と仰っていました(笑)
記者:めちゃくちゃユニークな方ですね(笑)
篠田:当日になってみないと何が飛び出てくるか分かりませんし、でもその飛び出たものには100%返してくれる。どんな早い球でも受け取って、返球してくれる。そんな魅力あふれる先生です。JOCの皆さんを巻き込んでのトークセッションも企画しております。堅苦しい研修というよりは本音のトークをして、何かを持ち帰っていただければと思っております。
記者:続いて、奥さんお願いします。
奥:はい、9月24日(火)に令和6年度第2回研修交流事業京大変人講座JOC特別版「不便益のススメ」~不便がもたらす利益とは?~開催します。僕自身すごく京大面白いなーと思っていまして、他の経営者の会とかには無い「JOCには京大との事業がある」という新しい価値を作れたらなくらいの気持ちで企画しております。
記者:素晴らしいですね。ありがとうございます。
奥:今回は便利なモノやサービスを追求しがちな中、例えば普段は車に乗るところを不便でもあえて歩いてみて、そこで新たなお店の発見がある、新たな利益が生まれるなど、ふと立ち止まって人が求める本質を考えてみるきっかけが作れたらと思っております。その為、よくある実学的な内容ではなく、京大らしさの普段とは違う切り口で物事を考えて頂き、皆様の会社の新しい商品や新サービス開発に少しでもつながればなと思っております。
記者:凄い分かります。面白そうですねー!
*注意 共にJOC会員のみ参加可能な事業となります。ご容赦ください。
二人:ぜひ、ご参加お待ちしております!
最後に
記者:最後にお二人の活躍を間近で見られている辻担当幹事に本日の感想をお願いします。
辻:そうですね、改めてこうやってお互いのお話を聞くと、個人的には「実はそうだったんだ」というお話もあって驚きました。その上で、研修事業を行う委員会っていうのがJOCの中で特殊な組織なんだなと改めて思いました。運営系の委員会、例えば今期で言うところの総務委員会やツナグ委員会など自分たちがやりたいことというより…決まっている中でJOCとしてやるべきことをきっちりやらなければならない役割だと思います。
記者:確かにそうですね。
辻:ただこの二人の委員会って自由度がとても高く、言ってしまえば、委員長次第で良くも悪くもなる委員会だと思います。しかし2人ともに共通することとして、自分たちのやりたいことと、JOCで求められていることを上手く融合させて運営してくれています。お二人とも本当に研修系委員会と相性の良い人材だとつくづく思います。聞いていてとても面白かったです。
記者:辻担当幹事、ありがとうございました。お二人も長時間の取材対応ありがとうございました!
最後にお二人とファシリテーターの樋口委員の三名で記念撮影させていただきました。
ここまでの長文、読んでいただき誠にありがとうございます。
私も委員長の一人としてお二人のお話を聞き、共感することもあればまた違った気付きもあり非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。JOCの理念でもある「人と人との交わりから」そこから我々の成長に繋がることになるのだと改めて実感しました。
この記事をご覧になり、お二人の活動にご興味を持たれましたら、是非9月開催の事業に参加してみてください。新たな出会い、成長がきっとあるはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
総務委員会 委員長対談チーム
ファシリテーター 樋口 勝久(洛南部会)
アシスタント 井上 雄貴(長岡部会)
サポーター 山下 徹(長岡部会)
記事作成 林 良輔(大津部会)