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SF12回滋賀事業「-近江商人の思考・行動哲学に学ぶ-たねやグループCEO 山本 昌仁様」
14.09.02
篠原 嘉孝 (総務委員会

総務委員会・サイエンスファンタジー研究会 篠原です。

 

先日8/28に第12回サイエンスファンタジー研究会を開催致しました。-近江商人の思考・行動哲学に学ぶ-」と言うテーマで近江八幡日牟禮ヴィレッジ様にてクラブハリエのバームクーヘンで有名なたねやグループCEO:山本昌仁様にご講演頂きました

 

たねやグループが現在の様な繁盛店に至ったルーツや近江商人の流れを汲む三つの経営理念「天秤道・黄熟行・商魂」について等、詳しくお話し頂きました。お話は50分と言う短い時間に関わらずとても分かりやすくかつ詳しくお話し頂きました。その後質疑応答にも親身になって受け答えして頂きました。

 

近江八幡市と言うたねや発祥の地を大切され、またはその地にあった商いをすると言った礼節を保ちながらも将来を見据えて新しい技術、情報を取り入れ古と現代の融合を上手く果たされ、さらには社会貢献もされておられる事を知って感銘を受けました。

 

今回、私は今までSF研究会等で京都の商い文化に触れてきたので滋賀の商い文化と比べ検証したかったのですが京都と滋賀で成功されておられる企業様の根本は良く似ているのではないかと思いました。①古来の伝統と現代の技術を巧みに取り入れている②自社が推すべき商品が明確である(ぶれない)③地域性を大切にされ、発祥の地やルーツを大切にしている④失敗を経験し乗り越えている。以上のような共通点があると個人的には思いました。

 

講演が終わり、今度は場所を移し草津市のJOCの卒業生でもある南様が経営されている「ホテルボストンプラザ草津」で検証を行いました。検証前に南様のご厚意で施設内の案内をして頂き、さらに現在のホテル経営の方針や状況をお話し頂きました。そして食事をしながら検証に移りました。色々な感想や意見が朗らかな空気の中交わされていました。

 

今回の研究会は長丁場になりましたが京都にいて学び得ない事も学べて他の地の文化に触れ京都の商い文化と対比する事によって気付ける事も多々あったかと思います。最もJOCのメンバーは京都の人間だけではないのですが。

 

この度、ご多忙の中スケジュールを合わして頂きましたたねや山本様初め従業員様一同、ボストンプラザ草津、南様はじめ従業員の皆様、またご多忙の中今回の研究会に参加頂きましたJOC会員の皆様におきましては誠に有難うございました。

 

また今後も色々企画して行きたいと思っておりますので何卒宜しくお願い致します。

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