グループ会社の全てではありませんが、弊社の生業の本業である骨材(砂利、砂)及び生コンの事業会社の社員達との親睦の機会。
そして今回の宿は、和倉温泉の加賀屋さん。
おもてなし、ホスピタリティー。
似ている様で違うものではありますが、大きな概念の中でこれらの領域の頂にあるのが、リッツカールトン大阪と、ここ加賀屋さんといわれています。
普段なかなか行くことがないと、勝手な想像で物事を考えたりしてしまいます。いわゆる温泉旅館、しかも巨大な収容人数を誇る宿のおもてなしがどんなものか、勘繰った気持ちがないわけではありませんでした。
今や高度成長期のような旅のスタイルは影をひそめ、東京からの熱海や、関西からの山代、片山津などが以前のような輝きを失っていたり、設備投資の回収が出来ないまま、日帰り温泉&バイキングスタイルのホテルチェーンに買収される再生の道を選ばざるを得ない状況の旅館もよく見受けられるところです。
で、加賀屋さんがどれくらいのものなのか?
バスが宿の玄関に到着すると、圧倒される巨大な建築物。四棟ある宿泊施設はどれも10階以上の高層建築。
お出迎えは、たくさんの客室係の方の笑顔と挨拶。
当たり前かもしれないこれらの所作が、自然と出来ていること、そしてそれが女将一人ではなく、お部屋に入るまでにすれ違う度にそういったお出迎えをしていただけると、不思議なもので、来るまでに想像していた勘繰りや意地悪?なあら探しなどは何処へやら?
すっかり加賀屋さん流のおもてなしを受けて、気分よくなってました。
加賀屋さんは…
「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に35年連続総合第1位の評価を得ておられ、過去に幾度となく天皇陛下もご停泊されたり、加賀屋さんがあるからこそ今の和倉温泉の高級路線が定着している風が感じられました。
高層建築の館内にいかに和の要素を取り込むか、空間の見せ方に吹き抜けをあらゆる箇所に取り込んだり、九谷焼や輪島塗などがギャラリーの様に配され、またシースルーエレベーターには、各階を示す花が描かれた巨大なタペストリーで演出するなど。
そして、全室部屋のお布団はなんと!
あのエアウィーブ。玉三郎さんや浅田真央ちゃの宣伝している、寝返りしやすい快眠環境を提供してくれるあれ!
ぐっすり快眠のあと、帰り際には、玄関前で写真を撮ってくれたり…これもさりげなく自然に嫌味なく、ただしワンショットですが…
また、バスの中で飲んで下さいとホットコーヒーが用意されていたり、そして有名な客室係の皆さんでのお見送りを頂きました。お世話になり、ありがとうございました。
10年以上前に一度訪れているものの、その時は若すぎて、今回ほどじっくり感じることができなかったかもしれませんが…
加賀屋さんは、間違いなく素敵なお宿でした!
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。