1986年5月に発売され、あまりの爆発的人気で
社会現象にもなったファミコン用ソフト「ドラゴンクエスト」。
当時12歳だった僕の夏休みは
「ドラクエ」漬けの毎日となり、
来る日も来る日も架空の世界の冒険に明け暮れていました。
時は過ぎて、2015年の夏。
41歳になった「僕」は、会計士協会主催の
「ハロー!会計」という小中学生向けセミナーに
補助講師として参加してまいりました。
小学校5・6年生が30名ほど参加したセミナーは、
「会計を身近に感じてもらうため」
に毎年開催されているもので、
「ショートケーキはいくらで売れば儲けがでるか」
というテーマで簡単なワークショップをする、という内容でした。
慣れない電卓を使って一生懸命計算するときの真剣な顔。
自分の出した答えが正解だとわかったときの笑顔。
そんな顔を見ることができただけでも、
参加する価値があるな、と思いました。
セミナー終了後の個別質問タイム、
12歳の女の子からこんな質問が。
「You tubeってどうして無料で見ることができるんですか?
誰もお金を払わないのに会社はもうかるんですか?」
…んー、、、目のつけどころが素晴らしいっ!
ひと通り質問に答えた後、いろいろと話をしていると、
将来は会計士か税理士になりたいとのこと。
だから新聞広告を見て、セミナーに自分で申し込みをした、と。
生まれてからたったの12年。
そんな子が、自分の意志で目標を決めて、
それに向かって何をすれば良いのかを考えて、
実際に行動に移しているということが、
なんというか、すごく眩しく感じました。
ゲームの世界で冒険に出て、
モンスターを倒すことで
勇者をレベルアップさせていた「僕」。
現実の世界でセミナーという冒険に出て、
見知らぬ大人と話をすることで
自分自身をレベルアップさせた女の子。
…まもなく「ドラクエⅧ」の
リメイク版が発売されるのですが、
ここはグッと我慢をして、自分自身のレベルアップに
時間を費やそうと心に誓ったのでした。。。
まずは、8月20日(木)に開催される
特別事業委員会の「第1回おもてなし事業」に参加してきます!
http://joc.gr.jp/information/omotenashi1
講師の高野登先生は、リッツカールトンホテルの
元日本支社長というご経歴をお持ちの「おもてなし」の達人。
自分に足りない「おもてなしの心」を学ぶことで、
自分自身のレベルを上げたいと思います!
研修委員会 早川 光志
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。