「責任を持つ」って、どういうことでしょう???
皆様、こんにちは。
研修委員会の長岡部会・野村充弘と申します。
さて、様々なメディアで報道されているとおり、
東京オリンピックのメイン会場である新国立競技場の
建築費問題で国会が大モメとなっています。
当初予算1,300億円が、な、なんと2,520億円になる!?
現在に至るまでの経緯を簡単にまとめると以下のとおりです。
2012年11月 デザイン決定
2013年 1月 予算決定1,300億円
2015年 6月 ゼネコンの見積もり3,000億円超
7月 施設見直しによる削減を検討の末、
最終的に2,520億円で有識者会議が承認(8日)
増額要因は、
世論の強い反対を受け、
安倍首相が「白紙に戻す」と発表(17日)
(YOMIURI ONLINEより)
まずは、白紙撤回した安倍首相の英断に敬意を表したいです。
会場の建築費には、私たちの納める税金が使われるわけで、
そんな「どんぶり勘定」で話を進めていくなんて看過できません。
なぜこんなことになったのでしょうか??
「 日本の悪弊をすべて体現した事例で、
責任の所在があいまいなまま突っ走り、
「決まったことだから」と途中でやめることができない 」
(7月5日付毎日新聞より)
ジャーナリストの池上彰さんがご指摘されているとおり、
各々の「責任感の欠如」が「どんぶり勘定」を引き起こしたのが、
この問題の最大のポイントだと考えます。
では、私たち経営者はどうでしょうか?
「どんぶり勘定」の経営になっていないでしょうか?
現在、研修委員会では11月に開催する予定の
第2回事業のテーマを「経営計画で学ぶ数字力」として、
着々と事業の準備を進めております。
ここ数日の猛暑に負けないくらい熱い事業になりそうです。
「どんぶり勘定」の経営にならないよう、
ぜひこの機会に「経営計画」について学んではいかがでしょうか。
来月には正式にみなさまにご案内できる予定ですので、
ぜひご期待ください!
研修委員会 野村 充弘
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。