研修委員会の村山智幸(壬生部会)と申します。
中京区と北区で訪問看護の事業所を経営しております。
明日11月11日は、第2回研修事業
「 ここから、はじまる経営計画 」の開催日となります。
多くのお申込みを頂き本当にありがとうございます。
研修委員一同、みなさま のお越しを楽しみにお待ちしております。
さて、みなさまは『 2025年問題 』をご存じでしょうか!?
2025年、いわゆる「団塊の世代」が
後期高齢者(75歳以上)に達します。
そうすると、生産年齢人口の減少や
社会保障費の増加という問題が山積みとなります。
例えば、高齢者1人 に対する生産年齢人口は、
以下のように推移します。
1960年 11.2人
2000年 3.9人
2015年 2.3人
2025年 2.0人
2050年 1.0人
(出所:厚生労働省 試算)
また、2025年における高齢者1人当たりの医療費は
年間約92万円(国民平均30万円)となる見込みです。
さらに、社会保障費総額は2012年予算35.1兆円に対し、
2025年には54兆円になると試算されています。
このままのペースで高齢化が進むと、
日本の医療・介護の社会保障制度は崩壊するでしょう。
では、予測されるこのような事態に対して、
私たちに出来ることはなんでしょうか?
「健康で過ごすこと」
つまり、健康寿命を延ばすことが重要なんです!
いつからするのか?
何をすればよいのか?
病気予防 - 暴飲暴食を避け、運動をする。
これなら今日からでも出来ますよね?
でも、すごく難しいんですよね・・・。
お付き合いで飲酒量は増え、寝不足に。
車で通勤。
事務所内でパソコン相手に仕事。
運動はめんどくさい・・・。
これでは健康になる努力どころか、
病気になる努力になってしまいます。
でも、ご安心ください!
こんな方法もあります。
少し電車に乗ってみる。
ゴルフ場でカートに乗らない。
できるだけ階段を使用する。
「もう1軒・・・」というところで解散する。
そう、少しずつ始めればいいのです。
健康経営を取り入れる企業も増えてきました。
経営者だけでなく、従業員も
仕事の間に体操をすることを業務の1つと考える。
そういった企業全体での健康作りの仕組みが必要になります。
その先頭に立つのが経営者の役目なのです。
経営者が変わった姿を見せ続けると従業員も変わります。
そして企業が変われば、国も変わります。
数値データを眺めているだけでは何も変わりません。
それをもとに、どうするかを考え、
実際に行動にうつす。
これが、私が思う『 数字力 』です。
研修委員会 村山 智幸(壬生部会)
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。