こんにちは。交流委員会の近藤です。
普段はアパレルの製造・小売業を営んでおります。
20代からこの仕事に就き、主に製造畑を歩んできました。
現在は30代に突入しましたが、最近ふと入社したての頃の事を思い出したりします。
その当時は、我々の業界はまだまだアナログで、工場へはメールで連絡をしても返ってこず、「FAXにしてくれ」とよく言われたものだと…
洋服を裁断するのに必要な、型紙や書類も佐川急便で送り、海外への発送は国際宅急便をよく使用しておりました。
それが今では、ほとんどがデータ化され、実物を送らずとも、データで送れば現地で出力でき、ずいぶんと便利な時代になったものだと感じます。
様々な環境が変わり、今では1人1台のパソコンを持ち、鉛筆やペンではなく、キーボードやタブレットペンを持って仕事をしております。
しかし実際の縫製現場は…10年前と何も変わらないミシンを使用し、今でもアナログ??です。
職人が一枚一枚丁寧に縫っています。
以前に同じ交流委員の木下さんに伺いましたが、縫製はコンピュータ化するのが非常に難しいのだとか…。
この10年変わらなかったもの、それはこの先10年も変わらないのかなと感じます。
会社も同じ、時代の流れとともに変化しないといけない事、変えてはいけない事（変えられない事）を仕分けていくことが大切なのかなと思います。
19期JOCテーマの「おもてなしの心で遠きをはかる」
「おもてなしの心」は先人たちから学んだ相手を思いやる気持ちであり、その心でこの先を考えてゆくために、研修事業でしっかり勉強をし、今後の経営に活かしていきたいと思っております。
また、勉強で学んだ事を交流で深める事も非常に大切だと思います。
JOC会員の皆様がより一層交流できるように、今後も微力ながら尽力したいと思います。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。
