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【 ダイナミックな健康 】

こんにちは。

研修委員会の村山 智幸(壬生部会)です。

今日は私の仕事である訪問看護と関係が深い

「健康」についてお話したいと思います。 

 

 

ひと言に健康といいましても、

解釈は人それぞれだと思います。

この点、WHO(世界保健機関)では、

「健康」を次のように定義しています。

 

Health is a state of

complete physical, mental and social well-being

and not merely the absence of disease or infirmity.

 

健康とは、単に病気でないとか、

虚弱でないということではなく、

肉体的、精神的、そして社会的に、

すべてが満たされた状態であるとしています。

 

WHOではこの定義に基づいて、

医療に限定されず幅広い分野で、

人々の健全で安心安全な生活を確保するための

さまざまな取り組みを行っています。

 

 

そして、この健康の定義について、

1998年に新しい提案がなされました。

 

Health is a dynamic state of

complete physical, mental, spiritual and social well-being

and not merely the absence of disease or infirmity.

 

“dynamic”と“Spiritual”とが付け加えられています。

静的状態ではないことを示すdynamic は、

健康と疾病は別個のものではなく

連続したものであるという意味付けから、

また、日本語に訳すのが難しいのですが、

spiritualは、人間の尊厳の確保や生活の質を考えたとき、

必要となる本質的なものだという観点から、

追加の提案がなされたと言われています。

 

健康

 

さて、 私も含め多くの方は、

肉体的な健康に注目しがちと思いますので、

ここでは精神的な健康と社会的な健康について

触れてみたいと思います。

 

まず、精神的な健康とは、

心が落ち着き、ゆとりがある状態をいいます。

ポジティブな発想が出やすくなり、

また、言葉や表情の雰囲気も良くなります。

 

次に、社会的な健康とは、

特にストレスが低い状態を指します。

対人関係や職場、プライベートにおいて充実感を得ることができ、

また、経済的な安定や時間的な余裕も持てるようになります。

 

 

どうやら、精神的な健康や社会的な健康にとっては、

ストレスとの付き合い方が大事なことのようです。

 

ストレスは「感じること」自体が悪いのではなく、

それを「溜め込むこと」が問題と言われます。

つまり、「ストレスの発散」が大事だということです。

 

 

とはいうものの、私自身もストレス発散が上手とはいえません・・・。

なので、JOCの仲間で集まるときには、

ストレス発散が上手な人を見習うように心掛けています。

 

また、ストレス発散には適度な運動が効果的といわれます。

仲間と楽しくスポーツをしたり、

就寝前にストレッチやヨガをしたり、です。

 

 

「無理をせず、少しずつ、自分のできることから」

 

 

健康はお金には変えられない、素晴らしいものです。

肉体的な健康だけでなく、精神的な健康や

社会的な健康といった観点からも、

健康の価値を考えるようにすれば、

深くて面白いのではないかと思います。

 

皆様も、心からすっきりして、

ダイナミックに歩んで行きましょう!

 

 

研修委員会

村山 智幸(壬生部会)

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※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。