こんにちは、研修委員会の織田です。
京都信用金庫で支店長をしています。
経営者や後継者という立場ではありませんが、
JOC会員の一員として委員会に所属し、
一緒に活動をさせてもらっています。
気がつけば2月も下旬に差し掛かり、
春を感じさせる暖かい日が増えてきました。
毎年この時期になると
京都信用金庫の各支店では、来年度の事業計画を立てます。
金庫全体の方針を踏まえながら、
支店でどのような目標を立てるのか。
そして、目標を達成するために
どんな体制で、どんな活動を行っていくのか・・・。
「事業計画書」 - いつも頭を悩ませます。
私の所属する門真支店は
5年前にオープンした比較的新しい店舗です。
1年半前に店を引き継ぎましたが、
私がまだ2代目の支店長です。
京都信用金庫の支店ではもっとも大阪市内寄り、
唯一の空中店舗 という特殊な戦略店舗としての立ち位置もあり、
基本的な方針は毎期それほど大きく変わりません。
しかし、その舞台をどのように演出し、
その地域のお客様にファンになってもらえるかは、
演じる職員の演技しだいと考えています。
昨年度の「事業計画書」は、
着任1年目ということもあり現状分析から始めました。
そうです。
研修事業でもおなじみのSWOT分析。
職員全員で徹底的に意見を出し合うことで
店舗の現状分析を行い、
強みや弱み、機会や脅威を抽出しました。
そして、それらを組み合わせて考えることで、
支店の進むべき方向性と職員の演技の仕方を決めました。
じつは、店舗の「事業計画書」を作るにあたって
SWOT分析をするのは、初めての経験でした。
前の支店長とは違う新しい試みを
「事業計画書」に出したかったこともあります。
ふりかえると、いくつかの新しい試みも取り入れながら、
年初に立てた方針に沿った活動ができた一年だったと感じています。
(あくまでも自己評価ですが・・・)
同じように、研修委員会でも
メンバー全員で意見を出し合いながら、
事業ごとに新しい試みを取り入れるように心掛けています。
例えば、今年度の事業では、
○ 2年間を通じたテーマ(経営計画)の設定
○ グループワーク中心の研修スタイル
○ JOC会員と京信職員との「協働」
○ 研修事業のプレスリリース
○ 研修後のアフタープログラムの実施
○ 研修中の軽食・お菓子の配布
○ 通常事業と基礎講座の二本立て
といった試みをしてきました。
ご参加頂いた会員のみなさまに、
「 来てよかった 」「 ためになった 」
と感じていただけるように、
メンバー全員で試行錯誤を続けていきますので、
来年度も研修事業への多数のご参加をお待ち申し上げます!
研修委員会
織田 昌志(京都信用金庫 門真支店長)
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。