皆さん、こんにちは、東九部会のどんぐりの木村です。
先日の本部例会で、増田理事長が、IoT(インターネット・オブ・シングス)のお話をされておられましたが、まさしく、時代の転換期に差し掛かっているような気が致します。
今日のAIブームは、第3次ブームと言われていますが、少子高齢化による労働力不足もあり、構造的な社会変化のタイミングだと思います。
僕個人的にも、AIには、非常に興味があり、様々な書物や最新の施設を見学して、新しい時代に対応できるように最善を尽くそうと考えております。
2015年11月8日(日)、未来の自動車をどうしても、この目で見てみたいと思い、東京モーターショーを見学致しました。
東京ビックサイトの東棟、西棟の1階から4階まで、大勢の見物客で、ごったがえしていましたが、ぶっちぎりで人気の高いブースは、ニッサンIDSでした。
他のメーカーには目もくれず、何度も、何度も、同じ説明を聞いて、未来の世界を想像致しました。
自動運転の時代が来れば、ドライバーさんという職種は皆無になり、関連する経費のコストダウンや労働力の産業別移動にもつながるかと思います。
安全性が高まって、100%事故のおきない車社会がくれば、自動車保険のマーケットにも影響があると思いますし、保険会社の運用状況や保険料率も変化すると思います。
2016年1月27日(水)、事前登録が完了できたので、pepper world 2016 の展示会に参加しました。
展示会場になったベルサール汐留は、予想以上の来場者で、注目度の高さが、一瞬で伝わってきました。
展示会場では、ペッパーが活躍するであろう、近未来の社会が様々なシーンで描かれていました。
会社の受付、観光案内、介護、教育、医療など、マンガの世界ではなく、現実の社会として、近日中におとずれる、AIとの共存を感じました。
現在、ソフトバンクのペッパーは、ネットのみで受付し、7か月連続で、1000台を販売しているそうです。
毎月、1000台のペッパーが、わずか1分で完売になっているそうです。
みずほ銀行やネスレなどの大手企業や高齢者施設など、様々な現場で、ペッパーが導入され始めています。
2016年2月14日(日)、昨年の夏から、めちゃめちゃ気になっていた、長崎県佐世保にある、「変なホテル」に宿泊致しました。
「変なホテル」 とは、 「変わり続けるホテル」 という意味らしいです。
受付ロボット、ポーターロボット、クロークロボット、コンシェルジュロボット、お掃除ロボット、お部屋案内ロボット の活躍により、労働力をおぎなう、「変なホテル」です。
こちらのホテルの客室数は72部屋で、通常のオペレーションであれば、25名のスタッフが必要ですが、各種ロボットの活躍により、10名で運営しているそうです。
ちなみに、お部屋案内ロボットの「ちゃーりーちゃん」が、一晩中、僕に話しかけてきて、全然、休まることはありませんでした。(この下のロボットです。)
AIと人間の過去の対戦では、1997年チェスでAIが勝利、2010年将棋でAIが勝利、2015年囲碁でAIが勝利しています。
2013年オックスフォード大学のカール博士が作成した論文によると、「現存する職種の47%がAIに奪われる」という内容を職種別に定量分析して発表しました。
2014年マイクロソフト創業者ビルゲイツ氏は、「AIによる雇用の侵食は様々な職種に広がろうとしている。 今から20年後、現在の労働者が持っている各種職能への需要は大幅に低下しているだろう。」 と講演会で述べていました。
AIの進化をリスクと考えるか、チャンスととらえるかは、選択・意思決定する人間次第だと思います。
いつの時代も、新しいものが生まれ続け、社会や顧客から不要とされるものは、斜陽・淘汰していくことは自然の摂理だと思います。
積極的思考だけを持ち続け、明るい未来を存分に楽しみたいと思いま~す。(笑)
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。