第19期オフィシャルFacebookページ
即答くんアドレス登録はこちら
モバイル手帳について
スマートフォンサイトを表示

【 会議は、、、開くなっ!? 】

 

 

「 組織をダメにするには、会議を開けばよい 」

 

 

 

こんにちは、研修委員長の早川 光志(東九部会)です。

 

冒頭の一文、先日 交流委員会の阪村さんが

ニュースサイトでご紹介されていた

『 サボタージュ・マニュアル 』からの抜粋です。

 

 

510jBv4RqGL__SX341_BO1,204,203,200_

https://joc.gr.jp/archives/4072

 

 

この『 サボタージュ・マニュアル 』

CIAの前身にあたる米国戦略諜報局が

第二次世界大戦中に作成した

潜入工作員(いわゆるスパイ)向けの

破壊・妨害活動支援マニュアルを書籍化したものです。

 

メチャクチャ興味を惹かれたので、

すぐに購入して、スパイ気分でさっそく読んでみました!

 

man dressed in a trench with a hat on his head isolated on black

 

 

マニュアルいわく、

 

 

「 とにかく会議を開き、議論をして意思決定する 」

 

 

ことが、敵国の生産性を損なうための

非常に効果的な活動となる、と。

 

The-boardroom-table-is-set-for-a-meeting-000027791327_Medium

 

 

その根拠は3つ -。

 

1 – 社会的「手抜き」の発生

 集団を組めば、必ず「 手抜き 」をする人が出てくる。

 会議においても一部の参加者の「 手抜き 」により、

 組織全体の生産性が損なわれる。

 

2 – 評価懸念による同調

 「 的外れなことを言ったら恥をかく 」

 「 反対したら上役に睨まれる 」

 このような懸念から少数派が多数派に同調してしまい、

 個人の優れたアイデアや批判的思考が損なわれる。

 

3 – 手待ち時間の発生

 会議中、ほとんどの参加者は

  「 何もしていない 」もしくは

  「 自分の発言する順番を待つ 」という行動に

 最も多くの時間を費やすことになる。

 この手待ち時間分だけ、組織全体の生産性が損なわれる。

 

 

・・・ふむふむ、なるほど。

 

 

 

さて、JOC第19期も 2年1期の

折り返し地点を 迎えようとしていますが、

委員会活動の軸となるのは

毎月開催している定例会議です。

 

1年前、研修委員長をさせて頂くと決まったとき、

まず初めに考えたのが「 会議の活性化 」でした。

そのヒントを得るために、

会議に関する本を何冊も読み漁りました。

 

 

一番心に響いたのは、

『 佐藤可士和の打ち合わせ 』 という本です。

 

41Dz+j0waIL__SX344_BO1,204,203,200_

 

クリエイティブディレクターである著者の

会議に対する熱い想いや、

こだわりがたくさん盛り込まれています。

 

繰り返し何度も読んでいる

「 会議に対する心構え 」という章は特におススメです。

次のようなことが書かれています。

 

 ○ ほとんどの仕事は「 会議 」から始まる

 ○ 会議の質は、仕事の質に直結する

 ○ すべての会議はクリエイティブの場である

 ○ 本音の真剣勝負で望まないと意味がない

 ○ 毎秒毎秒が参加者のプレゼンテーションである

 ○ 発言しないことは、その場にいないことと同じである

 ○ どんどん口に出すことで「 思考の輪郭 」が浮かび上がる

   ○ 「 No 」と言うなら、どんな立場でも代替案を出す

 

 

 

今回ご紹介した2冊の書籍、

真逆のアプローチではあるものの、

会議の本質を示している点では同じだと思います。

 

 

メンバーの貴重な時間と労力に

支えられているJOCの委員会活動。

 

定例会議に係る機会コスト(年間)を試算してみると、

 

 ① 開催回数:12回 / 年

 ② 1回あたり拘束時間:5時間 / 回(移動時間含む)

 ③ メンバーの人数:13名(担当幹事含む)

 ④ 本業に時間を使えば得られた増分利益:10,000円 / 時間

  (・・・超ザックリの仮定ですのでご容赦ください!)

 

  → ① × ② × ③ × ④ = 7,800,000円

 

と、かなりの額となります。

 

 

この時間と労力を浪費するか、

実りあるものにするか -

 

委員会のリーダーとして、

19期後半も気を引き締めて会議に臨みたいと思います!

 

 

研修委員長

早川 光志(東九部会)

この記事をソーシャルメディアでシェアしましょう!!

LINEで送る

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。