皆さん、こんにちは、東九部会のどんぐりの木村です。
今年も、2月の決算後、弊社で経営計画書を作成致しました。
この経営計画書は、お取引金融機関様と帝国データバンク様、東京商工リサーチ様に、毎年、決算書と一緒にお渡ししております。
経営計画書の内容は下記のようなものです。(経営計画書の目次)
株式会社どんぐり 第27期 経営計画書 目次
2016年4月14日(木)に、どんぐり全店舗を休業して、キャンパスプラザで、経営計画発表会をおこないました。
50ページほどのパワーポイントで作成した経営計画書を全正社員に、90分ほどかけて、僕が説明致しました。
今年の春に入社したての、18歳の新入社員にとっては、なんのことか、さっぱり判らないと思いますが、会社の数字をガラス張りにして、細かい内容まで、自分の想いを込めて語りました。
社員を目の前にして、経営計画書を説明しながら、実は自分自身に何度も言い聞かせていました。
「誠実に、謙虚な気持ちで、感謝を忘れず、ひたすら、良い会社を作る努力を継続しよう!!」
今は、沢山の金融機関様が、様々な提案をしてくださり、比較的簡単に融資を受けることが出来ます。
でも、僕が初めて、京信さんに、お金を借りに行った20年前は、運転資金や設備資金の融資を受けることが非常に難しく、資金繰りも本当に大変でした。
恥ずかしい話ですが、お金が足りなくて、社会保険料を滞納した時期やお取引業者様に原材料の支払いを待っていただいたこともあります。
会社にお金が無くて、自分の給料支払いを遅らし、生活費の為に各金融機関様のキャッシュカードを限度額いっぱいまで、引出していたこともあります。
お金が足りなくて、毎日、毎日、お金のことばっかり考えていた、あの時の気持ちを忘れない為にも、経営計画書を毎年、作成して、お取引金融機関様に、時間をかけて説明させていただいております。
今でも、各金融機関様に対して、「うちの会社を信用してください!」 という気持ちが凄く湧き出ます。
たぶん、一生、この気持ちは、身体から抜け切れないと思います。
第19期のJOCは、長尾代表幹事のもと、学びの多い事業を企画・運営しております。
経営計画については、早川委員長率いる研修委員会の皆様が、積極的かつ情熱的に、内容を考えて考えて作りこんでいただいております。
何かの御縁で、JOCに入会され、いろんな方々との出会いがあり、自分を変えるきっかけが沢山、目の前に転がっているような気が致します。
経営計画書を作ったからといって、必ずしも、目標数字が達成できる訳ではありませんし、業績が急激に上昇するとも限りません。
でも、無いよりかは、有ったほうが良いと思いますし、良いことを継続し、悪いことを改善するのが経営だと思います。
僕自身も、まだまだ、未熟な若輩経営者ですが、純粋に、自分の会社を良くしたいという強い願望があります。
今日よりも明日、今年よりも来年、確実に成長できるよう、JOC会員の皆様とともに切磋琢磨し、自己研鑽・自己向上・自己啓発の習慣を身につけたいと思っております。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。