何に価値を認めるか。重きを求めるか。その判断の基準や考え方のことを価値観といいます。
人にはそれぞれの価値観があります。
例えば130円のミネラルウォーター。
「飲めれば水道水で十分」という考えもあれば、一方で「水はおいしさと成分にこだわりたい」という考えもあります。
例えば休日の過ごし方。
「できるだけいろいろなことをしたい」という考えもあれば、「ゆっくり体を休めたい」という考えもあります。
性格だけでなく年齢や出身地など様々な要素で違いは生まれます。
どの価値観が正しいというものではなく、当然ながら様々あり、それぞれが尊重されるべきものです。
チームを組んで仕事をする際はメンバーの価値観が揃い過ぎないことが大切といわれます。
チーム内で同じ考えばかりだと常に同じ結論となり、新しい価値が生まれることはありません。
考えに違いあれば議論となり、自分の意見とそれに反する意見を比べ、結論を出すと新しい価値が生まれます。さらに新しい意見が出るとより高いレベルの価値となります。
価値観の違いはマイナスなイメージがありますが、上手に使えばチームの発展につながるのかもしれません。
様々な考え方を受け入れると、物事に対する視野が広がります。
大切なのは他人の価値観を理解した上で、自分の意見を持つことかなと思います。
幹事会をはじめ、JOC内で開催される会議では、様々な価値観があり、そこからは多くのことを感じることができます。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。