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フォーラムテーマ 『変わらずに、変えていく。ともに語れ、はるか行く先を!』 について、 櫻井 登之(幹事長)

皆様 こんにちは。

 

いきなりですが、
タイトルは10月8日土曜日終日開催のJOCフォーラムのテーマです。

 

皆様うけとりかたが、それぞれかと思いますが、

今期のテーマでもある「遠きをはかる」、

おもてなし事業で学んだ「不易流行」

これらのキーワードが

直結して浮かばれることかと思います。

 

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いつまでも変化しない本質的な事を忘れず、

新しい変化を重ねていき、

創意工夫を凝らすことは、

言葉に書くほど容易いことではありません。

 

そして我々、経営者の使命は、

ご存じの通り、企業を永続させることと言われています。

 

急な変革はお客さま、

また世間様に受け止めて頂けない為、

日々僅かでも進歩させることにより、

諸事改善させていく努力が必要かと思います。

 

たとえば私どもの料理屋において、

基本中の基本 昆布と鰹でひく一番出汁。

これについて、少し書かせて頂きます。

 

まずは、水

 

緑豊かな神山に抱かれる上賀茂神社にわき出る名水「神山湧水」を、

宮司様より特別に許しを得て、

煮物椀のだしはもとより

煮炊きに使わせて頂いております。

s-細殿

 

そこに、滋味をたたえる利尻の昆布。

この名水に昆布を浮かべ

ゆっくり加熱して、

グルタミン酸を充分に抽出し沸騰手前で取り出します。

 

最後に、出汁を引く度に、弊店で削った本枯れ節をあわせます。

むかしは、各家庭に削り機があって、

お台所でその都度削っておられました。

しかし、今はパック入りの削り節がおおかたです。

 

つまり・・・

特別な水 

厳選された昆布、

そして削り立ての本節。

この三位一体により、弊店の出汁をひきます。

 

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しかし、この道のりを一気に進めたわけではありません。

思い返せばしっかり旨みを抽出できる昆布に巡り会えた事からでした。

そして本節を自らその都度削るようになり、

最後には神山名水を頂戴できるようになった次第です。

一気に加速して全てを変えても、

お客さまには受け入れて頂けなかったのかも・・・

 

 

本質を大幅に変えるわけではないが、

旨みをバージョンアップさせてきた結果、

お客さまにご評価頂いいているのかと存じます。

 

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これが櫻井の身近でおわかり頂きやすい「変わらずに、変えていく」です。

長くなりおそれ入ります。お読みいただきありがとうございました。

Coming up!!

 

☆平成28年度 第1回おもてなし事業

日時 平成28年9月6日(火)
18:30~20:30 (受付18:00~)
テーマ
「経営者に求められるマインドセット」
~時代に振り回されない心構えとは~

平成28年度 第1回おもてなし事業

 

 

☆そして、第19期の特別事業
JOCフォーラムは、10月8日(土)終日

の開催です

京信JOCフォーラム

 

 

おもてなし事業の締め切りは、来週金曜日の26日
JOCフォーラムの第一次出席返信も、同じく26日です。

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※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。