やや季節外れな話題ですが、、、
先月、宇治市植物公園の
「 蛍ナイター 」へ行ってきました。
http://uji-citypark.jp/botanical/
ライトアップのない暗闇の中、
ホタルの放つ優しい光に癒されました。
職員の方によれば、
10年ほど前に自然発生したのをきっかけに、
幼虫の育成を続けているとのことです。
この公園では「 蛍ナイター 」の他にも、
さまざまなイベントが企画 されています。
植物公園としては定番ともいえる
ガーデニング教室にはじまり、
理科の実験教室や自然栽培の農産物販売、
お料理教室など、本当に盛りだくさんです。
実は、この植物公園の園長さんは
数年前に一般公募で 選ばれた方なんだそうです。
就任後、来園者数を増やすために
「 やってみなはれ 」の精神で
若手職員にイベントの企画を任せ、
また、企画立案から決裁までの
スピードアップを断行されました。
すると、実にさまざまなアイデアが生まれ、
年間来園者数は着任時から30%アップ、
昨年度はついに10万人の大台を突破したそうです!
素晴らしい成果ですよね!!
組織によって幅があると思いますが、
「 良い任せ方 」とは、
おおむね次のように定義されるようです。
① ゴールを明確に伝える
② 予想される困難を示す
③ 相手のコミットを引き出す
また、結果として失敗に終わった場合、
任せた側がすべての責任を負うことも重要です。
任せられた側はモチベーションが上がり、
責任感をもって業務に当たります。
その経験が個人の成長の糧となり、
やがて組織の活性化につながります。
中小企業の経営者としてつくづく感じますが、
「 人に任せる 」って難しいです。
大企業のように 人材が豊富なわけではなく、
育成に費用や時間をかけることも難しい。
「 自分でやったほうが早い 」と任せ切れなかったり、
任せたものの、フォローする時間を取れずに
結果として「 丸投げ 」になってしまったり…。
思い切って任せる -
日々迷いながらではありますが、
それができるよう、努力し続けたいと思います!
研修委員会
渡辺 麻生( 東九部会 )
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。