こんにちは。
東九部会の木ノ下です。
今日は「余裕を持つこと」について書こうと思います。
「 余裕を持って行動しなさい 」
小学生の頃から、散々言われますよね。
社会人になれば、仕事を通じて
その大切さを嫌というほど味わうし、
それを実践することがいかに大変かも痛感します。
先日、インターネットで面白い記事を読みました。
ある会社が 週休2日制から2.5日制 に移行して、
午前休 / 午後休を取得しやすくしたところ、
会社の業績が上がったという内容の記事でした。
しかも、半日休は当日申請可だとか!
かなり業種や業態を選ぶなぁと思いながらも、
面白い試みだと感じました。
思わしくない現状を変えたいとき、
「じゃあどうする」となると、
真っ先に思い浮かびがちなのは
「規制の強化」かもしれません。
例えば、手待ち時間が出てしまう従業員がいれば、
より多くの業務を与えて、他の人にそれをチェックさせるとか。
もっと身近で簡単な例だと、
ダイエットのために食事制限をするとか。
でも、「規制の強化」に伴う
心理的な負荷は意外と大きいものです。
分かりやすくダイエットの例で続けると、
食事制限を伴うダイエットは、
続けるのが難しいと言われます。
食べたいものが食べられない不満や、
「あぁ、食べてしまった・・・」という自責の念は、
ストレスに直結しますよね。
逆に「食事制限せずに運動する」というダイエットだと、
存外続けやすかったりするものです。
ストイックになることは
決して悪いことではありませんが、
根を詰めすぎると作業効率が落ちるのも事実です。
「 睡眠時間が 6時間以下の日が10日続くと、
思考能力は完徹と同じ状態まで落ちる」
なんて研究の結果も、最近耳にしました。
週休日を増やすというのは、
仕事の配分やフォロー、管理など
現実的に考えると難しい部分も多くあります。
しかし、厳しく規制し締め付けて作る時間の余裕ではなく、
それを緩めて、心に余裕を与えることで好転させる、
そういった発想の転換も時にはあるのだな、と感じました。
研修委員会
木ノ下 実可子( 東九部会 )
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。