皆さん、こんにちは。洛北部会 上田です。
11月15日に輪違屋歴史に学ぶ例会を開催いたしました。
今期、私が掲げたテーマ【稽古照今】
~いにしえを考え今に照らし合わせ良い未来を築く~
を元にここまで部会活動をさせて頂いておりました。
先輩にお話をお聞きしたり歴史に学ぶ集大成として迎えた今回。
今期のテーマにふさわしい歴史を感じさせる例会となりました。
輪違屋十代目当主 高橋利樹さま
杯を使った『かしの式』
胡弓に舞とまるでタイムスリップしたように幻想的な太夫さんの芸
古くから代々受け継がれる髪飾り。髪飾りだけで5㎏あるそうで
衣装も合わせると20kgを超えるそうです。重い・・・
太夫さんは遊女としての最高の位で公家や武家、宮中、御所で天皇陛下にも
謁見できるほどの身分だそうです。
2階も案内してくださいました。
傘の間 傘にある「高」の字は高橋さまの高だそうです。
特殊な技法で本物の紅葉を塗り込んだ紅葉の間
日本最古のミラーボール。1階から上がってくるお客様を確認して
鉢合わせしないように、防犯上にも役立っていたとか。
100年前の太夫さんの打掛、鮮やかな紫で気品がありました。
ゲストを代表しまして長尾代表幹事による乾杯のお挨拶からの歓談
ご卒業生、小杉さんと森口理事の後ろにあるのは新撰組局長 近藤勇の
漢詩の屏風です。普通に置いてあってビックリです。
二階には長州藩 桂小五郎の掛け軸がありました。ここは幕末ロマンの宝箱か・・・(笑)
櫻井幹事長・・・いや部会では副部会長の〆のご挨拶
名残惜しい楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
今回、輪違屋さんでの例会開催にあたり大きなきっかけを作って下さった
熊澤さん!本当にありがとうございました!
部会テーマを話してそれなら輪違屋でやったらどうやと構想2年弱。
今期の目玉例会を無事に終えることが出来ました。
毎回、同じことを言っていますが今回も部会の皆さんに助けられました。
部会の皆さん、ゲストの皆さん本当にありがとうございました。
※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。