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「いまも未来もいつわりのない会社 株式会社ナベル」について

企業研究委員会 委員長の小柳(大津部会)です。

 

本日、10月25日に発信されましたように、12月7日に第3回企業研究委員会の事業

「いまも未来もいつわりのない会社 株式会社ナベルをベンチマーク」を開催します。

https://www.nabel.co.jp/company/information.html

年末の事業となりますため、早めの申し込みとさせていただいております。

 

株式会社ナベルとは・・・・

何をしている会社なのか・・・

 

①鶏卵の自動選別包装装置というニッチな製造業

②古都京都から世界一を目指している会社

③代表者がJOC第6期代表幹事である

 

こういう紹介をするよりも、お家に卵が届くまでどんな行程を経ているのかという観点から株式会社ナベル様のHPを援用し、ご紹介させていただいた方がわかると思います。

 

1.集卵 

GPセンターに併設している養鶏場から卵がコンベアに乗って移動してくる場合と、離れた養鶏場から卵トレイに入れられた状態でトラックで運ばれてくる場合とがあります。

2.方向整列

卵の鈍端鋭端の向きを自動的に同一方向に整列させます。この工程によって常に尖った方が下向きの状態でパック容器に充填されることになります。

3.洗卵乾燥

次亜塩素酸ナトリウムなどの殺菌剤を添加した温水で卵を洗浄しすすいだ後、濡れた卵殻表面を乾燥させます。

 

4.透光検査

検査員が薄暗い区画の中で、卵の下より光をあてて透過光を確認し、ひびのある卵や血卵を除去します。また卵の形状や汚れなどを見て不良品を除去します。

5.汚卵検査

卵殻に汚れのある卵を、汚卵検査装置が検出し、除去します。

 

6.ひび卵検査

卵を爪の先でトントンと叩いてみると、ひびがある場合には、少し低く鈍い音になります。この特徴を利用して、ひび卵検査装置では卵殻にひびのある卵を自動的に検出し、除去します。

 

7.紫外線殺菌

紫外線を照射することにより、卵殻表面に付着している細菌やウイルスを効果的に殺菌します。

 

8.計量

卵の重さを計ります。ここでの計量結果は、後の「サイズ振り分け」工程に引き継がれます。

9.異常卵検査

異常卵検査装置では卵に光を当てたときの透過光から血液成分の有無を判別することによって、血卵を自動的に検出するほか、みだれ卵や腐敗卵、無黄卵なども検出し、除去します。

 

10.サイズ振り分け計量結果に基づき、 卵の重量サイズ毎に選別します。   

   

種類

色分

卵1コの重量基準             

LL

70g 以上 76g 未満        

L

64g 以上 70g 未満

M

58g 以上 64g 未満

MS

52g 以上 58g 未満

S

46g 以上 52g 未満

SS

40g 以上 46g 未満

11.包装

所定の容器に卵を充填後、卵の鈍端部にシールを貼り付けたり、卵重計量責任者・賞味期限などを表示したラベルの封入または貼り付け、容器のシーリングなどを行います。

12.検品

できあがった製品を一つひとつ手にとり、裏表を確認して目視による最終のチェックを行います。

13.出荷

サイズごとにパックされた卵は、お店などに出荷されます。

 

株式会社ナベルのパッキングシステムはこれらの工程を完全自動化を実現されており、人の手に触れられることなくパックに詰められ、製品となるそうです。

《引用株式会社ナベル OFFICIAL:HP「けんぞう先生の卵事例ハンドブック」》

 

12月7日に、ベンチマークをいたしますが、上記の機械は特許の塊であるため、近くでみることは残念ながらできません。

訪問するにあたりどのような会社かは知っていていただきたいためご紹介させていただきました。

皆様のご参加を企業研究委員会一同心よりお待ちしております。

 

                           企業研究委員会  委員長 小柳 圭


この記事の作成者:企業研究委員長 小柳

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。