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「ケタ違いの当たり前」長岡部会研修事業

みなさん、こんにちは。長岡部会の辻です。

 

11月28日に長岡部会の研修事業を開催しました。

長岡部会では毎年、プロの講師の方をお呼びして、様々な研修会を実施してきています。

しかし今年は研修事業を決める幹事会で、メンバーから「今期卒業される和田さんの話を聞きたい!」という声があがり、全会一致で和田さんに講演会をして頂くことに決まりました。

 

もちろん当の和田さんは快く引き受けて下さり、会社見学+講演会というベンチマーク要素も加えた研修会を

提案してくださいました。

 

㈱特殊高所技術

 

和田さんの会社は創業以来「不可能を可能に」を掲げ、橋やダム、風車、高速道路などのインフラ構造物の「維持管理」をロープなどの特殊高所機材を活用し行う、日本を代表する会社です。メディアにも多数取り上げられ、テレビ東京の人気番組「ガイアの夜明け」でも特集されるほど注目を集めておられます。

 

 

会社見学&職場体験

 

まずは和田さん自身による会社案内。

特殊高所技術さんでは、環境整備にも力を入れて備品、道具などを徹底管理されています。

 

 

そして実際にロープ作業の体験をさせてもらうことに。

果敢にロープ上りに挑んだ勇敢な3人のおっさんずラブ。

村越・渋谷交流コンビ(敬称略)の運動神経の良さにちょっとびっくりです。

 

ご協力頂きましたスタッフのお二人、ありがとうございました!

ちなみにこのお二人、特殊高所技術の社員の方かと思いきや、本職は保津川下りの船頭ガイドさんなんだそうです!

ガイドの仕事は閑散期の冬は仕事がないため、こうして特殊高所技術さんで活躍されているそうです(もちろん資格あり)

 

 

 

 

 

 

講演会

会社見学の後は、和田さんによる講演会。

創業から現在に至るまでの創業者ならではのお話をして頂きました。

 

 

宮大工だったお父様の工務店を引継いだが、仕事が激減する中、悩んだ結果、28歳の時に工務店を閉めることを決意。

 

その後、色々な仕事をやりながら30歳の時に今の事業につながる仕事に出会います。

ロッククライマーに地質調査をしてもらうという危険な仕事でしたが、その仕事の発注先の社長が

人をコマのように使い捨てる方で、そのやり方にどうしても納得いかず、2007年34歳の時に今の会社を設立されました。

 

創業当時は和田さん自身も現場に出ながら、社員教育、経理、HP作成など全てご自身でされていたこと。

 

厚生労働省が定めたロープ高所作業の法律を、既得権益を守るための法律だと知り、何度も省庁に電話、訪問し

一年半かけて法律自体を改正してもらった話。

 

会社が軌道に乗り、組織のトップとして少し天狗になっていた時期にJOCに入会し、長岡部会の先輩方を見て

自分が井の中の蛙だったことを知り、経営者としての勉強を始めたこと。

 

本当に学び多きお話をして頂くことができました。

和田さんの言葉で特に印象に残っている言葉は、

 

思考は現実化する

 

誰もができることを誰もができないレベルでやる

 

けた違いの当たり前を実践する

 

どの言葉も苦労を経験し、今の会社を作り上げてきた和田さんだからこそ聞いている私達に響くものがありました。

 

 

懇親会

講演会が終わった後は、学んだことをみんなで共有、ざっくばらんに話し合う懇親会を開催。

どのテーブルもすごく盛り上がって、みんなで熱い想いを語り合いました。

 

「和田さんの話は本当に良かった!」

「本部事業でも話して欲しい!」

「ほんまに雷が落ちたくらい感銘を受けました!」

とたくさんの喜びの言葉を聞けて、本当に和田さんに研修をお願いして良かったと思いました。

 

和田さん、卒業前に貴重な体験を後輩たちにして頂きまして、ありがとうございました!


この記事の作成者:企業研究委員会

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。