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「雛祭り 聖護院八ツ橋様へ企業訪問」

こんにちは。

壬生部会の武知と申します。


お天気にも恵まれた、3月3日。

JOC非公式ということでしたが計20名で、創業320年以上の老舗、聖護院八ツ橋様へ訪問させていただきました。


京都の代表的なお菓子のひとつ、八ツ橋。

私も学生時代や地元へ帰省の際にによく購入していましたので、とても楽しみに参加いたしました。


今回の訪問では、最初に自社で作成された会社の紹介ムービーで改めて歴史を学び、次に社員の皆様が働く現場にお邪魔しました。

お忙しい中にもかかわらず、笑顔で出迎えてくださりご案内いただきました。


後半は、様々なメディアでもよくお見かけする鈴鹿可奈子専務取締役から、ご自身の会社に対する想いや手掛けられている新ブランド「nikiniki(ニキニキ)」のことを伺いました。

鈴鹿専務は質問にも丁寧かつ気さくに答えてくださりました。

本当にありがとうございます。

今回の訪問で特に印象的だったことを書かせていただきます。


1つは、「味は伝統」の真意です。

創業当初からずっと同じ味や製法を守ることではなく、「どんな時代でも“一番美味しい”を大事に」という信念。

本質はブレずとも、時代の移り変わりや消費者の好みを敏感に察知し変化を加えていくところが、3世紀以上続いてきた証であり強さなのだと思いました。


もう1つは、会社で働く方たちが皆さん生き生きしていて会社への「愛」と「誇り」を感じたこと。

鈴鹿専務もおっしゃっていましたが、役職の垣根を越えて社員の方と出来るだけコミュニケーションをとる心がけや気遣いが皆さんの気持ちと現場の空気を育てているんだと思います。


最後は、鈴鹿専務の「まずはやってしまおう!」という勢いの良さ。

京都の人にこそ食べてもらいたい、という想いで立ち上げた新ブランド「nikiniki」は話が持ち上がってから僅か10ヶ月でオープンしたそうです。

やると決めたからには必ずスタートをさせるという強い気持ち、そこから試行錯誤して「作り手」と「買い手」が求めるものを創り上げてゆく柔軟さが、聖護院八ツ橋様の「新たな100年」を紡いでいく秘訣の1つなのかなと考えさせられました。

今回感じたことを、1つでも小さいことから自分自身取り入れていけたら…と思っております!

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。


この記事の作成者:企業研究委員長 小柳

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。