「SDGsカードゲーム」
皆さまこんにちは、40&50周年記念事業委員会の笠井勇毅(京都信用金庫)です。
私の所属している40&50周年記念事業委員会では40年の歴史の過去を振り返り、10月の記念事業を経て、10年先に繋がる活動をしています。
ですので、今回は少し未来へ向けての内容を。
「SDGs」と言う言葉をご存知でしょうか??
持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略称で、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択されました。
「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年までを期限とする17の国際目標(ゴール)と169のターゲットで構成されています。
一見、遠い世界の話で直接自分たちの生活とはあまり関係無いように感じられるかもしれませんが、私たちの日常の1つ1つの行動が世界と繋がっています。
それを体感するべく先日「SDGsカードゲーム」に参加してきました。
ゲームの内容を出来るだけ簡単に。
ルールはとてもシンプルでした。参加者はあらかじめゴール条件の決まった様々な役割を与えられ、仮想世界の中で、経済・環境・社会のバロメーターを上げていきます。最初に配られる時間とお金を使ってプロジェクト活動を行い、2030年までに個人のゴールを目指します。
当日の私の役割は金の亡者の「大いなる富」でした。普段の自分と似てる気が・・(笑)
そして全員が個人の目標達成に向けてがむしゃらに行動をしていきます。
ゲームが始まり、前半はぐんぐん経済だけが成長し、環境や社会はあまり考慮されませんでした。
しかし、後半になると経済成長は緩やかとなり、環境や社会のバロメーターが上がり、ほどよくバランスが取れて無事にSDGs達成(あらかじめ合格ラインが定められている)となりました。
また、私も含め、参加者15名中14名が個人のゴールも達成出来ました。
ゲームを振り返り、個人的な感想として。
・前半は全員が個人の目標にばかり意識が集中していた。
・後半になり、個人の目標達成者が増えてくると、誰が言い出す訳でもなく、まだ達成出来ていない人への協力や世界の課題解決へと意識が向いていった。
・最後は自分の利益を減らしてでも世界の課題に貢献する人も出始めた。
改めて、今の私たちの世界は誰かの犠牲の上に成り立っています。そして、自分1人ぐらいの行動で何も変わらないと。でも1人の行動の積み重ねが世界に影響を与えることをこのゲームを通じて実感させてくれました。
これが、企業活動となると、さらに大きな変化となっていくと思います。
私自身も日常の行動を見つめ直す、良い学びの機会となりました。
常に新しいことに挑戦し、変化し続ける京信JOC。
2030年はちょうど第50期を越えたすぐそこです。10年先を目指して今何が出来、始められるか。来る10月12日の40周年記念事業でもそんなことを考える1日でありたいと思います。
引続きよろしくお願いいたします。
https://www.youtube.com/watch?v=WXpZ-b4Qskg&feature=youtu.be
40&50周年記念事業委員
笠井勇毅(京都信用金庫 西大路支店)