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【壬生部会研修事業】

会計研修委員会 副委員長を仰せつかっております壬生部会の岡崎です。

 

10月26日、リーガロイヤルホテル京都にて壬生部会研修事業を執り行いました。

 

今年は壬生部会のOBで株式会社京都絞美京の代表取締役 松岡輝一様にご講演を賜りました。松岡社長は京鹿の子絞りという絞り染めの伝統工芸士として京都を中心にご活躍されています。

かつて日本は高度経済成長期からバブル期までの景気が好調な時期は物を造れば売れるという時代であり、どの業界も経済成長を続けていましたが、バブル崩壊を境に不況の時代に突入しました。それは伝統工芸品についても同じでした。

その不況の中でも生き残って行くため、いち早く海外に目を向け新しい絞りの形を見出されました。

ターゲットをどこにするか?

外国人のニーズはどのようなものか?

SWOT分析により強み、弱み、機会、脅威が何であるかなどあらゆる角度から物事を判断し、現在ではパリ、ミラノ、ニューヨークなど世界の主要都市で個展を開きご活躍されています。

現在世の中は物にあふれており、以前の物を造れば売れるという時代から物の本質を求められるようになりました。その本質はまさにこのJOCで学んだSWOT分析PDCAサイクルを重ねることで見えてくるものだと思います。こういった学びを身に着け、ご自身の会社や事業に取り入れ実践することで良き経営を続けていけると考えます。

私たち会計研修委員会は京信JOCの会員様すべての会社の経営にお役に立てるような研修事業を考えておりますので、今後の研修事業へのご参加をお願いするとともに会計研修委員会をよろしくお願いします。


この記事の作成者:会計研修委員長 中澤

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。