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【 これから動くおじいさんの時計 ~古いものには味がある~ 】

皆様こんにちは、例会委員会委員、JOC第19期入会、洛北部会の熊澤智也と申します。

最近寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか?

 

ここ最近は人工知能、自動化がめまぐるしく進んでいて古いものは新しいものへと言う流れに変わりつつある様に感じておりますが、逆に古いものを「再生」した私の祖父の形見の腕時計の話をしたいと思います。

 

私の腕時計のメーカーはALBAと言う約40年の歴史を誇るSEIKOのセカンドブランドで1994年~99年まで¥5,000程で販売されていた腕時計です。

 

どうやって入手したか?と言いますとある日祖父の家の整理をしてた時、処分品の中から、私がまだ使えると判断し家を管理している叔父からゆずり受けました。

 

10年位は動かないまま置いてあったと考えられます。動かそうと思い時計屋で見てもらったところ、電池のみの交換で動き出しました。そうすると祖父の生前の記憶がよみがえり感動しました。

 

祖父は大工が得意でカメラやその他電化製品も詳しく話もおもしろい人でした。

そんな祖父の腕時計は決して高価ではないのですが祖父との思い出をよみがらせる時計で私の宝物です。

 

時計は様々なシーンで時間を知らせてくれます。高価な腕時計や安価な腕時計、スポーツウオッチ、最近は携帯電話があるので腕時計自体を身に着けない方もいらっしゃるでしょう。

 

今から動くおじいさんの時計は動き出してから色んな時間を知らせてくれます。

古いものにはその時のスタイルや機能などの味がある事や思い出がつまっている事があります。

断捨離ブームでものを捨てる勇気や思い切りは大切ですが自分からみて価値のあるもの(金銭では無く)を捨ててしまわない様「再生」をする事も大切だと思いました。

 

例会委員 熊澤 智也

 

 


この記事の作成者:例会委員長 村山

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。