できる経営者は「叶えたい目標に愛称」をつけることが上手。
10月5日の新入会員オリエンテーション。10月12日の40周年記念事業おつかれさまでした。
木村代表幹事はじめ各委員会のみなさまの事業運営が最高にすばらしかったです。40周年記念事業の
祝賀会が終わったあと、私は言うまでもなくご担当いただいたホテルの方までもが、感極まって頬を
涙で濡らすほどの素晴らしい記念事業でした。
『できる経営者は「叶えたい目標に愛称」をつけることが上手 』
なぜ、できる経営者は叶えたい目標に愛称をつける?
経営者として幾多の苦難に直面しながらもディズニーランドを創設して、歴史に名を残した
ウォルト・ディズニー氏の想いを実現させるための秘訣が、「叶えたい目標に愛称をつける」
というものでした。
30代後半で「誰も見たことのない遊園地を作る」という夢を描くようになり、なかなか実現
できなかった49歳のとき、彼はその夢(目標)に「ミッキーマウスパーク」という愛称をつけ
ました。すると、それまで漠然としていた遊園地という夢に命が吹き込まれました。
具体的な名前がついたことで、誰もがイメージしやすいものとなり、ディズニー氏は、よりい
っそう、その夢を他人に伝えられるようになりました。そして、その7年後に「ディズニーランド」
が完成しました。
ディズニー氏は、
成功する秘訣は「考えること」と「人に話す」ことだと言っておられます。
理学療法士の濱 栄一氏の著書『なせ、成功者たちは「フシギな習慣」を持っているのか?』の
中で、自分が何をしたいか、自分に何ができるかを徹底的に考え、夢を描く、そしてその夢を他人に
話し共有する。これが想いを実現させる第一歩だということ。そして
そのままでは漠然とし、自分でも具体的なイメージを持てない目標に魅力的な愛称をつける。
すると描いていた目標が漠然としていればいるほど、愛称によって明確なものとなり、目標への
興味、モチベーションが高まっていく。
また愛称をつけることで、夢に一つの「顔」ができ、自分と夢という二者だけだった関係が、
第三者にも分かりやすくなります。これはまさしく、「夢を他人に話し共有する」という、
ディズニーの成功の秘訣を、より具体化している方法だと言える。
モハメド・アリも、ディズニー同様、目標に愛称をつけたことで一躍名をあげた一人で、
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」というフレーズはメディアがつけたものでなく
アリ自身が言い出したもので、「自分の理想のボクシング像」に愛称をつけたことで、
自分自身のイメージが具体化し、他人にも理解され、その結果伸び悩んでいた能力が開花
し、チャンピオンになるきっかけを作ってくれた。とおっしゃています。
さあ、夢や目標に愛称をつけてみませんか。
木村代表幹事はじめ幹事団、部会長と京信JOCで事業を通じて
数々の経営者として組手を交え、学び、そして実行され
『学び続ける経営道』を通して、地域の人に夢を与え、
地域から慕われる経営者になってくださることを、
こころから応援しております。
事務局 小森