とび太くんツアーへ行ってきました
企業研究委員会委員長の小柳です。
全国各地の街かどで見られる交通安全啓発のために設置された「飛び出し注意」の看板。。。
交通安全を願う人々と地域の団体(交通安全協会、社会福祉協議会、町内会・自治会)などが自発的に設置しているものです。
「飛び出し注意」の看板は、巷では親しみを込めて、「飛び出し坊や」とか「とび太くん」と呼ばれています。
実はどうやらその発祥の地が、私が拠点を置く滋賀県(特に東近江市あたり)だというのは最近では有名な話ではないでしょうか。
県外の友人に依頼され、この度、とび太くんツアーに行ってきました。
ドライバーに子どもやお年寄りによる飛び出し注意を訴えるこれらの看板には、誰もが知るアニメキャラクターを借用したものなど、さまざまなものがあります。
さらには、ご当地キャラ?(滋賀県らしいキャラ)も多々見られ自宅の敷地内に設置しているご家庭も。。。
また、慣れた町並みにも様々な工夫されたとび太くんも。
さらに、「隠れとび太くん」を探すことができる道の駅まであります。
現代の日本は、さまざまな面で「効率化」「均一化」「合理化」「機械化」「人工化」が図られ、整然として規格化された社会になってきました。
その一方で、隙間のない社会には人のぬくもりを感じられるような生活風景が年を追うごとに少なくなってきたようにも見えます。
そんな時代に、昭和から平成にかけて増えてきた手作り感満載の「とび太くん」のある風景は、ほのぼのとしてどこか懐かしい昭和の薫りを漂わせ、見る者の心を和ませてくれます。
「とび太くん」を愛でる感覚というのは、かつて日本のどこにでも見られた人情味あふれる生活風景に対する郷愁のようでもあり、その背景には、画一化され、殺伐としてきた社会に対する不安感からの、一時的な解放を求める心向きがあるからと考えるのは少し大袈裟でしょうか(笑)
JOCにおいても「効率化」「均一化」「合理化」を目指さなくてはならない一方で、手作り感満載、会員が自主運営する事業を通して人情味を残していかないといけないと思います。
会員の皆様にも、事業に参加するだけではなく、事業を手作りする一員となり何かを感じていただければ幸いです。
※特に珍しい巨大とび太くんと立体型とび太くん。
興味のあられる方がいらっしゃいましたらお声かけください!
位置情報をお教えします!!