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どんな大きな仕事でも、小さなことの積み上げでできている

こんにちは、広報委員会&河原町部会の今西です。

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年を振り返ってみると、学生の皆さんと話す機会が多かったなと思います。

中高生向けの講演にはじまり、高校生向けパネルディスカッション、大学生・高校生向けのサマースクールでのフリーインタラクション、会社での夏季インターンシップ生受け入れ、新卒採用など、多くの学生と触れ合うことができた1年でした。

また、12月には高校生のワークショップの取り組みで会社に取材に行きたいとのお話があり、時間の都合がつく限り、このような取り組みには対応していきたいと思っています。

 

このような学生の皆さんと話すときには、可能性を自ら狭めてしまうことなく一歩踏み出すこと、チャレンジすることの大切さをテーマに話すことが多いのですが、それと同時に伝えた方がいいと思っているのが、思い描いていることと現実のギャップについてです。

 

 

夏季インターンシップ生の受け入れ時に特に感じたことですが、「Web・ITを通して地域の振興や課題解決に貢献する」というミッションに惹かれて応募してきてくれた学生たちが、日々の業務に触れ合う中で、その作業の細かさに驚き、どうモチベーションを保てばよいか迷い始めたのです。

 

たとえば、どこかの地域の観光サイトを制作するとなると、山ほど観光スポットを登録する作業があったり、いろんなデバイスで表示がおかしくないかや機能がきちんと動いているかをテストしたり、公開するまでには数多くの細かい、とても面白いとは思えない作業が待ち受けています。大きなプロジェクトになると、さらにその作業は多くなり、期間も長くなります。

 

学生のうちは、どうしてもそのような作業に触れる機会は少なく、出来上がって世間の目が集まっている姿を見て、そこに魅力を感じることが多いものです。ただ、そこに至るまでのプロセスは、どんな大きな仕事でも、小さなことの積み上げでできていると思っています。

 

そんなときには、スポーツ選手やアーティストに例えて、話をします。あの有名なサッカー選手も、ヨーロッパで活躍するようになるまでには、何回基本の練習をしたか。そしてそれを今も陰で続けているか。あの有名なアーティストも、何度曲を作り直したか、どれだけギターの練習をしたか。

 

あまりこちら側の話ばかりをすると面白くない話になってしまいますが(笑)、夢や希望といった理想を持つことの大切さとともに、その理想を持ちつつ現実を生きることの大切さについても、伝えていけたらと思っています。


この記事の作成者:広報委員会 今西

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。