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インターネット業界で生きることを決めたきっかけ

こんにちは、広報委員会&河原町部会の今西です。

今日は、9月11日です。

 

あの日、私は高校生で、デトロイト経由で行ったカナダでの研修旅行から帰国して、2週間ほどたったときでした。

家族で外食をして、家に戻ってテレビをつけると、炎上しているビルの前でアナウンサーが叫んでいます。

なんの映画がやっているのだろう?というのが、最初の感想でした。

他にどんな番組がやっているかと思って、他のチャンネルに変えてみても、同じ映像が流れています。

そこで気づきました、これは現実に起きていることだということを。

2週間前まで近くにいて、通った国が、とんでもないことになっていて、高校生だった自分はそれまでの人生で一番の衝撃を受けたことを覚えています。

 

それからしばらくたっても、分からないことがありました。

あの実行犯たちは、自分の命を落としてでもあのようなことを起こしたわけです。

自分の命を落とすほどの恨みとはいったいどんなものだろうか、ということが分からずにいました。

 

大学に入り、国際政治や国際関係、平和学など、その答えを知ることができそうな授業をとるとともに、広島の原爆被害者の方にお話を伺いに行ったり、東京の国際学生シンポジウムに国連のテーマでディスカッションをしにいったり、できる範囲でいろいろと動いてみました。

そして、テロを生み出す要因は1つではないこと、とても複雑な要因が絡み合っていること、それらは容易に解決できそうなものではないことを知りました。

 

問題の大きさ、複雑さを前に、この問題に対する具体的なアクションをできずにいましたが、それでも就職活動の時期がやってきます。

このような問題に取り組んでいるNGO・NPOなどの組織をはじめ、多くの業界を見ました。

 

そこで、今のインターネット業界で生きることを決めました。

この業界では、ネット環境と、PCと、知識さえあればビジネスを起こすことができます。

インターネットが普及していなかった時代では考えられないほど、ビジネスの立ち上げが容易にできるわけです。

世界の貧困問題が改善する手段になるかもしれない、それらが影響する他の問題も100%の解決は無理でも良くなるかもしれない。

このインターネットが与えるであろう社会への大きな影響を、良い方向に持っていきたい、そう思ってこの業界で生きることを決めました。

 

今、フィリピンにいる人が日本人向けにネットを通じて英会話を教えるサービスなど、思い描いていたサービスや仕組みが実際にできてきています。

弊社ではまだ、上記のような取り組みは直接はできていませんが、この業界だからこそできることで、世界がよりよくなるための取り組みをしていきたいと思っています。


この記事の作成者:広報委員会 今西

※本記事は、各会員が、思い思いに書いておりますので、京信ジュニア・オーナー・クラブの正式見解ではありません。